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hikobonのブログ一覧

2012年06月10日 イイね!

梅雨入り宣言が出て3日目

 今日も雨は降らなかった。確かに降りそうな気配はあるのだけれど、あと一歩押しが足らないというか何中華。昨日歩いた大宰府近辺のお寺の池も干上がっていて、何やら花菖蒲の花もいまいち風情に掛けるような気がする。

 太宰府天満宮の花菖蒲

 ついでに境内の麒麟像

 楼門で見かけた寅さん

 天智天皇が斉明天皇追善のために建てた観世音寺

 日本最古の鐘、大宰府に流された菅原道真も聞いたであろうこの鐘の音

 観世音寺のお隣、鑑真和上開山の戒壇院

 ご本尊盧遮那仏坐像

 その境内の鑑真和上が唐から請来したものと伝えられる菩提樹

Posted at 2012/06/10 21:05:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 古代史 | 日記
2012年04月17日 イイね!

うららかな春の陽にさそわれて

遺跡巡りなどと、最近古代史に嵌りだした。北部九州には古代史関連の遺跡は掃いて捨てるほどある。それも充分に古い。キリストさんよりも古い遺跡が沢山ある。

 で、本日は伊都国巡り。あの魏志倭人伝にも登場する伊都国だ。現在の地名で言えば糸島市の旧前原市市域にあたる。

 まず最初は伊都国歴史博物館へ。こちらの博物館で伊都国関連はほとんど知ることが出来る。平日の例で、来館者は全く見えない、展示物独占状態だ。おまけにこちらの館は65歳以上は入館無料。

 人影の無い館内で一瞬・・ギョ!!と気配を感じる。

 館内で充分にお勉強をしてから、三雲鑓溝遺跡へ、そして側にある細石神社(さざれいし)にお参りする。こちらの御社は磐長姫と木之花咲耶姫の姉妹をお祀りしている。

 天孫(天照大御神の孫)瓊瓊杵尊( ににぎのみこと)はあるとき大山積神に出会い、娘二人を妃にと差し出された。妹の木之花咲耶姫はたいそう美人だったので、瓊瓊杵尊は気に入り、妃にしたのですが、姉の磐長姫は不美人だったので大山積神に返してしまいました。大山積神はこれを怒り、今後お前の子孫たちは短命になるぞと言いました。
 ・・・と日本書紀に書いてある。この姉妹をお祭りしている。その後、木之花咲耶姫も瓊瓊杵尊に疑われるのだけれど、この物語は別の機会に。瓊瓊杵尊は神武天皇の曾祖父さんだから、天皇家のご先祖ではある。

 そこから平原遺跡へ。ひらばると読む。九州では原と書いて、バルとかハルと読む。沖縄もヤンバルなどのように原をバルと読む。朝鮮半島の南部でもそのようだ。従ってこの読み方が北から下りてきたのか、南から北上してきたのか定かではない。

 この遺跡から出土した大量の鏡はすべて、先の伊都国歴史博物館に収蔵されている。この遺跡の発掘、保存には在地の研究者、原田大六さんの功績が大きいようだ。

 かれの著作から一部抜粋。
この大女王を葬った木棺は、東南方の日向(ひなた)峠の方角に正確に合わせ、
股間をそちらに向けてあった。
こうなると、日向峠から昇る太陽の光芒は彼女の股間に射しこむことになる。
太陽祭祀を行った大女王が太陽と性的に結ばれているこの事実を解釈すれば、
彼女こそが太陽の妻であり、
日本古典のあの大日靈貴(おおひるめのむち)であったことになる。
(原田大六著 『日本古墳文化』 三一書房 1975年に出版

 写真の、山の稜線が一番低くなっている所が日向峠。

 そこから、志登支石墓へ。こちらの遺跡もキリストさんよりも古い。半島南部の墓制と北部九州の甕棺とが融合した遺跡だ。当時、この地で伊都と志摩が海峡で隔てられていたか、それともこの志登でわずかに陸繋していたかは定かではないが、微高地であるこの場所で繋がっていたとの説が有力ではある。

 富士山型の山が、可也山。同名の山が半島南部にもある。

 やはり当時は玄界灘で隔てられてるとは言え、半島南部とは同一文化圏だったのだろう。倭人の勢力範囲で有ったことは間違いない。何しろ大和に行くよりも1/3の距離で半島南部に達するのだから。

 書き忘れていたけれど、平原遺跡では、鏡、玉、剣の三種の神器が副葬されていた。もっとも日向峠の福岡側、更に古い吉武高木遺跡からも三種の神器が出土している。

 漢委奴国王の金印を貰ったとされる奴国の王墓からも三種の神器が出土する。ただ、この金印を貰ったのは奴国なのか委奴国なのかは議論が分かれているが、通説は奴国なのだが私は委奴国だったと思っている。

 ついでに、本日もちゃんとお花の写真は撮っている。








Posted at 2012/04/17 21:51:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 古代史 | 旅行/地域
2012年04月10日 イイね!

古墳と神社と・・・

 朝早くから、そう勤務していた頃と同じ時間に家を出て、勤務中のコース上で寄り道したくても出来なかった所に行ってきた。

 勤務中の寄り道は、コースから外れることは出来なかったので、そこに行きたい神社や古墳があるにも関わらず、行けなかった所だ。今回は心置きなくお参りや見学をしてきた。

 最初は大分八幡宮。このお宮さんは応神天皇と神功皇后をお祭りしている。応神天皇を福岡側の宇美の地で産み落とされた神功皇后は、ショウケと呼ばれる竹籠に御子を入れ、背に担ぎ峠を登ったと伝えられる。この峠が今でも走り屋さんには有名なショウケ峠だ。この峠を下ったところ筑豊側に、この神社がある。

 そして何よりもこの神社は筥崎宮の本宮なのだ。

 従って、三大八幡宮(宇佐、岩清水、筥崎)の一つ、筥崎宮よりもこちらの神社の方が古い事になる。

 続いて装飾古墳で有名な王塚古墳。堂々とした前方後円墳なのだけれど、前方部は一部削られていているが、石室は立派な装飾が施されている。側にある記念館でレプリカを見ることが出来る。

 そこから、すぐ。沖出古墳。こちらも堂々たる前方後円墳だ。完全に復元されている。
 飯塚を離れ、宮若市へ行くと。これも装飾古墳で有名な竹原古墳がある。すぐ側を新幹線が走っているけれど、比較的規模の小さな円墳だ。

 受付で、入場料210円を払うと鍵とポータブルテレコを貸してくれる。勝手に鍵を開け石室に入ってこいということらしい。
 で、鍵を受け取り、アルミのドアを開け、さらに羨道の小さなドアを開け、照明をつけ、テレコのスイッチを入れると、何やら素人ぽい語り口で案内が始まった。

 実物の羨道から、ガラス越しとは言え石室内を覗けるなんぞは・・。黄泉の国を覗いた伊弉諾尊の心境だ。幸いその石室には伊弉冉尊の姿は無かった。

 そこから、津屋崎古墳群を見つつ、大昔隆盛を誇った海人族宗像の君などを思い浮かべながら・・・。

 で、お昼すぎ。何時も前を通るたびに一度は寄りたかったとんかつ屋さんへ。
お昼の営業は2時までとか、危うく滑り込んだ。
 確かに評判が良いのにはちゃんとした理由が有るのがわかる。

こちらのブログに詳しい。
http://juken.tatsumi.com/column/rd/2008/11/1086.php

 結構6年間通いなれた道を少しだけ外れると、新しい発見があった。
小さな花の接写写真も沢山撮れたし・・・。
Posted at 2012/04/10 16:51:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | 古代史 | 旅行/地域
2011年12月03日 イイね!

久しぶりに古代史ざんまい

久しぶりに古代史ざんまい 福岡市の南に隣接し那珂川町がある。かねてより気になりつつ、なかなか探求が進まない裂田の溝安徳台がある町だ。最近の写真にも時々登場するレトロな公民館のあるあの場所だ。

 そこの町のホールで、那珂川黎明2011大王の時代展が開催されている。で、行ってみた。小さな展示スペースながら、結構充実した展示だった。

 安徳台から出土した人骨のDNAが男女で一致したとか、3歳ほどの子供の瓶棺から出土した貝の腕輪とか・・・。この埋葬された子供は将来大王の地位が約束されていたのだろう。

 観覧者は他に無し、ボランティアの女性から丁寧な解説を頂いた。物をよく知っている方とお話をするのは楽しいものだ、なにしろ同好の士としては共通の話題が多い。

 だからお互いに相手の頭の中を利用させてもらいながらの会話となる。楽しいひと時ではあった。

 本日の最大の収穫は写真の馬の埴輪。なんとも見慣れている馬の埴輪とはちょっと違う。なぜか不思議な形態だ。ダックスフント型と名付けよう。

 今日のお供は35-70mmズーム。まだマウントアダプターが届いていないので、無限遠は微妙にずれているようだけれど、レンズの実力としては立派なものだと思う。
 
 写真の手前の低い丘が安徳台。
Posted at 2011/12/03 20:12:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 古代史 | 日記

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