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　先週の土曜日、国立博物館へゴッホ展を観に行った。国立博物館は太宰府天満宮に隣接している。ゴッホを鑑賞後、名物梅ヶ枝餅をいただこうと、境内を通り抜けたときのこと。何やら異国の言葉で熱心にお参りしているような雰囲気で手を合わせ神前に居る数組の親子と思しき集団。どうやらハングル語のようだ。

　ちょっと待てよ。かの国はキリスト教信者が多いと聞く。ましてや憎き旧宗主国の国教であった神道を信じているのか・・・。

　彼国のお受験は我が国以上にヒートアップしているそうだ。何しろここ天満宮は学問の神様。受験生の守護神なのだ。どうやらその名声は隣国にまで響きわたっているらしい。

　怖い怖い怨霊の神様だと知っているのだろうか？拝殿の裏に回ると絵馬が沢山掲げてある。ハングル、中国語、英語まである。もはや信仰などと言うものでは無いのだろう。

　もっともそのおおらかさが神道の良さでは有るのだけれど・・・。さすがにイスラム圏の言葉は見当たらなかった。

　九州大学竹村俊彦准教授のHP
　大気エアロゾル（微粒子）予測

　昨日からのブログに補足しておきます。

福岡市など九州の広い範囲で４日頃から上空がかすみ、九州大学応用力学研究所の竹村俊彦准教授（３６）（気象学、大気環境学）の分析の結果、大気中の微粒子の数が通常の１０倍に増加し、硫酸塩などの大気汚染物質の可能性が高いことがわかった。

　福岡管区気象台によると、２日以降、九州・山口で観測された。竹村准教授が計測したところ、通常なら大気１リットル中に約５万個ある微粒子が約５０万個に急増。直径０・３マイクロ・メートル程度で、硫酸塩や、すすとみられる。西風に乗って中国から飛来しているという。

　竹村准教授は「呼吸器などの疾患を持っている人は特に外出を控えた方がいい」と話している。九州北部のピークは８日。その後は大気の流れが変わるため、週内に微粒子が大幅に増加することはないとみている。（脇田隆嗣）

（2011年2月9日10時09分 読売新聞）

ようやくこの程度の記事が出るようになって来た。記事中の竹村准教授は以前から警鐘を鳴らし続けていたのに、ようやくだ。

　これとて、言い続けなければ忘れ去られるのか・・・。顕著な被害者が出るまでほっておかれるのだろう。何しろ福岡は辺境の地。東京からは遠い対岸の出来事なのかも知れない。