
昨日は久しぶりのレースに出場してきました。
前回のレースを終了した直後、
チームのコーチから話がありました。
前回のレースが、チーム移籍して最初のレースだったのですが、
移籍したのは、その前のレースの直後の8月だったので、
9月末にあったレースまでは、ずっとカデットで練習をさせてました。
レースにはキッズで出たのですが、
今までの経緯を見て下さっていたコーチから、
もうカデットでレースに出しても大丈夫だと思うから、
移行させてはどうかと言う話でした。
僕的には、早くカデットに上げたいと思っているので、
全く問題は無かったのですが、
坊っちゃん自身、そのレースが最後になると思って走っていないし、
キッズが大好きな坊っちゃんの中で、後悔が残ると思われるので、
キッズ卒業レースとして、もう一戦走らせてやりたい気持ちもあり、
若干迷ったのですが、坊ちゃんと話し合いをした結果、
上を目指すなら、今でしょ!(笑)って事で、移行を決定!
レースに出るなら、エンジンもOHしないといけないし、
その資金調達の為と、坊っちゃんの未練を断ち切るため(笑)
ヤフオクにて、思い出いっぱいのレオンを売却。
はれて、カデットデビューと相成りました。
前日練習は1日雨。
完全ウェットで走ったことが無かったので、
雨予報だったレース当日の事を思えば、ラッキーでした。
レース当日。
雨こそ降らなかったものの、前日の雨はコースに残っています。
とは言え、セミウェット状態なので、タイヤ選択が難しい所。
練習時間を完全に走るほうが大事だと言う事で、レインタイヤで行く事に。
終わってみたら、びっくりの3番時計(笑)
当然です、殆どのチームが、決勝は晴れると睨み、
皮むきをする為にスリックタイヤで出走していたんです。
タイムトライアルでは、前車レインタイヤに履き替えていました。
ローリングスタートをした事のない坊っちゃん、
一番後ろから安全にスタートしたかったので、
これで、腕と経験に準じたタイムをみんな出してくれるでしょうから、
逆ポールは戴いた!!と、逆に一安心(笑)
一番最後にコースインしたかったのですが、
優勝候補の二台が、完全クリアラップを狙ってなかなか出て行かないので、
あまり邪魔になってもいけないと、中途半端にコースイン(笑)
前日練習から、何故か低速からの立ち上がりでフケない症状が出て、
かなりのタイムロスをしていたのですが、
それでも数週のうちに前車の追いつき、立ち上がりで離されながら、
頑張ればかわせそうなのですが、とにかく無理をするなという作戦を守り、
追いついてはアクセルを戻していました。
ピットから、少し離れる様にサインを出し、チェッカーまでの2周で何とかクリアを取りました。
で、終わって見れば、何とビックリ!
12台中7番手のタイムです、、、。
1台が1周目で止まってしまいノータイムだったので、
実質8番タイムだと思うのですが、
一番厄介など真ん中からのスタートになってしまいました(笑)
予選、2度のリスタートとなり、練習が出来たのは良かったのですが、
スタート直後に、坊っちゃんの前の5番手の選手が止まってしまい、
隊列にその選手の分の空きを作らなければならないのですが、
そんなことが起こることは予想してなかったので、坊っちゃんに教えてませんでした。
3番手の真後ろについてしまったら、坊っちゃんは失格になってしまいます。
えらいこっっちゃ~~!!と思っていたら、
ちゃんと5番手の所は空けてならんでいました(笑)
そこまでは良かったのですが、
他車に比べてアクセルオンのタイミングがかなり遅い事に加え、
低速でフケない症状が出て、2コーナーまでで最下位に(笑)
予選では、若干路面が乾きかけていたので、殆どのドライバーはスリックだったのですが、
残り2周で雨がパラつきだし、スリックでは若干ヤバイ状況に、、、。
順位は最下位なので、慌てることもないし、取り敢えず決勝前に壊れて欲しくなかったので、
落ち着いて走れのサインを出しまくって、早くチェッカー振ってくれと見守りました。
無事、作戦通りの逆ポールをもぎ取り、一安心、、、。
と、思いきや、なんと予選で2台止まっていたので、
後ろに2台を引き連れての10番手スタートでした(笑)
そして決勝。
昼休みに、突然チームの社長が現れ、
「○○のセットを、××に変えろ!」と、、、。
大慌てでその通りのセットを変更し、その旨を坊っちゃんに伝え、
いきなりフィーリング変わってしまうけど、気をつけろよと送り出します。
決勝でも、一回リスタートとなり、波乱の予感がしたのですが、
予定通り、2コーナーまでに後ろの2台に交わしてもらえる、、、
と思ったら、2コーナーで4ワイド状態から2台が接触してストップ!
その後に坊っちゃん、そしてもう一台いたのですが、
坊っちゃんはアウト側にいたので逃げ場がなく、
ダートに逃げて接触はま逃れましたが、イン側にいた後の選手は、
難なく通過して坊っちゃんを交わして行きます。
1周目、3コーナーで坊っちゃんは10番手になり、
後ろの2台は少し離れた位置で再スタートし、追いかけてきます。
上位はどんどん逃げて、中団グループはバトルをあちこちで始め、
若干ペースが落ちてきだしました。
序盤は前と結構な差が有った坊っちゃんなのですが、
周回を重ねる事に、少しずつ差が無くなって行きます。
ラスト2周で、もうちょっとで前車に手が届きそうな所まで来たのですが、
それは、坊っちゃんの大好きなお兄ちゃんではありませんか!
そのお兄ちゃんは、キッズ時代に坊ちゃんと同じレオンで戦い続け、
そして、今も同じCRGに乗る、坊っちゃんの憧れの選手なのです。
速さでは完全にお兄ちゃんの方が上なのですが、
チームの社長に指示されたセッティングが効いているのか、
お兄ちゃんに追いついて、バトルになりそうになっている、、、。
僕にとっては、夢の様な光景でした。
流石に、お兄ちゃんを抜くには至りませんでしたが、
無事完走して、10位でフィニッシュ出来ました。
キッズと違い、レース中はやる事が多いし、
セッティングが顕著にタイムに出るし、
とにかく大変で、僕の方が疲れました(笑)
仲良くなったキッズのドライバーや、その親御さん達からは、
突然カデットに行くなとブーイングの嵐でしたが、
坊っちゃんも吹っ切れて、もう立派にカデットドライバーの顔になってました。
今回のレースの課題は、
車を壊さず、順位を気にせず、楽しんでレースに慣れてくる、、、でした。
慣れないカデット&ウェットでのレースでしたが、
なかなか上出来だったと思います。