hikobonのブログ一覧

　毎日こうして写真を撮っているとなんだか自虐的になってくる。本日もちら雪画像だ。福岡県の東半分は日差しも出ていたのだそうだが、西半分や海岸沿いは写真のとおり。
　もっとも夕方には西でも夕日が見えたのだけれど、これもつかの間。週末には年末年初ににも勝る大寒波襲来の予報。菅政権同様「えーかげんにせんかい！！」と。

　あす内閣は改造とか。どの様なメンツでやってくるのかと期待は無いけれど、内紛を呼ぶ布陣であってほしい。このさい内部崩壊で解散総選挙しか望みがないのも我々にとって不幸な事である。

　積もるほどではないのだけれど、時折湿った雪が激しく舞っている。
今日の福岡はやはり雪国を装っている。

　先日TVを見ていて面白いシーンを見た。
テリー伊藤が中曽根元首相と石原都知事を相手に対談していた番組だ。
　テリー曰く「私がロシアの大統領だったら、北方四島を日本に返しますね。それでね、ロシアの軍事基地を置かせてほしい。維持管理費は日本もちでね。と言いますね」
「もしこんな事を言ってきたらどうしますか？」

　中曽根元総理「・・・・・・そりゃ駄目だ」石原都知事、ただ苦笑い。

　二人とも絶句しておりました。アメリカが沖縄を返還したのと同じ条件だものね。

　この写真は今朝の福岡市内。と言っても早良区脇山地区。背景の山頂まで福岡市だから市内だと言えるのだけれど、街中には積雪はない。
　新潟で育った知人が、福岡の気候は素晴らしいと言う。そうだろう。新潟や富山辺りと比べるとまだ福岡の気候は良いのだろうが、大阪で育った身にはちょっとキツイ冬ではある。
明日も雪の予報。春が待ち遠しい北国の気持ちがよくわかる。

　今回の1200km越え一気走りで分ったこと。今回は非常に燃費が悪かった。このような一気走りをすると、ほぼ20km/L越えの燃費を今まで記録してきた。しかし今回は17km/L台でしかない。ここから見えてくるものが有りそうだ。

　気温によって空気密度が変わることは知られている。気温0度と30度では１０％程密度が違うらしい。低温の方が密度が高い。密度が高いということは、空気量が多いということで、ECUによる燃調は吸入空気量により多めに噴射される。理想空燃比を維持するためには当然だろう。従って外気温が低温であれば多めの空気と燃料が供給されるので、エンジンの性能は上がるが、燃費は悪くなる。

　それともう一つ、空気密度が上がるとそれだけ空気の壁が厚くなる。ということは空気抵抗が増す事になる。空気抵抗は速度を上げれば上げるほど増して来る性質のものだから、快調になったエンジンに任せてアクセルを開けると、その結果更に燃費を悪化させる元凶になってしまう。

　以前のベルタの時は対策として、エキゾーストパイプ付近の温まった空気をダクトで誘導し吸気させECUを騙していた。この結果、真冬の一気走りでも20km/L越えを達成していた。今回のアクシオでも夏場は20km/L越えを記録しているので、このダクトを装着してやればなんとかなるのではと考えているのだけれど。取り付けスペースで悩んでいる。

　空気抵抗については、今回はペースメーカーに恵まれず単独走行が多かったので走行アベレージが高くなってしまったのも敗因だろう。良質ドライバーの運転する大型トラックのスリップストリウムに入って金魚のウンコよろしく走行するのが燃費には良いようだ。　５０ｍ程度の車間でも充分効果が有るので、くっつきすぎる必要もないし、それ以下の車間だと危険なので絶対に避けるべきだ。

　写真はフロインドリーブの店内天井。

　久しぶりに神戸を歩いた。震災後も何度か車では通過をしていたのだけれど、歩いたのは初めてだ。大昔、学生の頃は第二のホームタウンとして日参していた所だ。でもあれから50年ちかく経っている。

　北野の異人館街は当時でもそれなりに異国情緒が楽しめる街だったし、街からの展望も現在とは違って開けていた。ポートタワーから先には建物が無かったから、大阪湾を隔て金剛葛城の山々を見渡すことも出来た。しかし今では、この街は異人館テーマパークと化し、かつての静寂さが見られなくなっている。

　当時、神戸はなんとなく先進なイメージがあった。街に集う女の子たちはみんな美しく見えた。ユーハイム、モロゾフ、フロインドリーブなどなど、センター街や元町、トアロードなどにはおしゃれなお店も揃っていた。再度山から、表六甲からお山に登ると、眼下には神戸だけではなく大阪までの夜景が広がり、芦有ドライブウェイや宝塚に降りる、夢のようなドライブデートコースだった。

　三宮から元町にかけてのガード下には細い路地を隔て小さなお店が立ち並び、足を踏み入れるのには躊躇するような雰囲気だった。戦いに負けてまだ20年経つか立たないかの頃だ、白衣を纏って松葉杖をついた傷痍軍人がまだ街角に立っていた時代だ。元町の中華街も混沌の中にあり、いわゆる三国人の租界と化していた。

　そのガード下も、中華街も見事に明るく誰でもが安心して歩ける街に変身している。
そして、目に付く限り震災の傷跡は見えない。

　その昔、神戸はおしゃれな街だった。しかし今回その印象は違った。結構地味なのだ。そして大阪の街ほど騒がしくもない。若い娘達もごく普通で、お化粧もそんなに濃くはない。特に今回はナマ足には一人も出会わなかったし、ミニスカート姿も殆ど見かけない。これが福岡の繁華街ならミニスカ、ナマ足、モンスターブーツなどは当たり前の世界なのに・・・・。そして、若い娘のみならず、福岡ではオバさん、お婆さんまでもが最新ファッションで着飾っている。この地味な神戸と派手な福岡の違いは何なんだろうと・・・・。

　神戸市の人口は150万人とか、福岡市は146万人。ほぼ人口では同程度の市なのだけれど街としての賑わいは圧倒的に神戸市が優っている。恐らく周辺人口の違いなのだろう。