藤風蒼夜のブログ一覧

かくして初のディーラー訪問はほろ苦い経験となりました。
しかし、トゥインゴGTを候補としている以上、ルノー横浜青葉にはお世話になるかもしれないので、このまま終わるわけにもいきません。
経験値の低い自分がディーラーに入り込むには、話のきっかけ作りになる口実が必要です。
webからの試乗予約、と言ってしまえば普通の段取りですが、親が(中古)車を買うのに、物件を定めてから試乗するまでに数ヶ月かかっていたのを考えると、これはもう購入の意思表示に近い感覚で、多少の気後れもありました。
もちろんすぐに購入するというわけではなく、試乗で雰囲気を掴み、少しでもディーラーに慣れて、それからじっくり時間をかけてから決めるつもりでした。
トゥインゴGTは既に廃盤で、同系列車種で試乗車ラインナップにあったのがトゥインゴゴルディーニRS、そしてWINDでした。
ここはトゥインゴゴルディーニRSを選択するのが自然な流れですが、もともと口実作りで車種は何でもよかったこともあり、どうせならとより現実味のないWINDを選択しました。
こんな機会だからこそ話ついでにオープンカーを体験してしまおういう下心です。
2ドア2+2程度の不便さは粋だと思っていましたが、仮眠のためにシートバックを倒すことさえままならない2シーター(しかも左ハンドル)を選ぶほどの割り切りはこの時の自分にはありませんでした。
1.2Lターボであれば1.6L並みのポテンシャルがあるはずだと思っていたので、GTとRSのパワートレインの違いが不可解で、(主に金銭面で笑)1.6Lを選ぶメリットは感じていませんでした。
試乗予約を済ませてから中古車情報を調べると、青葉Dにレンタカー上がり(スタイルパック、ナビ・ETC付き)のWIND物件があり、手が届かないこともない価格で、買うかはともかくとすれば中古車としては魅力的な物件程度に思っていました。
試乗当日、今度は堂々と（笑）ディーラーにのり込みます。
担当はNさん(現在はアルファロメオフィアット横浜港南に異動しています)、ブルーマジョレルのWINDがまわされてきました。
いきなりは不安だったので、試乗コースを一度運転してもらってから、自分で運転することにしました。
あれほどMTに乗りたいと言っておきながら、MTを運転するのは教習所以来、独特な手前側のミートポイントにも翻弄され、右ハンドルの感覚が抜けないまま、何度もセンターラインをはみ出しそうになりながら命からがらディーラーに戻って来たという具合です。
トゥインゴGTの購入を検討している旨を話すと、トゥインゴGTにも試乗させてもらうことができました。
ちなみにトゥインゴGTでも試乗1本目は運転してもらったのですが、ここでNさん、周りに通行車がいない道でスラローム走行を繰り出します。
脚さばきや車体の揺れ方に自分がそれまでに乗ったことのある車のような不安感はありませんでした。
この後で自分でもトゥインゴGTを運転して、1.6L NAと1.2Lターボの違いが明らかになりました。
1.2Lターボは下のトルクが細めで、ある程度しっかり回転数をキープする必要がありました。
WINDでもぎこちなかった動きが、トゥインゴGTでは発進で常にノッキングしてしまう有様で、自分の技量では路線バスについて行くのがやっとでした。
同じ1.2Lターボでもルーテシア4のような走りのエンジンではありません。
再びディーラーに戻ったとき、愕然とする事実を知ります。
なんとその日に自分が来る直前にクープ・デ・ザルプの物件が売れてしまっていたのです。
残ったトゥインゴGTの物件は赤か黒の2台、買うならブルーと決めていたので、気持ちが折れかけました。
若干の放心状態で商談は進みます。
うっすらと存在していたある心情がはっきりと輪郭を持つようになっていました。
それが最初に芽生えたのは、WINDの助手席で試乗コースをひと回りしているときでした。
信号待ちでルーフを開けると、車内の明るさはサンルーフとは比べものならないほど、タルガトッブ的な構造で、畳一畳分もない頭上の板がなくなるだけでこんなにも変わるものかと驚きました。
冬の冷たい風が頭上を掠め、それが昼下がりの日光の温かさと顔の辺りで入り混じる心地良さ、WINDに惚れていました。
トゥインゴGTと乗り比べたことで、トゥインゴRSになぜ1.6Lが積まれているかもなんとなく理解できました。
このハイチューンのK4M型、時代に逆行した高回転型のキャラクターですが、低回転での実用性も兼ね備えています。
パワーはさほどでもないとは言え、ベースとなっているエンジンはカングーやメガーヌⅡにも積まれているもので、それをAセグの車に載せていると考えるとけっこう贅沢かもしれません。
1190kgの車重は小さい車体サイズにも関わらず、下手すると上のクラス(ルーテシアZEN0.9は1120kg)より重いほどです。
ただし、それは鈍重ではなく、余裕のあるエンジンと相まって、良い意味で落ち着きを感じさせる重量感となっています。
ルノー車のルノースポールモデルではなく、ルノースポール製のルノー車であるという生い立ちも気に入りました。
見ようによってはミドシップに見えるクーペフォルムの外観も申し分ありません。
この時点でWINDの中古物件は4台、低走行距離のブルーマジョレルの個体は全く手が出ない価格、そしてレンタカーとして使われていた物件が3台でした。
内1台は走行距離が2.9万km、もう2台は1.6万km、価格的には走行距離が多い物件が理想的でしたが、車検(レンタカー物件は初回が購入1年後)とタイヤ交換のタイミングを考えると後々のコストパフォーマンスは大して変わらないとのことでした。
いずれにもホイールやアウターパネル、インテリアにそれなりの傷があり、決して気にならないわけではありませんでしたが、この条件でなければ本来自分には購入を迷うことすらできない車です。
走行距離1.6万kmの2台は少し予算オーバーで、それなりに無理をすれば買えるかどうかのラインでした。
中古車は出会ったタイミングで決めなければならないという背押しの営業トーク、最後の1台や運命といったフレーズと同義のものでしょう、そのくらいのことは分かります。
同時にクープのデ・ザルプのようなことがまた起きてしまうのではないか、そんな焦燥も感じていました。


………思い切っていました。


車両購入の契約がこんなにも手短に済むものだとは思っていませんでした。
それは携帯電話の契約とほとんど変わらない程度の時間であっけなく終わってしまいました。
購入の話は誰にもしていません。
駐車場のあてもありません。
まだ自分の実印も持っていませんでした。
支払いは頭金を払い、残りの貯金にその月(１月)と翌月(２月)の給料も注ぎ込んで辛うじて残金を払いきりました。
それからしばらくの生活が綱渡りになったのは言うまでもありません。
納車にわくわくするよりも、これからどうするか冷や冷やしていました。
不慣れながらも一つ一つの行程をこなして、一昨年３月の始めに納車、みんカラの記録はここから始まります。
こうして最初のマイカーは輸入車、左ハンドル、MT、オープン、2シーター、酔狂な要素が詰まったものとなったのでした。



ということで、ようやく馴れ初めエピソードは完結です。
大幅に長くなってしまいました(^_^;)
元レンタカー兄弟(?)の残り2台も自分の購入後程なくして新しいオーナーの元へ嫁いでいきました。
結果的にあのセールストークは事実ということになりました。
みんカラにも登録されていますが、始めの数ヶ月以降は音沙汰なく、今頃はどうしているでしょうか。

ウィンドウズの朝は早い、早過ぎてフレンチフレンチ幕張運営スタッフの集合時間よりも早いのです(^_^;)
スタッフ不足の際にはどうぞご自由にお使いください(爆)
おいしいところでパーキングチケットが時間切れにならないように、メイン集団から外れ、地元でありながら最後発(とは言え、イベント開始時間よりは早めに到着)になる時間でゆったり出発しました。
結果から話しましょう。
到着時には目を疑いました。


WINDが沢山、しかも貴重なルージュまでいました。

予てからの悲願、オールカラーのトリコフォーメーションがここに実現しました。


もう今回はこれで満足です。
何もしていませんが、何も心残りありません(意味不明)
こんなテンションなので、あとはゆるく駄弁って撮影もほとんどしていません(^_^;)

カングーは開始15分で8台を超えました。
無造作に撮影したら逆光でした(^_^;)

ルーテシアはこの他にも0.9ZENやクリオウィリアムズ、各世代がバランスよく揃っていました。

トゥインゴRSは今回は見かけませんでした。


硬派の集い

4が4台

健在のラグナクーペ、メガーヌはまさかの失速、ⅢRSは2台しかいませんでした。


プジョー・シトロエンはもっと撮っていたと思っていたのですが…




フレンチ以外も豊作でした。

ぽつんと祭りの後、最終的にパーキングチケットは時間オーバーしました（笑）
運営スタッフの皆さん、お付き合い下さった皆さん、今回もありがとうございました。

昨日は土曜時点での天気予報が雨だったので、宮ヶ瀬を早々に諦めて午前中はのんびりしていたら、昼前になって雨が上がってしまいました。
代替案で混雑が本格化する前に行ってきました。

細かい説明はなしです（笑）























昼間が温かかったおかげで、快適に見られました。

車からの映像も、デフロスターの音がしっかり入っています(^_^;)
アウトレットに寄ってから帰りましたが、袖ヶ浦〜市原辺りまでところによっては霧が濃く、初めて霧中の高速を走りました。

怒涛の2日間をなんとか完走しました。
RSJからいきましょう。
土曜日は午後がNGということが多い身の上ですが、11/7はこの所用がなくなり、シグナルグリーンとなったのが先週の水曜のことでした。
会場のゲートオープンを狙って行動すれば、その時間帯の交通状態は流れているはずが、首都高と東名高速の予想外の混雑で、ゲートオープンから30分遅れでの入場となりました。

ルーテシアクラスのウォームアップ走行を横目に会場入りします。

ルノースポールはもちろんたくさんいます。

こちらがメインのAUTOCAR JAPAN FESTIVALです。
会場内でWIND探し






ボルトRさんの1.2Ｌターボに試乗させていただきました。
トゥインゴGTに試乗した頃よりは上達しているはずですが、会場内での微速走行で10アイドリングストップ獲得しました（笑）
日頃随分とズボラ運転になっているようです(^_^;)
ピットエリア




CRR臨戦体勢です。

関西舞子勢はここでも健在でした。

ステージ周辺

ルーテシアRS TROPHYが展示されていました。
物販コーナーでは手持ちの関係で断念しましたが、ゴルディーニのTシャツが欲しかったです。
ゴルディーニのアパレルは服のデザインとして純粋に好きです。
オール・ルノー・ラン

50台ほどの参加のようです。
SRぶいーんさんに同乗させていただきました。

先行車のナンバーが映らないように低い目線にしたら、コースがほとんど見えなくなりました(^_^;)
ルノー・スポール・トロフィー
今回は流し撮り(?)にも挑戦してみました。
細かい設定のできないコンデジでどこまでできるか、大半がボツになりましたが、それらしく撮れたものをピックアップしてみます。
ルーテシアクラス





途中赤旗中断が入りました。

中断時にルーフを開け閉めする波状さん

そして再開







メガーヌクラス












今回はRSJにフル参加できる貴重な機会でした。

そして本日のさいたまイタフラミーティング

3台+1台（笑）で埼玉スタジアムへ向かいます。


さらにゴルディーニが1台加わり、WINDは6台でした。
りすきぃさん、フロアマットありがとうございました。

天気はあいにくの雨、スエード×ラバーソールの靴で対策ばっちりのはずが、ウェルトから浸水し足裏がぐっしょり、寒くもなってきたのでほとんどcarolブースに引きこもっていました(^_^;)
そんなcarolブースの変遷



ただでさえ何のブースか分からないのに、規模を拡張しながら、終いには外界を拒絶するかのような出で立ちにも関わらず、なぜかメイン受付と勘違いされてしまうこともある異彩を放っていました（爆）



会場の様子はこれだけしか撮っていませんでした(^_^;)
詳しくは他の参加者のブログをご参照ください(爆)
お会いできた皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。