
本ではないので一冊に入れるかどうか迷ったのですが,
あえて書かさせていただきます。
大前研一氏は世界的に有名な経営コンサルタントで、
デキるビジネスマンの間ではカリスマ的存在。多分多くの方が存知だとは思います。知らない人も名前くらいは聞いたことあるかも・・・
元来ワタシはコンサルタントと名のつくものは詐欺師(笑)だと思っておりました。
かれこれ数年前彼の著書「中国シフト」を手にして以来、彼のファンであり(信者ではないと自分では思っている)、彼の主催する通信教育まで受けている始末です(汗)
彼の本は、モノによっては難しい文章もありますが、結構難しいことを分かり易く書いてくれ手いる感があります.
これは月刊誌になりますが、我々がなかなか知り得ないような政府の失政を理論的にかつ分かり易くずばりと突いてくれていてすっきりします。マスコミも何故こういったことをしっかり報道してくれないのかと歯がゆい思いがしますね。
例えばゼロ金利についても大前氏の論調では、
また80年代までは銀行は運用益の90%を預金者に還元していた訳だが、ゼロ金利になってからその運用益を預金者に還元していないことになる。
最近ではいかにも
自助努力で立ち直ったとか何とか言っているようだがとんでもない話になる。
ゼロ金利については大前氏の統計を見ると、個人の受け取るべき金利分がそのまま企業の負債を圧縮しているという現象が起きている。
つまり金利がゼロのせいで個人の本来もらうべき金が企業の借金を肩代わりしていることになる。
こんな政府や銀行に文句も言わず黙って金を預けている国民も国民だが最近ようやく海外に投資しようという人が出始めたというようですが・・・
そういうワタシもシンガポールにいる際に日本で貯蓄できなかったので、結婚を機に仕方なく世界的に有名な某保険会社で生命保険とファンドによる投資を始めたわけだが、これが今では5~10%で回っている。当然ファンド銘柄もいくつかに分散はして定期的に変えているが・・・
話が横道にそれたましたが、賢い消費者を目指すなら、デキるビジネスマンを目指す(または近づきたい)なら必読の書だと思います。
ただコレ年会費1万円する割には安っぽい紙を使っているのと、活字がぎっしりつまっていて決して読み易い構成になっていないので、活字嫌いの人にはオススメできない。
ワタシはコレともう一冊の情報誌(次回紹介予定)を読んでるおかげで、今まで使っていたビジネス誌や雑誌などにかける金がほとんどなくなりました。通常プレ○デントとか日経○○とかいい記事が載っているのですが本当に読みたい記事は1つ2つみたいな感じです。
この
大前研一通信は本屋では売っていませんが、
ネット上で申し込むことが出来ます。
またその一部を読みたいと思う人は
無料でメルマガも発行してます。
ぜひご一読あれ・・・
Posted at 2006/05/15 21:46:51 | |
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