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2023年01月20日 イイね!

ヤバいよヤバいよ… 完全に負けちゃってます。

ヤバいよヤバいよ… 完全に負けちゃってます。今日は「大寒」だそうです
その名に恥じぬように(?)厳しい寒波が襲来
再び大雪に対して警戒するように呼びかけ
られております

電気料金の大幅な値上げなどの影響で呑気に
我が家で暖房を使って「くつろぐ」ってのも
家に自分一人だと気が引けてしまいます
最近ではショッピングモールなどの商業施設
などでは家庭での電気代を抑えるためにも
店内を有効活用して欲しいと推奨してたり
しますよね
おいらも特に目的が無くてもモールをぶらぶら
ウィンドショッピングする機会が増えたように
思います
(物欲沸々…には用心せねばですがね)

大型のショッピングモールでは必ずって程
「シネマコンプレックス」が併設されている
ので話題の人気作品以外にも様々な映画が
上映されているので以前に比べて思いがけない
面白い作品に出会えたりしますよね
先日も仕事を早く切り上げてモールを徘徊し
シネコンの上映作品案内の看板を見ていたら
「アバター」や「slam dunk」などの話題作
に紛れて「非情宣言」って見慣れぬタイトルを
発見! このところ映画の情報に疎かったとは
言え… ポスターには雲の上を飛ぶジェット
旅客機を俯瞰で描いているだけですねぇ
何の予備知識もありませんがどうせヒマだし
” 食わず嫌い “ な韓国映画なのですが観ること
にしました

ジェット旅客機を舞台としたパニック映画の
歴史は古く、50年も前に公開された豪華な
キャストで話題になった「大空港」が多くの
観客に支持され大ヒットしたのに味をしめて
「エアポート75」「・・77」「・・80」と
次々に二匹目のドジョウを狙った大作が生み
出されてきました

旅客機には大勢の乗客が搭乗するので
サイドストーリーは幾つでも湧いて出ます
あとは奇想天外なアクシデントと大風呂敷を
いかにそれっぽく収めるか…
興行的に成功の是非を握るのは豪華な配役
ってぇ具合でしたね
それが時代の流れと共に様相が変わり
「ユナイテッド93」のような物語を凌駕する
リアルストーリーが出てくるようでは
絵空事など到底太刀打ちが出来ましょうか

さてさて今回見た「非常宣言」に話を戻して

率直な感想から言わせてもらうと…
「超〜面白い!」悔しくて震えてるほどに!

王道の “ スカイパニック物 ” ですが
物語はたった二つの視点で語られています
事件の中心となる旅客機に搭乗しているのは
イ・ビョンホンさん

幼い娘のため海外へ移ろうとする父親役です
派手なアクションもラブロマンスの難なく
こなす韓国が誇る名優でハリウッドでの
知名度も群を抜いていますよね
が、今回はなんとも頼り気のないお父さんで
大切な娘を守るのに悪戦苦闘しています

そして些細な事柄を追ううちに事件の渦中に
飛び込む事になる刑事役のソン・ガンホさん
今世界中が注目する俳優さんですよね

こちらも派手な銃撃戦やカーチェイスとは
無縁な地味〜ぃな刑事さんです
ただ一つ違っていたのは愛おしい奥さんが
あの旅客機に搭乗している事…

お二人の出演作品などはあえて列記しません
が、誰もが一度は出演作に触れているのでは
ないでしょうか?

旅客機という密閉された機内で起こった
致死率50%のウィルスを使った無差別テロ
“ ハイジャック ” と違って犯人は一切の要求
などして来ません、目的はただ一つ
「大勢を殺してみたい」  怖いですねぇ
登場した途端に「ヤバい奴じゃん!」って
くらいにイッちゃってる犯人役には
音楽シーンでも活躍目覚しいイム・シワン
人気の高い彼がこんな危険人物を演じることに
NGは出なかったのがスゴイですね

ご近所に居て欲しくないタイプNo. 1です!

そしてもう一人、事態の収拾に尽力する
交通大臣を演じるのはカンヌでの受賞歴も
ある名女優キム・ソンジさんです

必死に乗客を守ろうと奔走しながらも凛とした
姿勢を崩さない彼女の姿は印象的です
(そんな中でもチャーミングな表情を
 見せる瞬間があって個人的に◎っすよ)

単純で純粋過ぎる動機だからこそ恐ろしい
凶行は目に見えない殺人ウィルスを使って
実行されるのですが、乗客の間に徐々に
感染が広がっていくプロセスが淡々と流れて
いくのはドキドキしますよ

いつ誰が感染しても不思議じゃない状況
いつ自分に症状が発現し死んでしまうか
分からない恐怖心が増幅して行く様子が
過剰な演出を抑えて描かれていきますが
が…これって今、世界中が立ち向かっている
コロナウィルスとの闘う姿を見ているようで
背筋に冷たいモノが走りますよね
明らかに “ コロナ禍 ” を体験して以降の
恐怖の描き方のスタンダードになりそうです

そんな緊張感が一気に爆発する場面は圧巻
このシーンのためだけにチケットを買っても
損はしないってくらいです
撮影方法自体は古典的なもので、円柱状の
機内セットをグルグル回しながら撮っている
のですが、見せ方が巧みで度肝を抜かれます
シートに座っている女性客の長い髪が徐々に
不自然な角度で横になびいていくのです
常に視点は正常な水平を基準に写していて
人間や物だけがバラバラと転がっていくので
観ている方の平衡感覚がおかしくなりそうです


全体的に斜め上から鑑賞していけば
ステレオタイプの善い人と嫌味人の描き方や
この類いの映画ではラストは決定されている
などの弱点は数々ありますが、情報社会での
SNS等のツールが “ 諸刃の剣 ” として使われ
どんでん返しの連続にハラハラさせられます
(・・・ただ、ここまで日本政府を「極悪」
 に描かなくてもいいじゃんか!ってぇ
 悲しくなってしまう場面もあるんです)

ありえないほどにド派手な崩壊シーン満載の
ディザスター映画も食べ飽きて来たこの頃
何気に観た作品でしたが思いがけない拾い物
たった一つ難点を挙げるならば…
苦悩の表情を浮かべるイ・ビョンホンさんが
遠藤憲一さんに見えて仕方がない!


新作「ベイビーブローカー」やオスカー賞も
認めた「パラサイト 半地下の住人」など
確かな演技力を誇るソン•ガンホさん
(グエルム 漢江の怪物も面白いですよね)
ハリウッド出演作も多く第一期の韓流ブーム
を牽引して来た名優の一人イ・ビョンホンさん
お二人は以前、韓流映画ブームの起爆剤と
なった2000年公開の「JSA」で共演してます

映画、TVドラマそしてミュージックシーン
今や世界のエンタメ業界を席巻している韓国
自国の人口から考えて需要に限りがあると
見越し早々に海外への展開を視野に「国策」
として政府が大々的にテコ入れ&バックアップ
いつまでも「クロサワ」「スキヤキソング」
にしがみつき「ジャパンアニメ最高!」と
盲信してる国内のエンタメコンテンツでは
歯が立たないまでに差をつけられてしまったね

邦画界では制作費を捻出する為に四苦八苦
「◯◯製作委員会」ってカタチで複数の企業が
お金を出し合って撮っていますが、よほど
強い牽引力を持つトップがいなければ結局は
「烏合の衆」のご機嫌伺い的な無難な映画しか
作れないようになってしまってます
国内でヒットした作品を海外に売りに出したり
配信サービスに払い下げる感覚ですが
一方韓国の映画作りは、面白い企画や脚本に
対しては先行きの海外への配給利益やサブスク
の売り上げを見越して政府の専門部署が助力を
惜しまないらしいです、もう発想が真逆です
こんなシステムが業界全体にしっかり浸透し
新しい才能の芽が次々と生まれてくる訳です
こんな調子じゃ追い越されても仕方ないよね
この頃の音楽番組観てると韓流グループの
パクリじゃん?!ってのばっかりでげんなり
もう完全に負け戦ですよね。
Posted at 2023/01/22 10:50:32 | コメント(1) | トラックバック(0)

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