
少し前のことですが今年3月~4月にかけて、出張にしては長期間、微笑の国タイへ行っていました。
私と後輩と、期間中3分の1はシンガポールからアジア駐在員が合流し3人。40代と30代の男旅です。
寝る間を惜しんで観光し尽くしましたので、紹介したいと思います。
1回目はまじめに紹介編です。
(注)遊びじゃないかと思われるでしょうが、平日の昼間は別人のようにしっかり仕事しています。タイ人も勤勉です。
1.携帯ツール
タイは日本並みにスマホが普及しています。9割方iPhoneで、Andoroidは少ないです。一般の若者にとってはかなりの高額品ですが、頑張って購入するそうです。そしてコミュニケーションツールはLine。
私はドコモ版iPhone6Plusですが、これはホテルでのWiFi利用と、ホテルの外では機内モードにしてカメラとして使用します。以前使っていたL-06D Optimus Vuをドコモショップでsimフリー化し、これをタイで使用します。手数料3,000円。
後輩はソフトバンクなのでsimフリー化できず、わざわざsimフリースマホを今回のために買ってきました。何に使うんでしょうね!(笑)
会社携帯もあり、面倒ですが3台持ちになります。

入国するとすぐ3社のショップ窓口がありますが、どこもそんなに差はないようなので、今回は定番AISにしました。滞在日数に応じていくつかプランがありますが、今回は30日プランを購入。
私は予めOptimusVuの言語を英語に設定しておきましたが、後輩のわざわざ買ったsimフリースマホは日本語のままでした。しかし特に問題なく10分ほどで設定までしてくれます。その場でネット接続できることを確認。
Lineをインストールし、タイ人とのコミュニケーションツールが整いました!
ちなみに電子版Gダイヤリーも閲覧可能な状態でしたが、ネットのスピードは激遅なので、本を買って地図をポケットに入れておいたほうが確実です。
2.宿泊
今回はお客様が手配してくれたサマセット トンローです。トンローは日本人駐在員が多く住んでおり、バンコクの繁華街ど真ん中ではない分、静かで駅(BTS)も近く、飲食店・マッサージ店が多く、スーパーもある。不自由しません。
部屋に備え付けの洗濯乾燥機はあまり良くなかった。Tシャツダルッダルになりました。
仕事が終わると社用車でサマセットまで送ってもらい、シャワーを浴び、外へ出たらまず近くのマッサージ店へ。それから食事に向かいます。
3.バンコク周辺の観光
寺院など史跡巡りと水上マーケットなどが有名です。ネットでツアーを検索するといろいろ出てきます。ツアーに参加するのが手っ取り早いですが、ツアーコースを個人で回るのもいいと思います。
私はパタヤが好きです。バンコクから最も近いビーチです。市内2ヶ所から高速バスが出ています。私はトンローの隣であるエカマイ発で行きました。
片道2時間でパタヤに到着。目的地はラン島です。パタヤのビーチはあまりキレイではなく、どうせ行くならその先のラン島がキレイと下調べしていたからです。
バスターミナルから乗り合いタクシーでウォーキングストリートまで行きます。そこからバイタクでもいいのですが、ウォーキングストリートを見ながら歩いて船着場まで行きました。
遊覧船に乗ってラン島へ。
ラン島にタクシーはありません。乗り合いタクシーはありますが、遊覧船の到着時間に合わせてやって来るので、目的地を決め、さっさと乗らないと待ちぼうけを食らいます。
そこでお勧めなのが、レンタルバイク。HONDAの125ccスクーターです。自由に行動でき、なにより爽快。気持ちいい!
地図にはなかった、こんなビーチに遭遇。キレイで人も少なく、アジア感たっぷりです。

ラン島で日本人には遭遇しませんでした。しかしタイミングによっては大量の中国人ツアー客が押し寄せます。
帰り、バンコク行きのバスは注意が必要です。今回、2時間待っても予約したバスが現れず。呆れました。
バスターミナルもそうですが、公衆トイレを利用するには3~5バーツの利用料が必要です。小銭は邪魔ですが用意しておきましょう。
4.買い物
タイ最大、世界最大とも言われるマーケット、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット(JJマーケット)がおすすめです。土日限定です。
トンローからはBTSで1本。終点のモーチット駅が最寄です。
何でも売ってます。犬も売ってます。人間は売ってません。
広すぎて迷子になります。
暑くて倒れそうになります。タオル必需品です。
すごい人です。
でも、楽しいです。ひと通り歩いた後のビールも最高。
私はおみやげ用に扇子を大量に、自分用にシャツを6枚ほど買いました。安いです!もっと買っておけばよかったと思います。
女性にはフルーツで作った石鹸が人気だそうです。
5.交通
バンコク市内の電車はBTS(スカイトレイン)とMRT(地下鉄)があります。駅を含め、どちらも日本並みかそれ以上に清潔でかっこいいです。
Suicaのようにカードを購入し、チャージして利用します。両路線を駆使し毎晩利用していました。
今日はどこへ飲みに行く?電車で行って、ちょっと違う町で飲み直すのにトゥクトゥクで、帰りはタクシー、って感じの移動でした。
数日の観光でちょっと移動するくらいならタクシーでいいと思います。
でもタイといえばトゥクトゥク。飛ばす運転手が多いので、あのエンジン音と風、しがみついていなければ振り落とされそうになるところが興奮します。頭ボッサボサになります。
地元の人、特に女性は怖くて乗らないそうです。でしょうね。
料金はタクシーよりちょっと高い位です。日本のタクシーに比べたら激安ですが。
目的地を言って料金を聞きます。日本人と見るや、必ずふっかけてきます。相場がわかっていれば、強気で一言、交渉します。応じないなら他を当ります。すぐに見つかります。
タクシーもトゥクトゥクも運転手オリジナルの改造を施していて、褒めてあげると喜びます。

タイの人は歩くのが嫌いだそうです。通勤にしても、ちょっと向こうまで行くにもバイタクを乗り継ぎます。渋滞のバンコクでは便利なようです。
しかし、ミニスカートのお姉ちゃんがちょこんと横乗りで座り、どこにも掴まらずスマホを弄り、その状態で100km/h近いスピードで走ってる。本当に良く見ます。見るからに危ないのになんで?
バイタクが転倒して運ちゃんと客が道路を滑ってくるのも目撃しました。。
クルマ事情
車の普及率は高いです。7割位は日本車です。トヨタが多く、意外なのはいすゞ車の多さです。日本メーカーなのに日本に需要がなくタイには需要があるんですね。
というのも、でかいピックアップ車がやたら多いです。なのでフォードなんかも多いです。
流行りというのもあるものの、ピックアップは商用登録できるらしく、税金が安くなるのと、下取りもいいそうです。
日本車の販売店があちこちにありますが、展示しているのはピックアップばかりという不思議な光景でした。
きったないトラックの荷台に人がぎゅうぎゅう詰めで運ばれていたり、その横をピカピカのランボとフェラーリが走っていたり、高低差すごいです。
たまーに韓国ヒュンダイやインドTATAも見かけました。
往年のベンツが意外に多いのに驚きました。W201や特にW124があの暑さの中、元気に走っていました。
中古車が流れてくるんでしょうけど、まともな整備ができる場所があるとは思えません。いや、あるのか?
各国のアジア戦略の中で、ことタイにおいては日本車がこれだけ選ばれ、日本企業が多く進出できるというのは、親日の思いからもきているのでしょう。ありがたいことです。大国などに攻められず、いつまでも親日であってほしいものです。
2.グルメ編
3.番外編
へ続く。
(そのうち)