躁急

一日待ってもラリー屋さんからの連絡はありませんでした。

明確な取り決めをせずに“ふつうだったら”という自分勝手な思い込みで想定した期限以上に待たされた時はいつも千夜一夜の中の三千年ものあいだ壜の中に閉じ込められていた魔人を助けたら殺されそうになったという話を思い出します。
車検の直後の不具合だったから持ってったけどラリー屋さんにATのしかも所謂ファミリーカーの修理を頼むこと自体間違いだったんじゃないかと思い始める一日目な感じなのです。

画像はその先のファミマに行く途中のファミマの配送車の後ろで待ついつもの交差点。
三千年目にやっと助けてくれたひとを殺そうと思った魔人の心情はわからんでもない。