エンジンブロー

　なんだか久しぶりにエンジンブローを見た。昨日の仕事中のことだけれど、盛大に煙を吐いて疾走している軽を見かけた。

　なにやらオイルが焼ける香りを発しながら・・・・。

　たまたま直後に着いたら、強烈に香りが車内に吸い込まれてくる。慌ててベンチレーションを車内循環に切り替えた。恐らく長いことは持つまいと思いながら後に着いて走っていたのだけれど、ついに盛大に煙を撒き散らしつつ路肩に停止。お隠れになったようだ。

　3年ほど前になるか、40万kmほど走った仕事車のATFオイルを燃やしてしまい白煙をまき散らした経験があるけれど、恥ずかしい事だ。

　いずれにせよ経年変化は突然トラブルとなって訪れる。無論、機械だけではなく生身の人間にとっても。

　「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」　唐の詩人杜甫の詩

　酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。しかし七十年生きる人は古くから稀である

　ただ調べてみると古稀って数え年70歳だから、去年だったんだ・・・・と。

　子曰、吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲、不踰矩

　七十になってからは、心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった。

　孔子さんがそうおっしゃってますので、そのように生きてみるのも良いのかなと。