
次の夏季休暇もまたおでかけしたいな~と思っていた矢先、令和6年度付で部署を異動してしまい、そこでの業務がまあ大変。
有給休暇を1時間も取れない激務が今も続いているのですが、それゆえ8月頭に体調不良でダウンしてしまい、それを夏休みに使ってしまったので、夏休みらしい過ごし方が出来ない状態が続いていました。
そんななかの10月、3連休があるではありませんか、夜は涼しくなって車中泊しやすく、天気も良さそう。
というわけで、10月の連休を使って今年も旅人になってきました。
今回のエリアは京都丹後半島~福井県全域。
今回、旅の参考にしたのは、好きな旅人系youtuber(こつぶちゃん、Ruriko、とったび)のほか、旅色、OZmall、HANAKO、ふくいドットコム、キリトリップ、福いろになります。
やはり北陸新幹線の延伸により、[福井県 観光]で検索すると、県をあげて本当に総力的にプロモーションしているのが本当によくわかります。
ですので、なるべくたくさん巡れるように計画を立てていきました。そして、折角福井県に行くならばと、上司からお勧めされていた京都の丹後半島にも寄ってみることにしました。
今回の到達目標は80ヶ所。これをほぼ3日で巡ります。相変わらず余裕のない、時間に追われる日々でした。
(クルマを降りて立ち寄ったスポットのみを紹介していきます)
R6.10.11~R6.10.14
DAY 0
この10月に入ってからの残業が、ほぼ毎日22時越えというなか、3連休というただでさえ短い旅なので、金曜日だけは絶対に定時で上がると気合いを入れて、仕事に臨んでいました。
そして、金曜日の業務時間終了後、今年度初めて定時で上がることができました。もはや奇跡!
職場の上司に出発のご挨拶をして、17:30に出発。
アポロステーション セルフ興津川SS
静岡県までは下道で進んでいき、新東名に乗る前に満タン給油。
ひっさしぶりの高速道路をまたずーっと走れる!
今回の高速道路のお供は日向坂46の最新ライブDVD。
(妹に誕生日で贈ってもらいました、こんな兄でスマンな、お土産たくさん買ってくるから)
わざわざ新東名を使うのは、中央道と違って車線が多く起伏も少ないので、法定速度が伸びるところ。
それはそれはテンションが上がってアクセル踏んでしまいます。
DVDの映像でカラオケを楽しみながら300kmほど快調に飛ばしていたところ、滋賀県で突如渋滞発生。
工事渋滞で30分以上もノロノロでした。
その後、しばらくして京都府入り。京都は目的地までが1車線の対面通行に加え、京都府の形のとおり北西方向に横断していったので、とにかく遠く感じました。連日の残業もありさすがに疲れてきてしまいました。
しかし、職場で買っておいたヤクルトのタフマンを注入して、すぐに元気復活!
和光 橋立インターSS
無事に、最寄りの与謝天橋立ICを降りて給油。当初の見込みでは、静岡から京都までで燃料ギリギリだと思っていましたが、実際の消費燃料は半分ちょっと(24L)でした。
25:00、道の駅 伊根の里に到着。ここまで無休憩、7時間半の連続走行も至って平常運転。
仕事が終わった後でも行けるもんですね。
移動時間がもったいないという考えは当然あるとは思いますが、逆に私は7時間も好きに自由に運転できることに幸せを感じています。ですので、クルマを単なる移動手段と思うことはなく、時間がもったいない等と感じることもありません。
むしろ、翌日の日中の活動可能な時間帯に移動で終わってしまうことの方がもったいないと思っています。ですので、いつも前日の夜のうちから現地入りをしているのです。
本日の走行距離、521km。
DAY 1
伊根の舟屋
朝5時半に起きて、道の駅から見える景色に、すぐ目が冴えました。そして写真撮影のため、すぐに移動を始めました。
風光明媚な海の景色を望む小さくて閑静な漁村。
湾に沿って海面すれすれに2階建ての木造船倉兼住宅が立ち並んでおり、この辺り一帯は、重要伝統的構造物群保存地区に選定されています。
しかし、集落を通る道路は車一台がやっとの超激狭もあり、日中に前から後ろから車が来ていたら本当に大変だろうなと思います。
早朝にも拘わらず、釣りをしている人が大勢いて、なんだかその場所だけが時間の流れがゆるやかになっている、そんな雰囲気でした。
その後、他部署の上司のご家族が京丹後市出身との話を受け、どんな雰囲気か折角なので少し寄り道をしてきました。
天橋立
言わずと知れた日本三景のひとつ。
陸から海から高所から、全長3.6kmの砂州に約6,700本もの松が生い茂る珍しい地形で、何千年もの歳月をかけて自然が作り出したものとされています。
最近では、[天橋立まち灯り]として、夜間はライトアップされているらしいです。
それにしてもさすが観光地。天橋立周辺に一日いることもないだろうに、周辺駐車場は個人経営で呼び込みをしていて、どこも終日料金。
離れた場所にある県営駐車場でも終日700円、私には高いですよ。この旅で一番高い駐車料金でした。
これで、宮城県松島、広島県宮島に続き、日本三景を全制覇!
まぁ個人的な感想としては、天橋立は日本三景として1度は訪れておきたかったのですが、規模は小さいですが、以前にドラマ(ラブレター 愛の劇場)を観ていたこともあり、小豆島のエンジェルロードを生で見た時のほうが感動は大きかったです。
潮の満ち引きによって現れるエンジェルロードを渡ると願いが叶うとされています。私はこちらのほうがオススメ。
道の駅海の京都宮津
田辺城資料館
マンホールカード品切れでした。
舞鶴赤レンガパーク
調べると、全国的に赤レンガの建物は各地にあるようですが、私が過去に訪問したのは、横浜赤レンガ、半田赤レンガの2ヶ所で、この舞鶴赤レンガで3ヶ所目になりました。
高浜町上水道センター
SEE SEA PARK
名前と建物のスタイリッシュさから興味本位で立ち寄り。
屋内は地域のちょっとした展示品と軽食や洋服、観光案内所のような雰囲気に、勉強スペースが備わったような施設となっていました。
金ヶ崎緑地(敦賀鉄道資料館(旧敦賀港駅舎))
人道の港敦賀ムゼウム
気比神宮
1300年以上の歴史を有し、古事記や日本書紀にも掲載されていたとのことで、敦賀を代表する観光スポットのひとつ。地元では親しみをこめて「けいさん」と呼ばれています。
日本三大木造大鳥居のひとつとして、奈良の春日大社、広島の厳島神社と並んでいるそうです。また、この大鳥居は国の指定文化財に指定されています。
ちえなみき
今回の観光の目的となった、北陸新幹線の敦賀駅までの延伸に伴い、敦賀駅はどんなものかを直接見てみたくて来てみましたが、そんなことはすっかり忘れてしまい、駅の外観だけ写真におさめて、隣接している商業施設へと足が伸びていきました。
ちえなみきとは。
書店でも図書館でもない、新たな知の賑わいとして、本当にいろんなジャンルで3万冊の本に囲まれた市民の学びの交流拠点とされています。
本の並び方がとても新鮮でスタイリッシュ。カフェや学習スペースもあり、施設内はたくさんの人で溢れていたため、なかなかいい写真が撮れませんでしたが、一見の価値はありそうです。
変なはぶたえ(生もっちプリン)
プリンではあるものの卵を使用しておらず、代わりに餅粉が使われているので、とても不思議な食感を味わえるプリン。福井の名産[羽二重餅]なので、味はプリンというより甘いお米に近い感じでした。
また、店名もそうでしたが、モニュメントもなんだか不思議でした。
越前たけふ駅・道の駅 越前たけふ
道の駅が本当の駅と同じ場所にあるなんて非常に珍しい。
越前和紙の里卯経立の工芸館
ヨーロッパ軒 神明分店
以前に[バナナマンのせっかくグルメ]で紹介されていたお店の分店。
テレビで紹介されていた時からとても混んでいるという話を聞いていたので、朝昼食べていない超絶お腹を空かせた状態で向かいました。
と、凄いのが、ここまでの計画。17時の開店と同時にこのお店に入ることを目標にこの日は朝6時から活動していました。
そして、このお店に入店したのが17:15。あれだけたくさんの距離を走って、たくさん立ち寄って、ヨーロッパ軒手前で軽く渋滞していたとはいえ、わずか15分の差しかなかった。
車移動でこんなに時間通りに巧く計画を履行できたことに、自分でも驚いていた。
話は戻って、お目当てのソースカツ丼。
ここのカツは薄切り肉に衣をまとわせてしっかりとした味付けのソースがご飯に乗っています。
説明は本当にそれだけ、どんぶりに入っているのは白米と3枚のソースカツのみ。シンプルだがそれがいい。
美味しかったです、ごちそうさまでした。
福井駅周辺
1日目の行程を終え、ここからは自由時間。
山梨から遠く離れているからか福井県にはあまり馴染みがなく、田舎なイメージがありましたが、県庁所在地周辺は思っているよりもはるかに都会でした。
どうしても甲府駅と比べてしまいますが歴然。とても綺麗な印象で夜も様々なイベントが開かれ、立ち止まっている人が多かったです。
それに福井と言ったらやはり恐竜ですね、行ったことなくてもイメージはありました。
ティラノサウルスさん、どうも初めまして。近くに行ったら反応して動き出して吃驚。
福人喜・福福館
ここでお買い物タイム。
もともと職場の方々にお土産を買っていこうと調べていた物が、現地に来ると値段が全然違っていた。調べていたデータが古かったのかな。
ここへ来て改めて考え直す。1時間以上吟味、そしてせまる閉店時間に掃除ロボットに追いかけられる私。
しかも、車を停めた立駐がこの売店と連携していなくて、2万円近く買ったのに、割引にならなかった。
立駐にしても地下駐にしても、最近のスロープの角度キツくないですか?まるでそそり立つ壁のように見えるので、車高短だと擦るかもしれないのですが、いざ覚悟して斜め進入すると、なぜかスポイラーも腹下も擦らないのはなんでだろう。
自宅の駐車場はこれより全然緩やかなのに擦ってしまうので隣地に停めているというのに。本当不思議。
極楽湯 福井店
昨今のエネルギーコストの影響なのかもしれませんが、スーパー銭湯として入館料950円は少々お高め。
昨日は仕事終わって京都まで走る完全な移動日で、到着時間も遅くまわりに施設がないためお風呂に入れませんでした。
ここの露天風呂にはテレビが備えられていて、キングオブコント2024の決勝戦を観たり、天然ハーブを用いた沐香蒸風呂(サウナみたいなもの)に入ったりして、ゆっくり過ごしていました。
なお、この施設はよくアニメとコラボしているそうで、この時はワールドトリガーというアニメでしたが、少し前はリコリスリコイルだったとのこと。そっちの方がいいな~。
道の駅 みくに
現在時刻23:15。今日はここをキャンプ地とする。
明日も朝早いのですぐに就寝。
本日の走行距離、375km。
DAY 2
この日も5:30に起床してすぐに出発。
東尋坊
火曜サスペンス劇場で船越さんがいつも最後に追い込んでいた例の場所。
この東尋坊に一番近い駐車場は本来有料なのですが、駐車場にはゲートもないので早朝だと無料で停めることができ、ここはきっと朝来ても誰もいないだろうと見込んでいました。案の定、誰もいませんでした。
20分ほど撮影していたのち、そのうち大学生グループがやってきて、崖の先の際(きわ)まで進んでいるのを冷や冷やしながら見ていました。
無事に戻ってきたことがわかり、安心して次の目的地へ。
丸岡城
少し散策してみようかと思っていましたが、ちょうどお城EXPOなるものをやっていて、駐車場がことごとく空いていなかったので諦めてしまいました。
そういえば、昨日の夕食(ヨーロッパ軒)に行ったときに、店内のテレビでそのニュースが流れていたことをここで思い出しました。
佐佳枝廼社(さかえのやしろ)
詳しい事は調べないまま来てしまいましたが、本殿にあるカラフルに垂れているもの。
これは新型コロナウイルスの一刻も早い収束と、一日も早い元の生活への回復を祈って飾られた折り鶴です。
氏子や参拝者、企業関係者などによってひとつひとつ丁寧に心を込めて作られたその数なんと25万羽。
希望を象徴する虹をイメージして飾られており目も心も奪われます。
福井駅
昨日に続き再びやってきました福井駅。
昨日はどうも。
昨日は西口エリアの散策をし、今日は東側エリアを散策しました。
福井駅まで電車でやってきて、福井観光のスタートがこんな感じの恐竜全面推しだと、より楽しみになるようなそんなワクワクする駅は、本当に素晴らしいと思います。
北陸新幹線が敦賀駅に停車するにしても、福井駅そのものはとても大きく、活発な人の流れを感じました。
本当甲府とは大違い。伊根の舟屋を勧めてくれた上司いわく、県庁所在地の駅としては全国で甲府駅が一番弱いとのこと。本州を巡ってきた自分の感想も以下同文でした。
ここでもお城EXPOの宣伝をしていました。やっぱり行けば良かったのかな。
また、福井を舞台にしたアニメ「千歳くんはラムネ瓶のなか」が2025年に放送開始予定ということで、[チラムネの夏旅][今年もチラムネの熱い夏がやってくる!]とあちこちで盛り上げられていました。
散策していると、朝の曇り空から雲ひとつない抜群の快晴に。
福井市水道博物館
一乗谷朝倉氏遺跡
戦国時代に越前国を支配していた戦国大名朝倉氏の遺跡。遺跡全体が国の三重指定(特別史跡・特別名勝・重要文化財)を受けているとのことです。
辺り一帯は無料でイベントが開催されていたり、お散歩コースになっていたり、散策するには楽しそうでした。
わりと奥地にある遺跡なのに観光客が多く、なかでも若者が集まっていることに吃驚。
広大なエリアに当時の街並みと人々の生活が感じられる有料エリアはチケット売り場で行列ができていたので、今回は退散。有料エリアにはインスタ系のなにかがあったのでしょうか。
永平寺
お昼時に行きましたが駐車場はどこもいっぱい。路頭に迷っていたら、渋滞中に偶々真横にいた県営駐車場のスタッフのお兄さんが、1台車が出てくる様子なので、5分ほど待ってもらえば停められると教えてくれて、奇跡的に駐車することができました。
話は戻って、北陸最大級の曹洞宗の総本山、永平寺。
いわゆる参道を通って奥の本殿でお賽銭をする、というものではなく、拝観料を払って靴を脱ぎ、参拝順路のあるお堂を見学していくことになっています。
建物内はとても広く、ほぼ屋内なので天気が悪くても楽しめます。
風が通るのでかなり爽やかですが、階段の上り下りがそれなりにあるので、年配の方はだいぶ疲れるかもしれません。
しかしながら、傾斜地のあるこの場所で、これほどまでに連続性のある建物を建てるのは本当に素晴らしい。
また、木造の回廊は歴史を感じるとともに、時折見える中庭の木々と苔の緑にとても癒されました。
座禅の受付もできる永平寺は、厳しい修行の場としても有名なため、境内では修行僧と頻繁にすれ違い、また法要をしている場面にも遭遇しました。
(僧侶を撮影することは禁止されています)
なお御朱印は、拝観料を払ってお堂に入ったすぐのところに受付がありました。
ここでは、記帳所で事前に申込書に記入して、御朱印を渡す前払い制になっています。そして、一通り回ってきた後に受け取るほうが待ち時間がないのでスムーズです。
見学し終わって、駐車場に戻って来たまさその瞬間、どこからか急にカマキリがやってきて、後部ドアに止まった。しばらく目を合わせる両者。
5分ほど待ってもどうにもならなかったので、意を決して運転席に乗り込むと、サイドミラーに映るカマキリは、後部ドアの窓ガラスを登っていくではありませんか。
そしてそのまま車を走り出すも、なおもタンデムするカマキリ。そのうち峠を飛ばしていたら飛んで行ったので一安心。
ESHIKOTO
福井のお酒とともに福井の文化を伝えている場所。最近できたような建物で、周りはまだ工事中の様子。
ロケーションそのものは最高で、この建物にある飲食店で名物のサバの定食を食べようと思っていたら、思いのほか値段が高くて断念。
道の駅 恐竜渓谷かつやま
いよいよ恐竜エリアに入ってきました。時々あるのですが、マンホールカードの配布場所をレジにされると何か買わなきゃならない気がして、、仕方のないことですね。
ブラキオサウルス
伊根の舟屋とノートニスモの写真を来年の年賀状にするつもりでしたが、こちらの方がよさそう。
ホワイトザウルス
真っ白とはいえ、こちらも迫力に圧倒されます。真冬の銀世界のときにくると尚更良いだろう。
その後、恐竜博物館に寄ろうと思っていたら、3キロも手前から駐車場渋滞していて全く動かなかったので仕方ない、今回は断念しました。
あとで調べると、こんな書き込みがありました。
大師山清大寺
連休なのに商店街は閉まっている店が多く、どうなのかなと思っていたのがなんのその。
奥に行くと異次元にスケールが違いました。門の大きさにすごいと思っていたら、奥のお寺本体も相当大きく圧倒されます。
しかし、一番圧巻だったのは中に入ったその正面。奈良の大仏を上回るほどに大きく鎮座する身の丈17メートルの越前大仏。
そして、コレクションのように地面から天井まで壁に沿って大仏を取り囲むように整然と並ぶ1,281体の石仏と金仏の仏像様。
これは本当にすごい、度肝を抜かれました。
五重塔もあり、これはエレベーターで上まで行けます。勝山市の街並みを一望することができました。
しかしながら、これだけのものを個人が造ったものだと聞いてさらに驚愕。写真ではこの迫力は伝わらないはずです。歴史云々は置いておいて、経験として一度は生で見た方がいいと思います。
平泉寺白山神社
ここも永平寺にならぶ、静かな森のなかに佇む落ち着いた神社。背の高い木々と、別名「苔宮」と呼ばれるように、境内を埋め尽くす苔の群生は必見です。
綺麗に整備された圧倒的な深い緑色はとても神秘的。心から癒されるその雰囲気はまるでもののけ姫。
6月~7月の梅雨の時期に訪れるとなおさら綺麗かもしれません。
ちなみにここは、入場料もなく奥に進んでも坊院群の跡があるだけで、御朱印受付や社務所等は見当たりませんでした。
武家屋敷旧田村家
いわゆる昔ながらの生活再現空間や当時の展示物が飾られています。入館料は必要です。
武家屋敷とはいっても、入口から建物まで写真映えしますし、やはり期間限定の風車に目が行ってしまいます。
定番はシルエット撮影でしたが、自分は別の観光客に自分自身と一緒に撮ってもらいました。
名水百選 御清水
本願清水イトヨの里
道の駅越前大野荒島の郷
現在時刻16:30、このエリアで有名なとんちゃん焼き(ホルモン焼き)を食べようとフードコートへ向かうと、ちょうど受付終了になってしまいました。営業終了するの早すぎます。
どうも夜の部はなかなか計画通りにうまくはいかないものです。
お食事処しもむら
越前そばも食べようとしたのですが、私大根おろしが苦手なので、名物なのに「大根おろし抜きで」なんて言えるはずもなく、思い出したのがボルガライス。
調べると、近くの人気店が間もなく開店するので、今夜はここに決めようと、開店前に到着すると、既に行列ができていました。駐車場は1台だけ空いていたので、すぐにその行列に並びました。
お店自体はいわゆる普通の和食屋さんで、冠婚葬祭時にも使われそうな雰囲気でした。早速ボルガライスを注文。
ボルガライスとは、見た目がボルケーノ(火山)や、ロシアの卵料理(ボルガ)にちなむ等、由来や発祥には諸説あるそうですが、オムライスの上にトンカツが乗り、ケチャップソースが添えられている和と洋を融合させた非常に人気な福井県越前市で30年以上前からあるソウルフードです。
これが地元の給食に出るなんてなんて羨ましいことでしょう。
面白いのが、ボルガライス普及の仕掛け人として、ボルガチョフ(日本ボルガラー協会)を名乗る人物がいるそうです。
その人の話によると、お店によってケチャップラスがピラフだったり、トンカツもヒレやロース、ソースだったり、お店によって見た目も味も違うそうです。それはそれで巡っても良かったかも。
でもここ、お食事しもむら、非常に美味しかったです。ごちそうさまでした。
ここから50km以上の峠道を走ってついに福井県を抜けることになります。
その道中、前を走るボルボのSUVのコーナリングがあまりにも速く、最初は楽しんで追いかけていたものの、途中から本気を出して必死についていくことに。「あのボルボ、一体どんなチューニングしてやがんだ」
そんなこともあり、あっというに岐阜県入り。
美人の湯 しろとりかみほの湯
少し前にリニューアルされていたようで、館内はどこも清潔感に溢れ、とても綺麗でした。
まず驚いたのが、靴のロッカーの鍵にICチップが入っていて、そのICチップに利用者情報を登録し、食事なども含め最後に精算するというタイプ。
イマドキは普通なのか、入場するところから戸惑いました。
風呂場は内・露天ともに種類が豊富でツルツルスベスベ、炭酸泉も源泉で、割となんでも揃っていました。。
外に出ると、多くの人達が同じ方向に見上げている。なんだろうと思っていたら、柱に大きなテレビが備えられていて、映っていたのはイッテQではありませんか。
この週はちょうど手越が復帰していた回で、CMに入ってもみんなずっと浸かっていました。私もここで長居してしまいました。
21:35、道の駅 白尾ふれあいパークに移動して2日目終了。今日は早い終わりだったので、車内でAmazonプライムを観て過ごしていました。
本日の走行距離、255km。
DAY 3(FINAL)
毎回そうですが、目が覚めて起き上がった一発目の景色がコレ。
車内にいるとリラックスでき、ハンドルを握るとワクワクしてしまう。これだけで本当に嬉しくて、下手すると自宅の寝室よりも目覚めが良いのです。
今日は遅めのスタート。朝8時に起きて車中泊仕様を解除していきます。
この施設には、道の駅のほかに農産物直売所と入浴施設が並んでいました。時間もあるので、直売所を覗いてみると、店内には開店から多くのお客さんで溢れていました。
今朝はゆっくり出来るので、朝食にといただいた炊き込みご飯がこれまた本当に美味しかったです。
今朝はなぜ遅めのスタートなのか。最終日はあさイチで絶景を見る場所が付近に無く、むしろ、この場所で朝9時からマンホールカードの配布が行われているから。それまではのんびり散策。
郡上八幡旧庁舎記念館
マンホールカード品切れ。郡上八幡の中心部にあるレトロで雰囲気のある建物。意外と外国の方が目立つ。
夏になるとお祭りの会場になり、みんな踊っているとのことです。いいなぁ楽しそう。
みんなで踊るっていいな~、青森県のねぶた祭に参加したいなとずっと思っているので、いつか実現させたいものです。そう、実はねぶた祭は見るのではなく、参加することも出来るのです。
郡上八幡駅観光案内所
そうかここは長良川鉄道だったのですね、空の青さもあって雰囲気が素晴らしい。
歴史を感じる小さな駅ですが、駅舎にはカフェも併設されていて、座席数は少ないですがとてもまったりできそうですね。
関市役所
10月12日・13日と関市では刃物まつりが開催されていたそうです。
関市は伝統技法や精神が引き継がれる伝統のあるまちで、匠による火花が飛び散る日本刀鍛錬の実演や居合切り・抜刀術・包丁研ぎが行われるとのことです。
みのかも観光案内所
犬山市役所
旅を終えてこのブログを作成しているときに、テレビで[生活支援の部署に刃物男が現れた]ニュースが報道がされていました。
たまたまニュースを見ていたら、見覚えのある建物が映っていたので、思わず食いついて見てしまいました。
扶桑町役場
江南市下般若配水場
岐阜かがみはら航空宇宙博物館
単にマンホールカード収集のために来たつもりでした。しかし、屋外に展示されている飛行機があまりに格好良くて、時間がないのに吸い込まれていきました。
博物館自体はそれほど大きくありませんが、有料の展示スペースには飛行機そのものの歴史から現代の宇宙関連まで、幅広く展示されていていました。
また、実物の飛行機を前から下から上から眺めることができ、とても興奮しました。結果、入って大正解!
小牧駅前観光案内所
アポロステーション セルフ北名古屋SS
今月の誕生日をとっくに過ぎてしまっているのになぜか出てきたこの画面。長年アポロステーションを利用していますが、そもそも初めて見ました。なぜ今日?笑
それにしても、このご時世、クレジット引落日にさらに2円引き。つまりハイオク160円、これは安い!
北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)
ここもマンホールカードをもらってすぐ退散するつもりでしたが、建物のインパクトにより気付いたら奥へ奥へと導かれていく。
ここは建物の1階部分が図書館になっているのに、2階に上がると昭和時代を象徴する看板やポスター、家庭用品やおもちゃなど、当時の生活の様子を再現して紹介する小さな博物館になっていました。
これで、今回の旅の全行程が終了。
本当は近隣のマンホールカードの収集を続けていき、暗くなったら下道で帰るつもりでしたが、翌日の仕事を休めなかったため、早めに帰る事にしました。
現在時刻14:45、帰路スタート。
15:00、豊山南インター(名古屋高速)から高速に入り、ひとっ飛び。
湾岸ミッドナイトで腕を磨いた名古屋高速。しかもこんな明るい時間に初めて走るので、景色も見られてマジ最高、折角だからと環状を周回したかったのですが、ここは我慢して伊勢湾岸道へ。
(よく見ると、分岐に入れずゼブラゾーンで完全に停車しているレンタカーが見えます。私の前を走っていて、分岐に寄っていったのでぶつかるのではと距離を開けていました。
時速100kmで後ろから迫ってくる車をサイドミラーだけで距離を測れるとは思えませんが、あの後無事に合流できたのか気になります)
ちょうど、愛知と静岡の県境ぐらいだったでしょうか、三車線で真ん中を走る一台のトラックが急によろめいて、何かと思ったら真ん中と追越車線で落下物が。
一瞬だったので正しいかわかりませんが、2本の鉄パイプらしき棒状のものがくるくると回転していました。
私は普通に避けられたのですが、内心ドキドキしてしまって、通報するのを失念してしまいました。
(と同時に、「あの速度でも普通に曲がれるんだな」と自車に感心してしまいました 笑)
前回は煽り運転に遭い、今回は落下物。。
そんなこともありながら、帰りは燃費を気にせずとにかく早く帰ることも目標に、まぁまぁ良い速度でかっ飛んでいきます。
17:03、新清水IC着。なんと北名古屋から2時間で戻ってきてしまいました。往路の京都間と比べれば距離も短いということもありますが、それでも本当にあっという間。もちろん休憩は一切ありません。
これわかりますか?ステアリングの握るところ、アルカンターラの素材ですが、長時間の運転による手汗で色が濃くなっています。笑
その後も少し走ってパッと帰宅。
本日の走行距離、398km。
総走行距離 約1550km、
燃費16.2km/L(エアコンは日中に時々)
給油燃料84.7L (14,461円)
マンホールカードは20枚獲得!
ちなみに、翌月の11月にも出張で福井県の鯖江市と勝山市にいきます。笑
(直属の上司には福井県に行ったとは言えず、京都を旅行したことにしています)
…私、まだ30代前半ですが、最近終活を始めました。
毎日のように暗いニュースが報道されているのを見て、いつか同じ目に遭うのかもしれないし、けがや病気になって動けなくなるかもしれないと。家族の不幸を機に数年前からそんなことを日に日に強く思うようになりました。
そんなときに、残された家族の負担を少しでも抑えるために、緊急連絡先や現在契約しているIDとPW、遺影用の写真の事前選定等、そんなデジタル遺産になり得るものをある程度まとめておいたほうがいいと思い、週末にPCやスマホなどのデータを少しずつ整理するようになりました。
私、しょこたんこと中川翔子さんが大好きで、学生時代にはファンクラブにも入り、握手会に行ったり、今でもライブに行ったり、グッズは欠かさず買うほどの熱狂的なファンです。
(実は2023年10月にしょこたんがイオンモール甲府昭和店に来て、私はイベント開始6時間前に並び、会いに行きました)
私がしょこたんを初めて知ったのは、しょこたんがまだ10代だった約20年前、書店で偶然見かけたしょこたんぶろぐ。
その内容は、今でいうX(Twitter)のようなつぶやきに当時からブログとして残していたものを書籍化したものでした。(ちなみその時の表紙のしょこたんに一目惚れした私は当時絶賛思春期)
そしてそんなしょこたんが一貫して日頃から心がけているのは、「貪欲」「生きた証を残す」「目標を声や言葉にする」「後悔しない」「命を大切にする」等。
ブログやマンガ、コスプレなどのオタク系で知られているしょこたんですが、私はそれ以上に、これまでのしょこたんの人生における考え方やその生き様に共感し、それ以降全てを肯定するようになりました。
上京して大学生となり、社会人になって行動範囲の広がった私が、どうやったら自分らしく生きた証を残すことができるのか、後悔しない生き方が出来るのか、たどり着いた答えが愛車とともに旅をすることでした。
私が旅の計画を綿密にかつ過密にしているのは、そんなしょこたんの貪欲の意味を自分なりに解釈しているところからきています。
それゆえ、週末のツーリングやデートとは違い、この時ばかりはハードスケジュール過ぎて、誰も誘うことはできません。笑
最近だとyoutubeやInstagramなどもあり、旅人系インフルエンサーとして、不特定多数に発信している人もいますが、私はそこまでは考えてはいません。そして家族や友人は、私のみんカラの存在を知りません。
あくまでもみんカラの写真の運用は、クルマや風景をメインにしていますが、どちらかといえば、私の万が一の時に、後から家族などに私の生きた証を見てもらうためにこのブログを作成しているのかもしれません。そして、これこそが私が旅を続けたい理由のひとつなのかもしれません。
「君は確かにここにいた」… 写真でも動画でも、家族をはじめ、そう思ってもらえるように、また自分自身が後悔しないように、仕事の傍らで私の一番の趣味である愛車と過ごす時間を大切にしていきながら、これからもまた旅を続けていきたいと思っています。
さぁ、次はどこを目指そうか?