強剪定

　いつ頃からだったのだろうか、樹木の強剪定がはやりだした。
恐らく近隣住民の落ち葉対策なのだろうけれど、本来の街路樹の機能を無視した行いなのではと思う。
　夏場に日差しを遮り、涼風をもたらす事や、防火帯としても利用されるべき街路樹。これを簡単に強剪定しては街路樹の機能を果たさなくなってしまう。
　持続可能な開発目標（SDGs）だのへったくれなどとお題目を唱えるのなら、まず街路樹の強剪定を止めるべきだと思う。

　数年前の同じ時期の画像。

　今年の画像。

　こちらの銀杏はほぼ枯れてしまいそうだ。

　これが強剪定する前の同じ銀杏だとは・・・・。

　確かに毎年芽吹き前に強剪定すれば業者にとっては安定収入になるのかもしれないし、秋の落葉時期には落ち葉掃除が少なくて済むから近隣住民にとっては良いのかもしれないけれど、それなら初めから街路樹を植えなければ良い訳で・・・・・。