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しげさん’sのブログ一覧

2016年09月08日 イイね!

ようやく観て来ましたよぉ〜 ♫

ようやく観て来ましたよぉ〜 ♫ 公開から一ヶ月以上経って
ようやく鑑賞するコトが出来ました
"庵野秀明"版「シン・ゴジラ」です

アニメ「エヴァンゲリオン」で
一大ムーブメントを巻き起こした庵野秀明
TV放送からすでに20年、未だに劇場版では
出口が見えてない状態だった監督を
起用して新たなゴジラ映画を撮る…
そんな情報を耳にした時は、正直に
不安を感じました よ
"また迷宮に迷い込むのか…?"



昭和29年、まだおいらが生まれていない
戦後の影が色濃く残ってる時代
観客を恐怖のどん底に陥れた「ゴジラ」
が公開されて以来、脈々と受け継がれて来た
ゴジラのDNA、一時期は子供に阿り過ぎた
結果、最大の味方と思っていた子供達にすら
見放されたものの、平成を目前に復活!
それなりに順調な興行収入を得ていました
時には"maid in USA"のゴジラに腰砕けに
なったりもしました


それなりに期待してただけに
"コレジャナイ!( ̄◇ ̄;)"感は大きかった

回を重ねる毎に無敵になってしまった
ゴジラにストーリーもグダグダ
徐々に負のスパイラルに入ったもんだから
「ファイナル・ウォーズ」と銘打って
盛大な"葬儀"でゴジラを葬り去ったけど…
再び禁断の果実にハリウッドが挑み

それなりの気合いが入ったゴジラを
我々に見せてくれましたね

簡単にこれまでの経緯を辿ってみましたが
三たびスクリーンに姿を現すゴジラ
出来るだけ情報をシャットアウトし続け
今日、ようやく"早朝割引"を利用して
観ることになりました



スクリーンに映し出された古めかしい
オープニングに続き、地響きのような足音
館内を揺るがす咆哮・・・第1作目そのまま
思いがけない庵野総監督の戦線布告に
ワクワク感が高まっていきますね〜 ♫

もしかしたら、まだ未見の方もいるかと
思うので…"ネタバレ"は最小限でお届け

見終わった感想は
これ、怪獣映画じゃないです
確かに画面の中には禍々しいシルエットの
ゴジラの姿があり、東京を破壊しながら
進んでいくのですが…
物語の主役はあくまで対峙する人間側です



長谷川博己さん演じる内閣官房副長官の
矢口(徐々に出世しちゃいます)が
ゴジラ出現で混乱する政府の中枢において
ただ一人、真っ向勝負を挑んじゃいます

それにしてもこの作品、登場する役者が
有名な方だけでも300名を超える贅沢っぷり
前田敦子がチラリと映るだけだったり
"主役級"の俳優を使い捨て状態!

総理大臣の大杉蓮さんや自衛隊上層部の
國村隼さんなどの重鎮がイイ味出してます

現場指揮官のピエール瀧さんが個人的に
好きですね〜
米国特使の石原さとみ嬢は
ステレオタイプのアメリカ人を演じ
この作品で唯一の"道化役"でしたね〜


日本の中心で想定を超えた災害に
直面した時に、どんな事態が起こるのか?
その様子を描いたポリティカルフィクション
ある意味ではディザスタームービーです

どれだけのリサーチがなされたかは
?ですが…実にリアルに政府の混乱っぷりが
克明に描写されていますよ
縦割り行政の弊害やら何か決める為に
いちいち会議で承認しなければ進まない
お役所仕事の対応の遅さに、観てる方は
失笑しちゃうくらいです
会議室に運ばれる大量のコピー機やPC
どこかで見た絵柄だなぁ?って思ったら
「踊る大捜査線」の中で似た場面が…

さて、肝心のゴジラですが
最初は驚きの姿で登場します Σ(゚д゚lll)

もうオモチャにもなってるので… OK?

這い回る奴から二足歩行へ徐々に"進化"
一旦は海に戻るものの第4形態へ劇的な
変異を遂げて再上陸しちゃいますよ

(なんと!劇中では翼を生やし飛翔したり
単体でも増殖の可能性すら論じられます)

突然、首都の目の前に出現した未知の
巨大生物に、初動から後手に回ってしまう
政府の対応のマズさ
都心に向かい巨大な躯体を進めるゴジラ
様々な法的処理を経てようやく自衛隊に
攻撃命令が下ります

この辺りの段階を辿る手続きなどは
ミリヲタが泣いて悦ぶシーンでしょうね
攻撃が効かないとなると徐々に兵器の威力が
レベルアップして行く演出などは
「いかにも」実際にありそうな感じ

これまでに何度もゴジラと戦って来た
自衛隊ですが、全弾命中したのは今回が
初めてなんじゃないかなぁ? 苦笑!
それと"対怪獣用"の秘密兵器が
出てこなかったのも良かったね


物語の中盤頃からゴジラの正体に関し
徐々に謎が解明されていくのですが…
そこからこの映画はガラリと様相を変え
庵野秀明が語りたかった本当のゴジラが
描かれていきます

そこに見えるのは東北大震災の悪夢
あの未曾有の大惨事が東京で起きたら?
その追体験をまざまざと見せつける

「避難させるということは
住民の生活を根こそぎ奪うことなんだ」

今も以前の生活に戻れない被災者の憤り
"放射線"という見えない恐怖に
故郷を奪われた人々の無念が異形の魔物の姿を借りて、日本政府に復讐を遂げる
そんな風にも見えて来ちゃいます

ゴジラとの最終決戦に向かう部隊員に
長谷川さんがゲキを飛ばす場面では
不意に目頭が熱くなってしまいましたよ






さて…これ以上はNGネタバレかな?
なんで、別の視点で二、三の話題を

この映画ではゴジラの対応に追われる
政府の様子が多く描写されちゃうので
ゴチャゴチャと小難しいセリフが速射砲の
ように語られ続けます
また登場人物や場面の状況を説明する為
字幕も垂れ流し状態で見る者を混乱させます
が、これは庵野秀明のトリックなのかも?
尋常じゃないほどの情報量に圧倒されて
「理解できな〜ぃ!」と感じた人もいるかと
思いますが…ほとんどはほぼ無意味な
記号でしかありません
これは庵野がエヴァも使った手法ですね

劇中の肝心な場面で使われる音楽は
往年のゴジラの代表的なマーチや
エヴァ等の庵野作品のミュージックが
使われてるのもファンにとっては
ニヤリとさせられるとこですね

迫力満点だった今回のシン・ゴジラの
映像に目を奪われましたね
本編と特撮の実質的な監督、樋口真嗣が
真価を発揮した見事な映像と演出で
そのほとんどはCGによって描かれてます

ゴジラを迎え撃つ自衛隊もCGだし
"着ぐるみ"によるスーツアクトが
伝統だった日本のゴジラでしたが
今回はフルCGです!
モーションキャプチャーでゴジラの動きを
演じたのは・・・野村萬斎さん!!

「のぼうの城」で萬斎さんの所作を
見ていた樋口監督が直々に出演依頼を
したそうです


アレコレ書き散らしましたが…
何より最も驚かされたのが、ゴジラの
トレードマークである"放射能炎"


これまでとは異質の表現で
誰もが驚いたんじゃないでしょうか?
印象から言うと…"巨神兵"の攻撃と
同様な次元の違う破壊力ですぜ


このワンシーンだけでも元は取れちゃうかも



皆さんが読んでくれてる(であろう)
この記事、長々と書き連ねてしまいました
が… 実は、書き終えてから自分で読み直し
1/3くらい削って、やっとこの長さに
縮めたんですよ〜 ( ̄◇ ̄;)

子供の頃からゴジラで育って来て
あまり期待もせずに観た「シン・ゴジラ」
見終わって半日が過ぎても興奮は冷めず
もっと語りたいネタが山積されていますが…
今日はこの辺でお開きにしましょうか

"え〜っ、怪獣映画か?"とハナから
毛嫌いしてる人にも是非観てもらいたいです
Posted at 2016/09/08 21:43:34 | コメント(1) | トラックバック(0)

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