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　この絶景が眼下に広がっている。

　昨日来の強風で、街路の銀杏が葉を落とし道路一面、黄色に染まっている。積もる程の降り方ではないけれど、雪が舞っている。山沿いではおそらく積もっているのだろう。交通情報では峠の通行止めを伝えていた。
　こんな日は遠出を避けて、近場でカフェ探しだ。雪が止んだお昼過ぎ、播磨屋ステーションに出かける、無料でおかきの食べ放題だ。昼ごはん代わりになるが、やはり商品を買ってしまう、善良な市民ではある。只はやはり高くつくようだ。
　
　市内から見える山々は白い衣をまとって、紅葉と常緑との絶妙のコントラストを際立たせ、我々を誘っているように見える。
　前から気になっていたカフェを訪ねた。「わらび野」と言う。見事な景色だった。
福岡在住３３年で初めて対馬を望見する事が出来た・・・。多分。

　昼間に野暮用があって本日は近場で済ませた。
前に紹介した播磨屋本店　福岡店がリニューアルした。
　オフィス街の真ん中で、お店を訪れても何時も空いていた、あのお店が大胆に変わった。おかきカフェに生まれ変わった。それもすべて無料、ただ！
日替わりで提供されるおかきは7種類、食べ放題なのだ。飲み物はお変わり自由の珈琲、紅茶、日本茶、すべてお変わり自由。写真の品がすべてただ！
　席は58席ほどの大きさで、ベビーカーでも自由に移動できる空間がある。
明るい店内は土曜日の午後、７０％程のお客が入っている。おかきは無論のこと、飲み物もそれなりに美味しい。
　以前この場所は、売り場だけだった、その頃と比べると人出は圧倒的に多い。カフェ利用のお客の半数近くは、売り場で何がしかの商品を買ってから帰る。
　このリニューアルは商売的にも大成功だったのではないだろうか。
私たちも、お気に入りのおかきを買い求めた。
　駐車場は無いが、付近に30分100円の１００Pが沢山ある。これらを利用しよう。

　帰路、我が家定番、平尾のパン屋さん、セ・トレボンに寄る。山向こうに出来た新店は1年で閉店し、香椎に移転した。そのせいかここ平尾店は混雑している。
　今夜の晩御飯は、阿蘇で買ったハムを挟んで食べることにしよう。

　土曜の午後、今回は西の方角伊都国の探訪だ。最近古代史HPのリニューアルを引き受け眠っていた虫が蠢きだした、神籠石の探求だ。コウゴイシと読む。定説では天智天皇時代の山城だとされているが、違うと思う。
　西の方角に来た時の定番、波多江のJA糸島産直市場伊都菜彩で新鮮朝採り野菜をゲット。ただこのお店午前中に行かなければ、ほとんど売り切れてしまっている。広大な駐車場と売り場を擁し、いつでも混雑している。ここでは野菜以外に、ドーナツを買うことにしている。家庭で作った本物のホームメイドの優しい味がする。しかも安い。某MrDなど足元にも及ばない美味しさだ。
　ここから雷山神籠石に向かう。２０年ぶりだ、以前来たときよりも道は酷い。軽４WD車が最適の道だ。無論無舗装、ガードレールも無い。藪が両側から迫り出し、上からは枯れ枝が垂れ下がっている。此処を訪れる人や車はいないのだろう。助手席の家内がかなり恐怖を覚えているようだ。神籠石そのものは以前と変わりなくそこにあった。
　見学を終え、引き返すのは怖いと家内が言う。このまま上り詰めると雷山浮岳縦貫林道に出るはずだから、その道を選んだ。半分は正解だったが、整備されていない道路であることには違いが無い。途中、メジロの密猟らしき男共を見かけた。

　今回は浮岳麓にある山ぼうしと言うカフェだ。しずかな所謂、古民家改造カフェだ。
珈琲はやや濃い目だが私には合っている。チーズケーキもタルトケーキも自家製だ。とにかく水が美味しい。浮岳の伏流水だ。器は古伊万里を使っている、珈琲カップは蕎麦ちょこだ。静かな時が流れる。ギャラリーは余計だと感じた、展示方も上手くない。

　夕食は、こちら方面での定番、レストラン城（ジョウと読む）で鯛の煮付け定食。何時もながら美味しくて安い。

　土曜日の午後、東方のパン屋さんの探索を終えたあと、ガーデニングのお店に行ってみた。存在は聞いていたが、訪ねるのは初めてだ。千年翠（せんねんのみどり）と言う。
　カフェが併設されていて、小さいながらもまとまった綺麗なお店だ。ここでは庭造りの相談に乗ってくれる。ここでクマザサを求めた。
　展示場はそのままカフェに繋がっている、土曜日の午後、あまり大きくない店内はほぼ満席、先ほどのパン屋さんで食べた後なので、珈琲のみを注文した。満席状態なので、お客さんの話し声が大きい。あまり落ち着ける雰囲気ではない。メニューはこの場所にしてはやや高めだ。珈琲が600円する。先週の田舎カフェの方が落ち着けるし安い。
　店の外に、雨水タンクが設置してあった。実用になっているが商品の展示でもある。昔の手押し井戸ポンプを取り付けたウイスキー樽と言ったところか。なかなか魅力的な商品ではあるが、何しろ150000円ではちょっと手がでない。