hikobonのブログ一覧

　立春を過ぎると日差しが柔らかい。ただ晴れているのに空は霞が掛かっている。花粉も飛散し始めたらしい。幸いこの歳までまだ花粉症には侵されていないのだけれど、突然の発症がやや心配では有る。やがて大陸から有難くない贈り物も微細な赤い砂に乗ってやってくる季節となる。
　期末が近づくと、めったやたらと予算消化道路工事が始まる。毎年のことなのだけど、本当に必要な工事なのかどうか疑問だ。我が家の近くでも道路の急な段差を緩やかな傾斜に直す工事が始まっている。去年舗装をし直したばかりの道路を掘り返し、継ぎはぎだらけの醜い姿に変えてしまった。
　これも公共投資、経済対策なのだろうか。ともあれ土曜日の午後、車で20分程のところに新しくケーキ屋さんがオープンしたことを、TVの情報番組で知った。早速出向いてみた。この地区は、埋め立てで出来た新しい土地だ。ヤフードームにも近いし一応高級住宅地とされている。この街の入り口にお店はあった。さほど大きくない店内にセンスのよさそうなケーキ類が並んでいる。先月開店で、地元メディアにも紹介されていたせいか、お客は多い。近くに市立図書館があるので、ついでの折には立ち寄ってみよう。
　夕食は又しても105円回る寿司にした。スシローだ。ここに来ると食べ過ぎる。どうも貧乏性丸出しの感ありと言うところか。

　写真は、我が家近くの恐怖のスロープ、上りはともかく下りは恐怖を感じる傾斜だ。

　7分ちょっとの間だけど、かなりまともな発言だ。
　小泉落下傘部隊の一員で福岡10区にみかん箱を抱えて降下した。通称ミカン箱オバサン。この時はかなりマスコミに取り上げられ、いわば報道が追い風になってはいたが・・・・。

　先月、イギリスの老舗陶磁器ブランドであるウエッジウッドが破綻した。そして今月はドイツのメルクリンだ。鉄道模型ファンなら誰でも知っている老舗ブランドだ。不要不急の商品は真っ先に不況の波にさらわれる。どちらのメーカーも長い間世界中に夢を売ってきた。夢では食えなくなったのか、それとも人類が夢を無くしてしまったのか。
　どうやら市場は世界的に収縮してしまった様だ。
　国内では、増収増益の所もある。マック、ユニクロ、ニトリ、任天堂。前三社はそこそこの品質と低価格が売りだ。そして任天堂は言うまでもあるまい。少なくとも共通しているのは需要を作り出す能力に長けた企業なのだ。商品が溢れ、さしあたって欲しいものがない状況の中で需要を作り出してきた。
　発展途上国や、借金漬けで人々が物を必要とする地域で商売を伸ばしてきた企業にはこのノーハウが育っていなかったのかもしれない。

　今後の高級ブランドの行方に暫く注目しよう。

　今日家内と二人で街中を走っていたとき、思わず笑ってしまった。前を走るボンゴ。写真を撮れなかったので、カタログで再現してみた。マツダのマークを良く見て欲しい。
　しばしなごみのひと時だった。

　最近携帯電話についての話題がよく取り上げられている。小学校では全員持ち込み禁止だとか。
　街中で見ていると、若いお母さん達の携帯中毒ぶりをよく目にする。子供たちはこの様な親の姿を見ているのだ。「ママ達は良いの、あなた達はダメ」とは言えないのではないだろうか。保育園のお迎えなどでよく見かけるが、片手で子供の手を引き、もう片手で携帯を操作しているママ達。そんなのに限って子供を車道側に歩かせている。完全に依存症に罹病している。彼女らは病気なのだ。この病気を治さない限り、子供に対する説得力は無い。

　現役をリタイヤした今、私の携帯は月々９８０円を越えたことがない。全く発信をしていない。着信履歴を見ても殆ど家族からで、この通話は無料だ。ではなぜ携帯を持っているのだろうか。緊急に連絡できる安心感からなのだが、例えば緊急事態が街中で起きた場合は、他の人に助けを求めることも出来るが、人里から離れた山の中などで、故障や事故を起こした場合の連絡用に携帯している。
　ところが我がSBの携帯はこの様な状況の場所ではアンテナが立たない。大抵圏外だ。これでは何のための携帯なのか、ついつい疑問に思ってしまう。

写真は復元された熊本城の大広間。