
11月3日、琵琶湖SLシリーズに参戦して来ました。
前戦から約40日、2回しか練習出来ませんでした(涙)
1回目の練習で、何故か1周だけエンジンが12000rpm回り、
その周のタイムが、1’00’’1と、自己ベストが出て、
夢の1分切りまであとほんのちょっとだったんですが、
それ以降はエンジンが全く回らなくなり、1分切りはお預け(笑)
結構イケるんじゃないの?って思ってたんですが、
2回目にあたる前日の練習では、10500rpmしか回らず、
それなりのタイムは出てましたが、練習にはならないなと、
前日から僕のテンションはダダ下がり、、、(笑)
明けて、レース当日。
ピットを見回すと、暫く参戦していなかった、
中部の遠征組みの姿が、、、。
そのうちの一人は、夏に行われたキッズ全国大会の優勝者。
もう一人は、前戦にも参戦してましたが、同じく全国大会でベスト5に入り、
前戦では2位に入っていた凄腕ドライバーです。
走れば表彰台のその二人に加え、琵琶湖シリーズランキングトップの、
琵琶湖の主(笑)のセナ君もいますから、
今回も表彰台は、ほぼ絶望的、、、。
第3戦2位になった坊ちゃんですが、それ以降は全く成績が奮わないので、
まぐれでもいいから、表彰台に、、、と言う希望は、脆くも崩れ去ります。
おまけに、坊ちゃん、2日前から若干風邪気味だし、、、
車検受ける前に帰りたくなりました(笑)
今回のエンジンは4番。

希望は7番でしたが、坊ちゃんのすぐ後に引いた、坊ちゃんの同級生に取られました(笑)
さて、4番は初めて当たりましたが、回ってくれるんだろうか???
公式練習では、気温が低いので、2周は押さえてタイヤを温め、
それから滑り具合を確かめる様に言いました。
中部組の2台は最初っからカッ飛んでましたが(笑)、
ガソリン節約の為か、3周でピットイン。
(キッズクラスは、ガソリンの補充ができないので、、、)
それを見た坊ちゃん、練習終了と勘違いし、ピットに入ろうとします(笑)
いいペースでそこまで走ってたので、もったいなかったのですが、
ラスト1周で、見事1番時計をだしました(笑)
そしてタイムトライアル。
いつもは誰かに引っ張ってもらう作戦なんですが、
今回は初めて、一番最後にスタートして、クリアラップを取る作戦に。
スタートしていく他のドライバーを見送り待っていると、あと1台が出ていきません。
坊ちゃんの学校の同級生なのですが、どうも坊ちゃんの後を走る作戦の様です(笑)
僕が、それを一瞬で理解し、前も随分開いたので、もういいかって感じで坊ちゃんを出します。
が、1周もしないうちに順序が入れ替わっている???
結局、3位位のタイムで周回が進むのですが、抜けないと判断した坊ちゃん、
ワザと間を空けて、クリアラップを取ろうと試みますが、
間の取り方が不完全で追いついてしまい、無駄な努力に、、、(笑)
何とか前をかわしたものの、もう時間が無いのでラスト1周になるか?
案の定、チェッカーが用意されてしまい、祈る気持ちでタイムボードを見ると、
最後の最後で2位と0、05秒差でトップに躍り出ました~!
今回の4番エンジン、11700rpmまで回ってくれてました。アタリです(笑)
スタートでトップを守れれば、3周の短い予選はやり過ごせる、、、。
とは行かないのが、うちの坊ちゃんなんですね(笑)
では、予選の様子を、ちょっとだけ撮影技術の上がった嫁の撮影でご覧下さい。
長いので、前と後は端折って下さいね、、、。
今回の坊ちゃんはなかなかアグレッシブでした(笑)
今までパッシングをした事なかった6コーナでいきなり抜きにかかります。
が、当日、急に効きが良くなったブレーキがタイヤをロックさせて、スピンした様でした。
ファイナルラップでは、後続車、、、(坊ちゃんの同級生なんですが(笑))に
吹っ飛ばされ、空中で270°回転して着地(笑)
本人は、びっくりしたようでしたが、何とかハンドルから手が離れない程度の衝撃で、
何事もなかった様にレースに復帰。
順位は4つもドロップして5位でフィニッシュでしたが、
攻めての結果だったので、良しとします(笑)
でも、ピットロードに入ってきた途端に、
「スロー回転が高すぎて止まらない~!!直して~~!!!」
と、叫んでいました、、、。
ピットに戻り、よく話を聞いてみると、
アクセルオフでスピードが落ないから、ブレーキを強く踏まないといけないし、
ブレーキを離した途端、加速するから立ち上がりが変になるとの事。
確認してみると、スローが8500rpmのあります(笑)
結局、アクセルワイヤーのアウターが引っかかっていて、スローを上げていたんです。
波乱の予選も終わり(笑)いよいよ決勝。
アタリのエンジン、タイムも出てる。
他車とのタイム差を比べると、ちょっと高望みすれば3位は狙える?
坊ちゃんには、今日はエンジンで勝てるから、なるべく前について行って、
最終~2コーナーまでに前に出るような作戦を授けます。
では、決勝の模様です。
結局、6コーナーでスピンして、終了(笑)
すぐに効かなくブレーキに嫌気がして、
前戦からブレーキを一新したのですが、
今回は効きすぎるブレーキが、アダになってしまいました、、、。
結果は4位でしたが、0、006秒差でファーステストラップも取れたので、
良かったのかなと思います(笑)
あまり練習も出来ませんでしたが、
今回の坊ちゃんは、迷いが無くなり、アグレッシブさが出てきたと思います。
予選の1周目の6コーナー、失敗はしましたが、
5コーナーを立ち上がった所で、「イケル!」と思ったから迷わず行ったそうで、
(単なる勘違いだったかもしれませんが(笑))
今までだったら絶対行かないし、安全にパスできる所まで待ってたんです。
スピンして、順位は下がりましたが、そのアグレッシブさが嬉しかったです。
丁度1年前、
キッズクラスのデビュー戦だったのですが、
その時の優勝者が、今回の優勝したドライバーなんです。
デビュー戦では、1位から半周以上遅れての最下位でのゴールでしたが、
そのドライバーに、タイムだけなら勝てる所までになったんだなと、
親バカ全開ですが、息子の伸び代の凄さを喜んでいます。
第1戦の時には、表彰台は、今年のうちには無理だと思ってましたが、
今は、もうちょっと頑張れば手の届きそうな所まで来ています。
さて、残り1戦。
何とか表彰台に乗れるように、
坊ちゃん( ゚ー゚)ノ)"ガンバレ~!