ドラレコセットアップ奮戦記

　超格安ドラレコを衝動買いしたのはいいのだけれど、こいつが食わせ物で。
喜び勇んで持ち帰り、早速開封。取り付けはいたって簡単だ。吸盤をフロントグラスに吸い付けるだけ。
取説も見ずに一瞬で作業終了。というか取説が付いているには付いているのだが、読まれることを拒絶しているかのようなシロモノだ。まず文字が小さい。天眼鏡でも持ってこないと読めない。無理をして読んだところでたいしたことは書いていない。

　シガーライターソケットから電源を取り、スイッチオン。弱々しいインジケーターが点滅し撮影中であることを示している。
16GBのマイクロSDを入れているので能書きでは6時間の連続撮影が出来るはず。5分の分割ファイルなので計算上は７２ファイル仕上がる勘定だ。

　一日走りまわって・・・・。PCの前。USBケーブルを本体に繋ぎ期待の一瞬。

　ガーーン！何これ？文字化けファイルの羅列。このような場合にはチェックディスクだ。分断されたファイルが修復され、・CHKのファイルが出来上がっている。この・CHKを・aviにリネームしてみる。どうやら半分程度のファイルは映像が記録されてはいた。

　翌日、不良品交換に走ったのは無論である。お店の人も前例があるのか引きつった笑顔で、レシートの確認も無く交換してくれた。が・・・・。この交換してもらった品も同様な症状で・・・・。

　又もや二度目の交換。今回も気持ちよく現品交換。

　ところが、この品も同様の症状が現れる。ただ、その現象は車載に限って起こるに気がついた。
手持ち撮影の場合には綺麗に撮れているし、ちゃんと記録もされている。手持ちと車載の条件の違いは振動だ。
そういえば、同時録音でカチャカチャとうるさい音を拾っていた。マグライト風味のアルミケースを手にとって眺めてみると、本体と内部構造が固定されていない。そこで、隙間を少量のボンドで埋めてやった。これで返品は効かないが、仕方がない。

　この処置がどうやら効き目があったらしい。どうにかまともに作動するようになった。

で、ドラレコとしてのインプレッションなのだけれど、画角が狭すぎで事故対応としては役不足だが、ドライブ記録としては充分に役に立つのではないかと思える。後は耐久性か。しかし３９８０円で結構遊ばせてもらった。

　しばし超低速峠バトル映像などをどうぞ。最初の写真は先週の土曜、久住牧ノ戸峠の紅葉。