ミスマッチ

結果良ければ全て良し。確かに経過は重んじられるのだろうけれど、結果が出ないことには目的は達成できない。そのためには体罰ですら容認するなどと・・言う輩がまだまだ大勢いる。

　精神論だけでは戦いには勝てない事を十分に学んできたはずなのに。

　我がPCオーディオはちょっと古いけれど本物志向の高級スピーカーの参入を得て、ほぼ完成された。音の出口がしっかりすると、ソースやソフトやケーブルなどの違いがわかってくる。

　MP3とWAVの違いが判る、MP3でも再生ソフトによって明らかに音が違う。結局突き詰めていくと、ケーブルまで変えたくなってくる・・。

　ただ前にも書いたけれど、耳の老化によって12000Hz以上の高音が聞こえない。ただ聞こえないからといって、MP3でその周波数以上をカットしてエンコードするのと、しないとの差は判る。聞こえてもいないはずの周波数を何処かで感じているのかもしれない。

　そういえば、アナログ派の人たちは、CDには倍音成分が含まれていないからダメだと仰る。聞こえもしない音が含まれているからアナログは素晴らしいと・・・。

　ともかくこの辺りでPCオーディオは打ち止めにしよう。これ以上突っ込むとドツボに嵌るばかりなのだと思う。

　アンバランスは承知の上、たとえ邪道と言われようと我がシステムは良い音を聞かせてくれている。デジタルとはいえわずか5000円のアンプで15万円のスピーカーを鳴らせている。

　邪道といえばもうひとつ、半世紀も前のレンズをデジタルで蘇らせている。最近出番が少ないのだけれど、やはり圧倒的な描写力ではある。