
11月30日、今年最後の琵琶湖シリーズに参戦して来ました。
レース結果は、
公式練習 11位
TT 11位
予選 11位
決勝 9位
(出走台数12台中)
以上、何ともなく、すごく当たり前な結果に(笑)
来年、またがんばりま~す!!
まあ、レース当日は何事も無くおわったんですが、
前日練習にて、ちょっとした事件が、、、。
当日はあいにくの雨で、路面はヘビーウエット状態。
チーム員の皆さんのお話では、レース当日は晴れ予報。
おまけに、昼前から雨は止み、午後はドライになるとの事。
それなら、レインタイヤを減らすのももったいないし(笑)
当日を睨んでドライの練習をしようと、午前の出走はパス。
他人の走行を見たり、マシンの整備をしたりして時間を過ごしました。
今回のレースには、坊っちゃんの学校の同級生で大親友のR君が、
カデットデビューするので、前日練習で久しぶりに一緒に走れると坊っちゃん大喜び。
ゴゴイチの出走で張り切って出て行った坊っちゃん。
何故か2周でピットに入ってきます、、、?
「サイドBOX飛んでった~!」
1週間前の練習の時に、金属疲労によるパイプの折れで、
同じく飛んでいってしまったのですが、
自宅で自分で溶接して直したのが、溶接が甘かったようです(笑)
チームの社長が直ぐに直して下さり、
二回目の走行で、何とか20分走りきりました。
普段は、カートを買った時についてきた、いつおろしたか解らない中古タイヤで練習しているので、
最後の走行枠では、一応レース用に買った、新品から100ラップしたタイヤに交換。
グリップ感の違いと、レース当日と同じ状況にして練習してもらいます。
5週ほどして一旦ピットに戻し、感想を聞いてみると、
めっちゃグリップすると、大喜び(笑)
そこで、タイミングを合わせてR君の後ろに入って、バトルして来いと送り出します。
うまく、Rくんの後ろに入り、抜くタイミングを狙って走っていたのですが、
ちょうどテールtoノーズでコーナーに入ろうとした直前に、
2台揃ってイン側の水たまりを踏んでいたので、一瞬イヤな予感がしたのですが、
それがあたってしまいました・・・。
R君、コーナーに入った瞬間、大きくテールが流れてしまい、失速。
ビタビタに付いていた坊っちゃん、避けきれずにタイヤに乗り上げ、一瞬マシンが浮き上がりました。
が、着地したので、おお~セーフ~!!
の次の瞬間、アウト側に向かってゴロンと横転し、完全に裏返りました・・・・・。
サーキット内が騒然となり、チームの方、その他の色んな方が一斉に駆けつけてくれました。
(僕自身、相当焦っていたので、どなたが来て下さったのか覚えてませんが、
助けて下さった皆様、ありがとうございました)
慌ててカートを起こしたら、カートに引っかかったまま坊っちゃんも起きてきたので、
他の方に抱きかかえてもらい、カートを脇に避けます。
坊っちゃんを見ると、取り敢えずメットを脱がせろと言うので脱がし、
身体の安否を聞くと、左手が痛いとの事。
泣き虫坊っちゃんなので、泣いているかと思いましたが、泣いてませんでした(笑)
首をやっていないかが一番心配だったのですが、取り敢えずは左手の小指の打撲が、
一番ひどい怪我のようでした。(後、何箇所か打撲)
トップ画像がカートの一番ひどい損傷。ハンドルと、ハンドルのシャフトが曲がってました。
あと、メットがこんな感じに。
担架も持ってきて下さいましたが、
抱っこしてピットに戻り、一応医務室でしばらく横になって様子を見ました。
しばらくは動転していましたが、直ぐに落ち着いて、骨折も捻挫もない事を確認。
病院も必要ないだろうと言う事で、一安心。
ただ、翌日がレースなので、身体的にも、精神的にも出れるかどうか心配。
ひっくり返って、そこで終わって、次の日にレース出来るのか?
って、かなり心配だったのですが、本人に確認した所、ちょっと思案してました。
僕が、明日になって、痛い所がなければレースに出よう、
明日、朝起きてから決めたら良いからと言うと、
左手を握ったり、開いたりしながら、
「うん、大丈夫、出るわ~!それと、出なかってもエントリー代返ってこんやろ?
でえへんかったらもったいないしな~・・・」
ひょっとしたら、今までで一番感動したかも(笑)
オトナの事情が解る子になったのね~!
でも、あまりお金の事言うのが良くないのだと、反省しきり、、、。
カートの損傷部分を修理し、キッズの皆さんとご飯を食べ
(夜になる頃にはすっかり元気になってた坊っちゃんです)
早めには帰宅したのですが、、、。
翌朝、ちょっとゆっくりめにサーキットに行くと、
坊っちゃんのカートがバラされています。
実は、横転によってフレームが少し曲がってたようで、
コーチが朝イチから修理して下さってたそうなんです。
申し訳ないなと思いつつお手伝いして、何とか車検に間に合いました。
コーチ曰く、
これもいい機会ですから、坊っちゃんに、
今回は自分で壊した訳じゃないけど、壊わしたら時間もお金も、
人の手もかかる事を教えてあげて下さい、、、と。
レースで勝つことも大事ですが、上に行けば行くほど、
壊さずにマシンを持って帰ってくることが大事になります。
坊っちゃん、良く理解してくれたと思います。
予選では、ちょっと頑張れば前を抜けたのですが、
予選で壊したら、決勝出れない事も理解していて、無理はしなかったとの事。
決勝では、結果を求められるので、2周目のホームストレートから、
頭を伏せての本気モードで前を追いかけます(笑)
キッズ時代から今まで、そんな事した事無かったのに、
坊っちゃんの中で、何かが少し変わって来たのかもしれません。
このレースでの目標だった、1台は抜く、壊さず完走を達成出来ました。
あ、自己ベストのおまけ付きで(笑)
カート関係の方は、このブログを見ておられないと思いますが、
当日、色々ご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
人の優しさが身に染みた二日間でした。
これを糧に、来年はもっと成長したいと思います。親子共々、、、。
あ、一応動画です。
良かった見て下さい。相変わらず下手ですが、、、(笑)