LA-DC5R フルハーネス(4点式シートベルト)取り付け その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回はスポーツ走行には必需品。フルハーネスを取り付けます。
注意:
このフルハーネス(4点式シートベルト)は車検には関係ありませんので、ほとんどの場合は問題なく車検は通りますが、シートベルトとしてではなくアクセサリーとして通るだけです。よって公道でフルハーネスを使用し、純正シートベルトをしないで走行すると、シートベルト未着用として捕まります。公道では純正シートベルトを、または、フルハーネスを着用した上に純正シートベルトをつけましょう。フルハーネスを付けたからといって、純正シートベルトをはずしてしまおうなんて考えたらダメです。あくまでも純正シートベルトは残しておいてください。
また、車検場によってはフルハーネスが後部座席を通す為、乗車定員を削る必要があると判断される事があるそうです。ちなみにやまぐぅがお願いしているホンダベルノでは、座席がはずされてなければ問題ないと言われました。
まずはベルト選び。
シートベルトの幅が2インチのものと3インチのものの2種類があります。2インチのベルトは純正シートベルトと同じ幅で細いため、きつく閉めると食い込んで痛いです。F1やWRCなど、トップカテゴリーのレースでは3インチが主流です。また3インチの方がホールド性がいいことは言うまでもありませんね。
よって3インチにしました。
また、バックルといって、4本のベルトを腹部で止める金具ですが、ノーマルのバックルとクイックリリースパックル(ロータリーバックル・丸バックルとも言う)の2種類があります。
前者のバックルだと車体横転時、自分の体重がバックルにかかった場合に、はずすことが困難になります。後者だと、腹部のバックルを回転させることで簡単にはずせるため、万が一の場合に安全です。
だたし、ちょっとお高くなりますが。
フルハーネスメーカー
・SECURON
・TAKATA
・PYROTECT
・SPACRO
・Sabelt
国産で良く使われているのがTAKATA。純正のシートベルトも大抵がTAKATAです。しかし、TAKATAの3インチフルハーネスは緑の一種類のみです。残念ながら、白インテに赤レカロには到底似合いません。黒がほしいやまぐぅとしてはちょっと・・・。しかも価格が高い。 SECRONはいち早くFIA公認のフルハーネスを販売したメーカーですが、日本にはあまり取り扱っている販売店がありません。
有名なのがSabelt。F1やWRCでもよく使用されています。黒もあるしとても良いのですが、これもTAKATA同様お高いのです。4万円以上します。
そこで、SPACRO。このメーカーも有名で、WRCでも良く使用されています。色も選べるし、しかも3インチ丸バックル仕様が3万以下で購入できます。
さっそく通販でSPACROの最上位フルハーネス【PRO-RACE】を購入。
2
さっそくあけてみた。
3
ついでに、Sabeltのショルダーパッドを見つけたのでそれを購入。これをSPACROのロゴの上に付けると、どっから見てもSabeltのシートベルトにしか見えませんね、きっと。(ププッ)
そしてこのショルダーパッドは金属部もカバーしてくれるので、ハーネスの金属部が体に当たらなくて痛くないです。
問題は取り付けです。
まずはどこに付けるか。
両肩ベルトは運転席側の後部シートのシートベルトと共締めすることにしました。
まず後部座席のシートを上に持ち上げます。
するとこのように簡単にはずすことができます。
4
よいしょ。
5
その奥に純正シートベルトが取り付けられているボルトが左右にひとつずつあります。そのボルトをはずします。
6
結構きつく閉めてあるので、ボルトがなめないように気をつけます。そしてフルハーネスに付いてきたアイボルトを純正のボルトの変わりに取り付けます。
7
純正のボルトはなくさないように保管しておきましょう。
そして取り付けたアイボルトに肩ベルトをつなげてシートを戻します。
8
肩ベルトはクロスさせて運転席のバケットシートの穴に通して、運転席の前に持ってきます。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク