hikobonのブログ一覧

　西高東低の気圧配置がやや強まり、帯状の雲が時折福岡地方に流れ込む。晴れているかと思えば急に北風が強まり、雷が鳴り、霰が降ってくる。今年もそろそろ紅葉は終わりに近づいてきた。

　太宰府の光明禅寺に出かけた。七五三のお参りで賑わう太宰府天満宮参道横にある普段は閑静なお寺だ。この寺の紅葉は京都の社寺に匹敵する美しさだ。11月29日、やや見頃は過ぎていたがそれだけ、落ち葉が鮮やかに緑の苔を覆い尽している。天候のせいか、人でも少なめで静かにお庭を鑑賞できた。

　臼杵の町を歩いていると、小さな町なのにお寺が多いことに気が付く。そんな中写真の様な木彫を見つけた。鬼が支える屋根、この構図を見るのは初めてだ。

　出雲の海岸。冬の日本海は荒れている。

　佐賀関から東を向いて・・・。四国が見えるはずなのだけれど、見えなかった。
普段、北向きの海ばかり眺めていると、明るさの違いは良く分かる。

　ここ暫く空気澄み渡り、秋の晴天が続いていた福岡。今日はあいにくと曇り空だ。
国東半島に出かけるつもりだったのだが、お天気が悪いので行き先変更。
　毎年紅葉の定点観測地がある。先日その一つ、久住ロードパークは訪ねた。今日はもう一箇所の大楓を訪ねることにした。雷山千如寺だ。
　昼過ぎに出発、前原に新しく開店したパン屋さんに立ち寄る。その頃から雨が降り出してきた。毎年、紅葉の千如寺は混雑するがこの雨で出足が鈍ってくれれば幸いだ。
　雷山を登る車は少ない、駐車場も待たずに入場できた。拝観料、庭先だけなら100円、本堂に上がるなら400円。躊躇無く庭先を選択した。大カエデは今年もその秀麗な姿を披露してくれたが、周辺の木々がまだ色づいてはいない。去年は周辺は良かったが、本体が枯れていた、その前の年は大カエデと周辺の銀杏や紅葉が見事に調和していた。毎年訪れると良くその違いが分かる。
　桜の花の見ごろは短く、紅葉は長いが、その紅葉とて最高の瞬間にはなかなか立ち会えないものだ。