WINDを降りました。
意識し始めたのは昨年末くらいだったでしょうか。
タイベル交換もひと段落して、先のことを考えたとき、そう長くは乗り続けられないかもしれない、と。
来年の車検時にはオドメーターが80,000kmを超えるのは確実です。
そこから100,000kmに到達するまでに必要となり得る交換部品内容は、エンジンマウント、ミッションマウント、イグニッションコイル、前後ブレーキパッド(フロントは先月交換)、ブレーキローター、ショックアブソーバー、クラッチ、さらに、気まぐれな右ヘッドライトとバックモニターの不調を指摘されれば、全部で少なくとも手頃な軽自動車が新車で買えるほどの出費になるであろうことは想像に難くありませんでした。
自分もそれなりの年齢なので、然るべきライフイベント(その兆しの欠片もありませんが…)の可能性が少しでもあれば、2シーターの車にそこまでの手を施して乗り続けることは現実的とは言えません。
もし、2台持ちができれば、WINDにそうするだけの値打ちがあると思っています。
それができさえすれば、今の走行距離は折り返し地点(かその手前)に過ぎないとも思います。
自分には物理的にも、経済的にもそれはできないのが実情です。
一重に自分の力不足です。
フロントのブレーキローターが次の車検に通らないであろうくらいに磨耗していること、走行距離が80,000kmを超えると下取り額が下落することが明らかになったことで、秋口までに降りることを決意しました。
愛がなくなったわけではありません。
自分が乗れる範囲で精一杯乗れたと思います。
悔いもありません。
初めての愛車として、日常でも非日常でも最高のパートナーでした。
貴重な経験ができました。

最後のサーキット走行となったCRR成田、実はこの時点で既に査定がついている状態でした(^^;)
リスク回避で左回りを走らなかったのはそのためです。
できれば、降りる前にもう少し思い出作りをしておきたかったところですが、むやみに走行距離を増やせなかったので、これ以降は宮ヶ瀬や箱根方面のオフ会は自重せざるを得ませんでした。
9/15

三連休はあいにくの天気という予報でしたが、ルーフ格納部や普段は大まかにしていた部分も念入りに最後の洗車をしました。

青空駐車としては塗装や黒樹脂のコンディションは悪くないと思いますが、ヘッドライトのクリアが傷んでいました。
過ごした年月を感じます。
9/16
夕方までは天気が持ちこたえてくれました。

降りる当日までオープンで走る機会をつくることができました。

最後の最後は雨に見舞われましたが、およそ4年半、(車側が原因の)大きなトラブルもなく、本当によく走ってくれました。

ありがとう。
お疲れ様でした。
願わくば、素敵なオーナーに巡り会って、またどこかで見かけることができたら嬉しく思います。
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2017/09/17 01:20:18