
日本人が愛してやまぬ温泉〜♨️
旅の疲れも吹っ飛ぶ大浴場と趣向を凝らした
食事を楽しみに、時には遠路はるばる訪れ
たりもしちゃいますよね
以前は社員旅行や農協の慰安旅行って雰囲気
が強かったりしましたが、近年は家族や友達
と言った少人数の利用が多くなりましたね
コロナ禍では辛酸を味わって来た宿泊施設も
ようやく本来の賑わいを取り戻して来たかな
日本海に沈む夕日と温泉街
カミさんとおいらの誕生日を合わせて祝う
せがれ夫婦の粋な贈り物で和倉温泉の加賀屋
姉妹館の「あえの風」に招待してもらいました
お風呂で汗を流したら間もなく夕飯の時間
会場の中央に舞台があるシアターダイニング
が夕食の場ですが、ここでも一段高く設け
られた「花舞茶寮」って桟敷個室に招かれ
加賀・能登の食材をふんだんに使った
豪華な会席料理を堪能させていただきました

途中、イヤだ〜!と駄々を捏ねたけど
抵抗虚しく「お約束」の衣装を着せられれ
記念写真を撮られちゃいましたが…

隠れた主役はこちら “ 孫娘 ” 様〜❗️
まだ食事の輪には加われませんが彼女の
一挙手一投足にカミさんはメロメロですよ

食事中に舞台上で繰り広げられる
奥能登の伝統芸能 “ 御陣乗太鼓 “ の響宴は
大迫力なので怯えて泣くかと思いきや
興味津々!片時も目を離さず見入ってました
(こりゃ将来大物になるのかなぁ?)

いつも晩酌の習慣はないけれど今夜は特別!
“ 酒造りの神様 ” と称される杜氏野口尚彦氏の
手掛けた「吟醸酒三種の飲み比べ」を…
ゆっくりと時間を惜しまずに食事をする
こと自体がおいらたちにとってもはや贅沢
もちろん食事の後はお風呂が待ってます
しかし、何度も言うようですが
「特別室」の部屋数と広さは、おいらたち
庶民にとっては逆に ” 勿体無い!“ の一言
ど〜も落ち着きませんぜ
単純に見積もっても我が家と同じくらいの
床面積だもんなぁ〜
ごちゃごちゃと乱雑に散らかってる部屋で
ネコに囲まれて暮らしてる普段の生活が
身に染みてるおいらにはこのようなハイソな
生活感が漂わない場は居心地が良くないっす
(決して不快とか不満がある訳じゃ無いです)
まぁ、そんな贅沢な悩みもフカフカの床に
入ってしまえば一瞬で夢の中なんですが…ね
こんな所に来ても普段の習慣は抜けず
いつも通り、夜も明けぬうちに目覚めて
しまい…独りこっそり一番風呂へ

清々しい早朝の風を受け露天風呂でのんびり
いやぁ〜、至福のひとときってやつですね
朝食は慣れ親しんだ「バイキング形式」
あぁ〜なんだか落ち着きますね
これまでいろんなお宿で朝食を食べて来ました
が… ここ「あえの風」さんは★★★☆☆
中ランクって感じですかね
注文ごとに職人さんが焼いてくれるオムレツ などありましたが、ごく普通のイメージ
チェックインの時とは一転、温泉宿の朝は
ザワザワと煩雑です、大勢がいっ時に
チェックアウトにロビーに集中しますからね
以前に比べてチェックアウトの時間に余裕を
持たせる旅館も増えてきましたが、この
ドタバタ感が非日常と日常の境界線に思えて
来ますよ
本来なら腰が抜けちゃうくらいの宿泊料金も
せがれの尽力とコネで逆に驚くほどお値頃で
済んだようです
(結局、半分以上はカミさんが出したようで)
私用があると言うせがれ家族とはここでお別れ
最後まで孫娘に未練いっぱいのカミさんを
乗せてタフト君は能登半島を北上〜!
九十九湾へと舵を切ります
海沿いを走ると細い道がグネグネと曲がり
まくってて疲れるので山中を突っ切って行く
コースを選択しました
タフト君は非ナビでディスプレイオーディオ
なのでAppleのCarPlayでスマホ内の
マップアプリなどを利用しますが
普段のスマホ画面の操作性と若干違和感が
あったりいつもと違うアプリを使ったりして
マゴついて何度もUターンしたりしましたが

お昼前に九十九湾へ到着しました
日本百景にも選ばれた九十九湾は、大小
さまざまな入り江からなるリアス式海岸で
能登半島国定公園にも指定されています
東西1キロ、南北1.5キロの小さな湾の中に入り組んだ海岸線は13キロに及び、入り江が
数多くあるところから「九十九湾」という名が付いたといわれています
隣接している小木港は全国でも有数の
イカの水揚げ高を誇ることから町興しの一環で

イカ推しの観光施設を建てました
そして2年前、国から交付された「コロナ
支援金」を活用して観光の目玉とするべく
巨大なイカのオブジェを建造しちゃいます

これが様々な物議を招き、しまいには海外の
メディアにまで取り上げられた結果
全国レベルで知られるようになり今では
これを目当てに九十九湾を訪れる観光客が
多くなったのです

全長13mの巨大なスルメイカの姿を見て
驚くやら呆れるやら…

寓話に登場するダイオウイカでもここまで
大きくはないでしょうが ねぇ?!

おいら<カミさん より強いぞ!イカキング!
話題のイカキングと戯れお昼には新鮮な
イカ料理で腹を満たしたら、のと里山海道で
一路我が家を目指します
「はぁ〜、我が家が一番!」安っぽいドラマの
決まり文句ですが、ネコが騒々しく走り回る
散らかってる我が家のソファでねっ転がるのが
一番安心出来るポジションだって言うのも
なんだか情け無いものです
その夜、観ていたテレビ番組で偶然にも

内村光良氏とイモト嬢が九十九湾を訪れて
イカキングと絡んでいたのは驚かされました!
まさに夢のような一泊旅行でしたが
この後、せがれ家族からのおねだりに
戦々恐々としながら日常が続いて行きます
後半の人生もこれまで以上に面白くして
行かねば祝ってくれた皆に申し訳ないよね。
Posted at 2022/06/30 09:47:31 | |
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