
もう、すでに色々な方が言っているのかもしれないけど、初代プリウス、初代アクア前期型、初代アクア後期型、新型アクアと、乗ってきて思う事で、車に標準搭載の燃費計の値と、ガソリンを満タンにした時の計算値(走行距離を給油したガソリン量で割る)では、燃費計の方が1割程度高燃費になります。
この差はどこで出るのかを、仮定してみた。
まず、1割(10%)と言う値は、初代プリウスから新型アクアまでの4車種でほぼ同じ割合である事から以下の事が言える。
1.車種やモデルに関係なく、一律1割程度良い表示になる。
2.タイヤのサイズアップやダウンを行うと、2~3%の違いが出る
3.夏とか冬とか関係なく約10%の誤差になっている。
4.一般道と高速道路の違いもあまりない
次に1割(10%)と言う数値から連想する値として次の事が言える
1.スピードメータの表示するスピートは、法令で実際の車速を超えてはならないとあるため、約1割程度低く表示されるとされている
2.追尾による速度超過等で検挙された時、違反切符に書かれるスピードは、パトカーや白バイのメータが記録した値より1割引きされると聞いた事がある。
3.高速道路のポスト表示と、ODOメータを見比べると、ほとんど誤差は無い様に思える。(仮に10%の誤差があったら、ポスト表示で10Km走った時、ODOは9kmとなり、1kmもの誤差となってしまう)
4.エコカルテや燃費グラフの中に走行距離の情報が出てこない
この事から、次の様に仮設してみた。
1.標準搭載の燃費計は、車速と走行時間を積分して距離を求めている。
2.車速はメーターで表示している値を使っている。
例として実際の距離100Km走行した時に燃料3リットルを消費したとしたら、標準搭載の燃費計では、スピードメータの値が10%低く出ているので、走行した距離は100kmの10%引きとなり、90Kmしか走っていない事になる。
この事を前提に実質燃費と標準搭載の燃費計との燃費の差は次の様になる
実質燃費
100Km÷3リットル=33.33km/リットル
標準搭載の燃費計
90Km÷3リットル=30.00km/リットル
さて、この仮説はどうやって証明すればいいんだ?
まぁ、自分なりにはこういう事だと納得しておこう。
ちなみに、社外品(ユピテル)のODBコネクターに接続するタイプの燃費計では、走行距離や車速をGPSを使って補正している様で、ほぞ実質燃費と同じ結果が表示される。
画面下段の真ん中が、平均燃費、右上が一般道の燃費、右下が高速道路の燃費
(表示されている数値は、短距離をのんびり走った値なので、あてにしない事)
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燃費 | クルマ
Posted at
2021/09/26 09:32:55