hikobonのブログ一覧

　相方が砂蒸し温泉に行きたいと言う。砂蒸しと言えば別府だが、鹿児島の指宿や山川の方が本物だ。指宿は狭く、お客が多いため砂が若干汗臭いと聞く。行き先はずいぶん昔に行った事がある山川に決定。
　朝8時までに高速に乗る。通勤割引を使用するためだ。太宰府から流入。100km手前、熊本益城で再流入。ここから休日割引。人吉で再流入、2回目の割引。後は鹿児島ICで流出。これで全線半額になるのだが面倒だ。早く法案を通過させ、何処まででも1000円を実現して欲しい。
　指宿スカイライン経由で知覧へ。ここの武家屋敷地区は素晴らしい。有名な特攻基地跡平和記念館もあるのだが今回はパス。お昼は高城庵で頂いた。そこから開聞岳へ。西側から見る開聞岳は初めてだったが、海を隔てて聳え立つ素晴らしい景色だった。恨みは黄砂で霞んでいた事だ。池田湖に回わったが、閉店して荒廃したお店が多く、なんとなくうらぶれた印象だった。急いで目的地、山川砂蒸し温泉へ。営業時間は5時まで入館だ。ちょっと前滑り込みで・・・。良かった。
　開聞岳に夕日が沈むのを見つつ、錦江湾沿いに鹿児島を目指す。今夜の夕食は黒豚だ。鹿児島中央駅のアミュプラザにある遊食菜彩 いちにいさんだ。他のお店がガラガラなのにこのお店だけ混雑している。なんと一時間待ちだ。比較的リーズナブルな設定だからかもしれないが、ともかく待った。蒸しシャブ黒豚を頂いたが・・・。なんとこのお店の本店は東京なのだ。折角鹿児島なのになんでやーーー。
　帰宅したのは午前2時。無論深夜割引半額適用。こちらは途中の出入りが無いので助かる。

　現役をリタイヤすると義理義理のチョコも無く、食べすぎメタボを気にすることも無くなる。なんだか少々寂しい気がするが、まさに本命チョコがあるから良いではないか。今年も奥様から例年通りの同じ品が・・・。ビターチョコにナッツ類が点在したチョコだ。これはこれで美味しいものだが・・・・・。
　パンフの森　木の実のパレット。

　早朝風の音で目が覚めた。結構吹き荒れている。福岡の最大風速は２５ｍを越えたようだ。南風が吹き込み、温度も20度を超えている。
　本日給油。27.23L　332km走行だから　燃費は12.19km/L。ちょこっと走りばかりだったし、低温が続いたので、最悪の燃費となった。まだハイオクを奢っている。単価は115円だ。

　福岡の最高気温は19.5度。明日はまだ高くなるとの事、春一番も吹き荒れるとの予報だ。今日の天気は晴れ。空には雲も無く晴天のはずなのだけれど、視界が利かない。何処を見わたしても、黄色。今年は黄砂の飛来が去年より20日程早いと言う。発生源の中国大陸は大干ばつと言う。飛来の量も多いのだろう。恐らく砂だけではなく、しっかりと有害物質も一緒に飛んできているのだろう。日本列島の置かれた場所に不幸を感じる。せめてハワイ諸島近辺にあれば、もう少し優雅に暮らせたのかもしれない。
　見通し距離は5kmを割っている。「今日は晴れの一日です」などと天気予報で言わないで欲しい。

　写真は山口県角島の海

　昭和41年に制定された国民の休日なのだけれど、戦前はこの日を紀元節と呼んでいた。2月11日に初代神武天皇が橿原の地に宮を開いたのが、紀元前660年2月11日なのだそうだ。古事記、日本書紀に記載がある事を根拠にして、明治時代に太陽暦に換算した結果、この日になった。ただ古事記、日本書紀の日時に関する記載内容は矛盾が多く見られ、信憑性は定かではない。
　戦前は皇紀と言う年号があった。初代即位後の年数なのだが、今年は皇紀2669年となる。

　ともあれ祭日。先日図書館から借りてきた文庫を朝から読んでいる。吉村昭著　深海の使者だ。この作者の著作は過去何度か読んでいるが、実に綿密に調査、検証して書いている。小説でありながら、ほぼノンフィクションで描ききっている。
　日独伊三国同盟の国家間の交通手段が潜水艦だけだったことを教えられた。