単二のブログ一覧

気がつけば5000kmを超えていましたよ、と。

２度目のオイル交換、どうしようから。

※当初「３か月」って書いてましたが大間違いでした。まだ２か月と２週間だよ……(-｡-;)

早咲きの桜を映して。

そうそう、一昨日のCX-3について、ひとつ書き忘れたことが。

それは、ディーゼルサウンドについて。

試乗車には、i-ELOOPが非装着でした。ということは、セットオプションの「ナチュラル・サウンド・スムーザー」も非装着だったことになります。しかし、実は当初「この車両には話題のナチュラル…が装着されているに違いない！」と思ったことをご報告しておきます。それくらい明らかに、わがデミオAWDよりも静粛性が高かったのです。特に低中速域でのそれは、お世辞抜きでガソリン車と錯覚しそうなほどでした。

逆に言えば、高いお金を出して装着せずとも、十二分に静かなクルマがCX-3だと言い切れます。もっともAWD仕様は未確認なので、あくまでFFの話ですけど。

写真は試乗先でのワンカット。こうしてCX-5と並べてみると、CX-3がしっかりコンパクトにまとめられていることがよく分かります。

偶然出くわしたCX-5の方、勝手に撮ってゴメンナサイ。(^^;)

ちなみに昨日、「パナソニック」と書いた、「ナビゲーション用SDカードPLUS」ですが、こちらの記事では富士通テン製……もとい、「ミックウェア」製と書かれてる。うーむ。

パナ……のソースはディーラー営業さんのコメントなのですが、実際のところどうなのか私にはまだ分かりません。ミックウェアというのは、スマホ向けのナビ開発とかをしている企業のようですが、知名度は「？」という感じを受けました。実力はどうなのかなぁ。

はてさて、真相はどうなんでしょうねぇ。(^^;)

太っ腹な関東マツダさんが絶賛開催中の「1DAY乗りホーダイ」。早速申し込んで、お世話になってるディーラーから、CX-3を借り出してみました。

細かいグレードまでは希望できなかったのですが、用意されていたのはFFのXD Touling L-Package。しかも話題のMRCC搭載車でした。ヤッホー♪

ディーラーに出向くと簡単な確認書類にサインして、すぐさま乗り出し。

コクピットの雰囲気はいつものデミオとそっくりですが、車高アップに伴う着座位置の変更はじめ、全体にアップライトなポジションとなっていて、それがまたCX-3を操る上でしっくりきます。最近のマツダのドラポジへの拘りは本当に見事ですね。

路上へ出て、アクセルをひと踏み。　か…軽い！

自分のAWDデミオとFFのCX-3では、車重としてはCX-3の方がやや重い筈ですが、250Nm→270Nmへと強化されたトルクと、駆動系の負荷による違いでしょうか、微小開度からしっかりと車体が前へ出て行きます。昨年試乗したデミオDのFFとの比較でも、そのフィーリングは同等以上に感じられました。

そして一つ、二つと交差点を曲り、やがて東名高速のICに差しかかる間にハンドリングをチェック。これも優秀です。18インチの大きな靴を見事に履きこなしていて、バネ下のドタバタ感もありません。

そして高速へ。ここでMRCC（マツダ・レーザークルーズコントロール）の出番です。
デミオではメーター読み103km/h程度までしか設定できないクルコンにガッカリし、このMRCCにも大した期待はしていませんでした。しかし！　実際に使ってみると、メーター読みで115km/hまでの設定が可能で、これなら十分交通の流れに乗って、楽ちんなクルージングが満喫できます。前走車との車間維持も実にきめ細かく、これは本当に素晴らしいです。

ただ、低中速ではピックアップの良さが好印象だったエンジンは、速度域が上がると少しパワーカーブがフラットになるように感じました。デミオ（私のAWD）の場合は逆で、低中速では少々かったるい面がありながらも、中速域以上でグッとスロットルを開けると、そこから背中を押されるようなパワー感が味わえます。このあたりは、同じエンジンの限られたパフォーマンスを、どこにどう振り向けるかという味付けの違いなのかもしれません。

さて、高速を降り、山坂道でもMRCCを試してみたのですが、何とここでも実用性は十分。通常のクルーズコントロールでは、直線で快適な速度に設定すると、とかくコーナーでオーバースピード気味になりやすいのですが、MRCCの場合、前走車が減速するのに合わせて巧みに減速してくれるので、実に安楽に走ることができます。ヘアピンコーナーなどでレーダーが前走車をロストしたり、速度が落ちすぎた場合にはMRCCが自動的に解除されることがあるのと、単独走行の場合には上記の限りではありませんが、高速以外でも結構使えるな、という印象を受けました。

それから、小さなことですが、電動格納式ドアミラーのスイッチが、デミオでは角度調整ノブを180度近く回さないと格納できなかったものが、CX-3では開閉用に独立したスイッチが用意されていました。これもいいなぁと思った点です。て言うかダメじゃんデミオ！！

そうそう、マツコネのナビゲーションシステムも、SDカード「PLUS」というのにバージョンアップされていました。未確認ですが、ナビ部分の開発をパナソニックに切り替えたのだとか（ホント？）。確かに地図の見た目は従来と別物になっていて、その内容もより新しい（今回走った圏央道の新規開通部分（海老名〜寒川）も点線ながら記載）ようでしたが、ナビ機能の違いについては深掘りできませんでした。ちなみにデミオなどの既存車両についても、今年半ばにかけて順次バージョンアップの通知が来るみたいです。

今日は東名で横浜青葉から御殿場へ。一般道で山中湖を経由して八王子まで戻り、圏央道→新湘南バイパスとつないで、さらに横浜新道を抜けて帰着。高速６、一般道４というイメージで240kmほどを走った平均燃費は19.3km/l。横浜新道の渋滞などを思えば、これはリッパな数字じゃないかと思います。

いや〜、思った以上の仕上がりでした。デミオに比べれば鈍重な走りをイメージしていたのですが、まったくそんなことはありません。思わず「乗り替え……？」という言葉も脳裏をかすめましたが、考えてみれば100万円近い価格差があるんですよね。要は格上の存在なのです。うん。（＾＾；）

とは言え、この値札を「高い」と感じさせない仕上がりになっていることは間違いありません。気になっている人にはぜひぜひ試乗してほしい１台です。今回のキャンペーンはまだ開催中なので、関東マツダ営業エリアの方はぜひ！

ディーラーへと戻り、自分のデミオに乗って帰る瞬間が少しだけ心配だったのですが、デミオにはしっかりデミオの良さがあることが実感できました。ひと安心です(^｡^;)ﾎｯ!