リアサススプリングカット

とにかくプリロード掛かり過ぎのリアスプリングを少しカットしてみました。

左サイドカバーを取り外しフレームカバーのネジ3箇所を外しカバーを少し浮かせればソケットにエクステンション噛ませリアショックのトップボルトに真っ直ぐに直接アクセスできます。
これをしないで若干斜めの角度がある状態でボルトを緩めようとすると、大きいトルクで締まっているのでボルトの頭を舐めますよ。
下側のボルトを緩めるにはステップホルダプレートを外したほうがやりやすくなります。
ショックのトップボルトとアンダーボルト、フレーム側のリンクボルトを緩め、ボルトが抵抗なく抜けるよう、メインスタンドをかけて地面とタイヤの間に噛ませ物をしてボルトを抜きます。

スプリングの間に輪にした丈夫な5mm綿ロープを通しM12X130mmのボルトに5/16ターンバックルを通しナット反対側にもナット、ターンバックル、ナットの構成でアブソーバーの底にねじ山傷が付かないよう養生して、左右均等にターンバックルを締め上げていくとスプリング上部に隙間ができます。
隙間に見えるバンプラバーをズリ下げアッパースプリングリテーナーを抜き、ターンバックルを緩めればスプリングが外せます。
ショックの上下に座布団を何枚も重ねたものを置いて事故防止対策をしましたが、あくまで自己責任の作業です。
つべの動画ではM10のボルトをサス取り付け穴に通していましたがM10ではボルトが負けて曲がります。

万力に外したスプリングを固定してディスクグラインダーで一巻きほどカットした後、座面の収まりが良くなるように下面を削り、逆の手順でスプリングをショックに装着するのですが、ストローク量を確保するためバンプラバーは7mmほどカットしました。
そしてバンプラバーの取り付けを忘れずに！、下面を削っても斜めになるので、ロープを掛ける位置を工夫してなるべく斜めにならないようターンバックルを締めていきます。元通りリテーナーが入ったら、斜めに噛んでいても叩けばうまく収まります。