
私の抱える問題点をシリーズ化します。
お付き合いください。そしてアドバイスやコメントなどありましたらお手空きの時にでもお願いします。
ちゃんとした車を作られている方にはあまり関係ありません。予めご了承お願いします。
第1回 ブレーキ(ノックバック)トラブル
この現象にたどり着くまでににフルード、パッド、ABS に疑いを掛けていろいろ遠回り(皆さんに言われる)したような気がします。
- フルードは、毎回全容量交換、7Lは使っている。(走行前毎回)
- パッドは、R35純正、ENDLESS CC43 → ENDLESS CC38 → ENDLESS CC43(戻)
- ABSユニットは、プロショップの社長さんに故障じゃないと言われてユニット交換。(高かった)
このスーパーチューナーは、白煙吹いただけでどこのトラブルか原因をすぐに当てる凄い方です。(でも現場では....)
- マスターバックへのワンウェイ入りホースなど一式交換。
でも、FSWのプリウスコーナーで「ペダルタッチが深くなり」焦りました。(涙)
https://minkara.carview.co.jp/userid/178672/blog/28839777/
で記載したところ、たじま~るさん、うめださん、ま~ちん♪さんからコメント。ノックバックって何!!と思い検索してみた。
また、春道さん、ブル~GOGO(同じ問題抱えていた)、Type Bさん、若手整備士君、日産S&K工場長、ショップ経営者のWさん、Hさん
最速ドライバーOさん、からアドバイスを頂き、
「ノックバック現象」にたどり着きました。
FSWのプリウスコーナーとは、DUNLOPコーナーからステアリングを左右に切ります。
これらの問題は、FSW 2分5秒を切ってから顕著化しました。
私なりの考えを述べます。
アドバイス等をお願いします。
【現象】ノックバック現象(knock back)
FSWの特定コーナー(プリウス)で発生する。パッド交換後のペダル踏み込む感じのスポンジーという表現で表すことが多い。
かつ、FSWのストレートエンド、DUNLOPコーナーのフルブレーキングでは問題なし。最終コーナーでも抜けることはない。
DUNLOPコーナーでは縁石(洗濯板)によく乗ります。ここから13コーナー、プリウスまでステアリングは左右に激しいGで切
っていきます。13コーナーではフロントタイヤに加重をかけるブレーキング(チョン~)をします。
その後のプリウスに向かって踏みッ派するので左旋回しつつ奥でブレーキング(ギュ~)します。
ここで、ブレーキ抜け(スポンジー)になります。
ノックバックの流れとしては、(これはハブベアリングの原因の例)
1 横Gがホイールに掛かると、取り付けられているハブベアリングに、ガタが発生する。
2 ガタが出ると、ハブとホイールの間に挟まれている、ブレーキロータにも、振れが発生する。
3 ローターが振れると、ローターをはさんでいるブレーキパッドを、外側へ振れた分だけ押し戻してしまう。
4 そして、コーナーが近づきブレーキを踏むと、押し戻した分のブレーキパッドが、元の位置に戻るまで、ブレーキが、「スコッ!」と抜ける。
5 やっと、ブレーキが効き出す。
という、理屈なのです。
図でいうと以下。
http://www.advicsaftermarket.co.jp/support/brake/detail/11/index.html
R35キャリパー+V36純正ローター パッドは、ENDLESS F:CC38/CC43 R:MX72
ブラケットは、BFR製でとてつもなく頑固。これがよじれることは考えられない。
最初は、ベーパーロックと思い、毎回、エア抜きorフルード交換 ACRE,RG,DIXCEL,ENDLESSでも発生。
すべてドライ沸点340℃前後の品。
次は、パッドフェードですが、FSW セクター3でロータが冷えないと思った。パッドの温度域は、150-800℃
V36ローターは、ヒートクラックが凄い。ストレードエンドでは導風板のおかげで冷えていると考えました。
【原因】いろいろな原因がマイナス方向で協力していく様です。
剛性不足によるブレーキシステムの何処かで起る一時的な歪みです。
例えばブラケット、ローター、キャリパー、あとハブの消耗も可能性としてはあるとのこと。
① ハフベアリング、ハブ、の磨耗・消耗によるガタで発生。
→ タイヤを揺すってもガタらしき状態は感じ取れない。(私の感覚)
参考:ハブガタは、自分でチェックしても、タイヤ屋でチェックしても、問題なし。
② V36ローターの歪みから振れによるガタで発生。
ローターも温間と冷間で大分違うらしい。それは、凄まじいヒートクラックが物語っている。
参考:ローターの状態は、以下でヒートクラックが凄い。だけれども、厚み32mmで減りなし(ある意味凄い)
以下は、PFCのブログ(参考)
http://pfcjapan.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-943a.html
③ ハブ面の剛性が足らない。(某チューニングショップ経営者)
【対策】一カ所づつ対処し、真因究明を行う。(予算的にも厳しいので)
①③ ハブベアリング、ハブ、ボルトなどの交換。(一般的な対処)
もう、12年経っているので、予防保守的な交換もいいかもしれません。
予算的な問題もあり、ガタが確認できないかぎり、実施しないというかできない。
C:手で触ったら分かりますよ(日産K工場長)→点検してもらおう。
参考:ハブベアリング、ハブだけで部品代6万(フロント) 工賃は高いだろーな
② ローターを交換してみる。(一般的な対処)
V36ローターは、\1万/枚ですが、今のLAP Timeの走りだと消耗が早過ぎる。または、パットとの相性。
研磨は、\8000/枚なので、新品購入か?? 削る量もあるので........
C:V36ローターはそれ自体厚く重いので冷えにくい。プロミューのZ33用は薄くて冷えそうとアドバイス。(\12.5万)
C:R35純正ローター導入。一度R35純正品(中古)でTESTしてみる。あとのコストが.......
④ ブレーキング技術
発生場所が特定されているので、「左足でダフる」などで対処する。
素早い2回踏みブレーキング技術を身につける。
※ 運転技術のカバーは難しいです。
⑤ アンチノックバックスプリングで対処 (私が考えた対処)
http://deck-japan.co.jp/product/?p=1171
■ローターやハブの振れによってペダルストロークが深くなってしまう、ノックバック現象を防止し安定したブレーキングを可能とします。
■比較的安価にブレーキ性能の向上を図ることが出来ます。
■キャリパーピストンに組み込むのみで効果を発揮します。
C: 引きずりなんか心配ないですよ。(DECK) と電話で聞きました。でも、周りにレビューがないので心配だ。(小心者)
→ OH作業になります。R35キャリパーってフロントいくらするのかなぁ(汗)
R35のブレーキOHキットはBNR34ブレンボよりも何故か安い フロント\10,700- リヤ\8,590-
参考 BNR34 フロント\13,000-、リヤ\5,190-
マスターシリンダーもOHか Ohキットは、\8,460- マスタシリンダーASSY \30,000- (値段は税別)
アンチノックバックスプリングは、AP製用の6potが\21,000-
⑥ 大容量マスターシリンダ
マスターの容量不足かも??
大容量マスターシリンダーで一気に解決するのでは??。(某経営者) フカフカがフカになれば、効果あり。
NISMOではR35キャリパーキットで問題ないと広報している。→ブレーキング技術の差ですね。
ASの大容量マスターシリンダー(\7.2万)は、純正シリンダーのPバルブの移植が必要です。
純正品の○○○○○のが9/8インチみたい形状確認。○○○○のがつくらしいが情報収集済。BNR34は、17/16インチ。
っていうか、現在のマスターシリンダーもOH必要だったりして。ASSYで\3.0万だったと思う。OHキットは\8.5千位。
⑦ キャリパー交換
ENDLESSの方々にはブースにて相談させていただいております。
いつも、「モノブロック」ならという答えです。
考えてみると、最初から投入(資)していても良かったのではないかと思う今日この頃です。
RacingMONO6&6r \134.4万 です。
止まる事への値段。信頼性の値段。う~ん!!
参考までにR35導入理由は、NISSANでメンテナンス(部品)できる。V36ローターコストを選択しました。
ということで、「⑦」で決定したがいが、無理なので org
②、④、で対策。⑤のアンチノックバックスプリングは、まじめに検討中。(情報収集中)
ブレーキ最終形のR35ローター流用です。
ハブ関係のガタならば、ローター大径化することで更にマイナスなノックバック現象を引き起こす筈です。


あ~疲れました。
以上
【参考】
S&Eブレーキ株式会社
http://www.advicsaftermarket.co.jp/support/brake/index.html