今年最後かな、錦織り成す。

　今年の紅葉はどうやら不作だったようだ。おそらく自然の摂理が狂っているのだろう。街路樹のイチョウは黄変するまでもなく枯れ色を晒して落葉している。

　それでも毎年定点観測している太宰府天満宮の裏山に出かけた。

　切り取った絵であればそれなりに見えるのだけれど、写真は嘘を付く。



　あい変わらずのアルかニダの氾濫の境内ではあるけれど、七五三のお参りや受験シーズンの始まりともあって日本人参拝客も大勢いる。

　定番のお石茶屋を抜け裏山に出ると、アルかニダの喧騒から逃れられる。











　裏山を抜け、レトロな遊園地を見ながらお隣の光明禅寺へ・・・。

　行ったけれど、こちらはアルかニダの聖地と化していた。昨年から始まった撮影禁止なのだけれど、出てきた大阪のおばはん三人連れが「なんで写真撮ったらアカンの」などと声高に喋りながら出てきたのを見て、今回は入場しなかった。

　閑散期に訪ねた時、お寺さんから聞いた説明では外国人の撮影マナーの悪さに閉口した結果だとか・・・。外国人とは無論、アルかニダ。

　所がこの光景。名物の牛の銅像だけれど、記念写真を撮るためにこの列に並んでいるのは彼の国の方々だ。ちゃんと並んで横入りの気配も無い。どうやら少しはマナーも向上しているようだ。

　こちらは和服コスプレで自撮りをされていた二人連れ。どうやら東南アジア圏の方の様子だけれど、中国の観光客が一緒に写真を撮りたいと横に並んで居たのが面白かった。



　今年の紅葉はこれでおしまいかななどと、お石茶屋で求めてきた梅が枝餅を食べながら・・・。２５日限定のよもぎ餅バージョン。