ブレーキフルード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
購入後3年間無交換で麦茶みたいな色です。
以降フロント中心の手順ですが、リアも同じです。
2
交換に必要な道具は
・ワンマンブリーダータンク
写真のものはアストロ製ですが、新しく購入するのであれば、ホースとワンウェイバルブの箇所だけのものがあるので、ボトルはペットボトルで十分なのでそちらの方がおすすめです。
これがあれば、一人で簡単に作業ができます
・9mmスパナ
キャリパーのバルブの開閉に必要です
・スポイド的なもの
あれば良しレベル。今回は100均の化粧品用の注射器があったので使いました。用途はリザーバータンクの古いフルード吸い出しで、この手順も必須ではないで無くても可です
とそこまで多くはありません。
はじめてでも1時間以内
慣れれば30分ぐらいでしょうか?
3
フルードはマジェスティーSはDOT4です。
1リットルで1,000円しない激安品です。
使用量については最後に触れています。
注意点はフルードにはDOT「3」「4」「5」「5.1」等のグレードがありますが、各グレードで互換性は無いものと考えて下さい。
必ず、元と同じものを交換する必要があります。
4
まずは、リザーバータンクのプラスネジ2本を外します。
注意点は、意外とナメやすいネジなので、ドライバーのサイズと使い方(押す力と回す力で押す力が大事)に十分注意しましょう。
5
フタを外すと白いプラスチック製パーツが見えるので、手でめくります
6
ゴム製のダイヤグラムも一緒に取れました
7
フルードとご対面です。
ここに新しいフルードを継ぎ足して入れ替えるので先にリザーバータンクの古いフルードを抜き取ると効率的に交換できます
8
100均の化粧品用のスポイドで抜き取りました。布的なもので吸い出しも可能ですが、タオル等繊維が残る可能性があるものはやめておいたほうが良いですが。
この手順は必須ではなく、ブレーキフルード交換時に先に抜いてから継ぎ足しても可です。
このときブレーキレバーを操作するとエアが噛みリカバリーが大変なので注意しましょう
9
新しいフルードを入れておきます。
何回か継ぎ足しするので量は適当です。
10
キャリパーのバルブにワンウェイバルブのついたホースを接続します。
ワンウェイバルブには方向が決まっていますので矢印が排出される(キャリパー反対側)を向くように注意が必要です。
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バルブを9mmスパナで緩めます
(バルブを上から見て反時計回りに回すと緩みます)
少し緩めるだけで十分です。
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ブレーキフルードは塗装にダメージを与えるので養生しておきます
13
ブレーキレバーを操作すると、古いフルードが出てきます。(写真はリア)
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数回レバーを操作し、リザーバータンクに新しいフルード継ぎ足す手順を繰り返すと、出てくるフルードの色が新品の色になったら交換完了です。
キャリパーにあるバルブを締めます。
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新しいフルードはリザーバータンクの内側にある線まで入れます。
心持ち多めでフタを締めたら軽く滲んでくるぐらいがおすすめです。
16
キレイになりました。
最後に大事なポイントです。
フロント、リアの順番はどちらからでも良いですが、必ずどちらか片方が終わった時点で試走しての動作確認を行いましょう。
作業ミスでエア噛み等の問題があってももう片方が正常なら重大事故を防げるからです。
試走についてもエア噛み等の症状がスグに出ない可能性もありますのでできれば数キロ以上は走行してはじめは軽め、数回正常であればキツめのブレーキ操作での確認をしてください。
17
最後にフルードの使用量です。
コレが、フロント、リアの合計の交換量です。
300ml弱でした。
余るのがわかっていたので交換時に結構贅沢に利用してこの使用量なので最小限であればもっと少ない量で交換できます。
リアの方が配管の長さの都合でフルード量は多めに必要になります。
フルードには吸湿性がありますので長期保管に向かないので次の交換を来年にして消費するか、廃棄して次回新品を購入するか毎回悩みますね。
皆さん、余ったフルードはどうされておられますか??
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