懲りずにNik Software Collectionsを使用したクルマの画像仕上げ覚書。
※以降、他の方の参考にもなるよう、『』内はColor Efex Proのフィルタ名です。
※以下は個人的な感想です。個人差・個体差があるので、すべての人に実感できるものとは限りません。万が一の参考にでもなれば幸い。
Nik Software Collectionsは、コントロールポイントというフィルタ効果を限定的に働かせる非常に強力な画像処理スキームを搭載しています。Photoshop等ではレイヤーを使って複雑に処理しないとできなさそうなことが、わりと直感的にできて便利です。一昔前は1ソフトウェアにつきン万円という、全部揃えるにはちと懐が痛むのが悩みどころだったのですが、Google社に買収されて、Collection版が20K未満で入手できるようになったのは、個人的には画期的出来事でした(しかも既存ユーザは一個でも持っていれば他全部タダ!)。
宣伝はこれくらいにしておき、というわけで、ランプ類の処理についての覚書。
人形は顔が命といいますが、ポートレイトなんかでは目が命。ピントを目に合わせるのはクルマでもだいたい定石といってよさそうです。さらにシャープな感じにすると画がひきしまりますので、例によってフィルタ処理してみます。
<お題:ホイールを『ブリーチバイパス』でメタリックにしたところまで>

→今回は、目に命を吹き込みます(大袈裟)。
1.『コントラストオンリー』を適用

→手順は『ブリーチバイパス』のときと同じで、左パネルから『コントラストオンリー』を選択し、コントロールポイントをランプ上に配置します。

→するとこうなります。これで一旦保存。
2.Sharpener Pro3 Raw Presharpeningで開きます。

→Color Efex Proと同様、コントロールポイントをランプ上に配置します。

→で、結果こうなります。ピントが甘くなってしまった画像も、ある程度救えます。
こいつは人の目にも(黒目に深みをもたせつつ、目全体をシャープに)応用できたりします。
小さい画像だとちとわかりづらいですが、目が引き締まると画像全体も引き締まります。一般的に。。。
ちなみに、エンブレムあたりにも若干シャープネスをかけています。
RAW現像時にシャープネスをいじるのが吉か(自分の場合はCapture NX2を使用)、Nik S.C.で後処理するか、どちらがよりよいかは微妙なところですが。。。
もう一度並べます。
<適用前>

<『コントラストオンリー』を適用>

<Sharpener適用>
別画像でのサンプル。広角側で撮った画像です。もともとシャープに写るレンズなので、余計なことせんでもいいんですが、さらにアンダー気味の露出なので、『コントラストオンリー』を適用するか否かも微妙なところですが、とにかくやってみます。
<処理前>

<『コントラストオンリー』適用>

<さらにシャープネス適用>

<参考:シャープネスのみ適用>
違いがわかりにくい。。。サンプル選び失敗しました。スミマセン。。。
Posted at 2013/05/20 23:00:43 | |
トラックバック(0) |
カメラ | 日記