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hikobonのブログ一覧

2023年03月15日 イイね!

人生最後かもしれない長距離移動⑧

 東福寺の境内は広い。平安京を造成し、奈良の平城京に負けない寺を作ろうと企画された。奈良の東大寺と興福寺を合わせたものよりも壮大を目指したそうだ。

 だから東大寺の東と興福寺の福を取って名付けられたとか・・・。

 ともかく広いので拝観は疲れ果てる。塔頭の拝観もままならずに時間だけが過ぎていく。それでも他の寺とは違って、春の桜を潔く捨て去って、紅葉に特化したこの寺院の存在感は際立っている。

 名残惜しいけれど、先に進まないと日程をこなせない。コインパーキングまでの徒歩10分程度の上り坂、健常者ならば平気なのだろうけれど、何しろCOPD患者にとっては辛い10分間だった。

 お次は、京都国立博物館へ。

 お向かいの三十三間堂で、自分に似た仏様探し。とは言え、昨日行った愛宕念仏寺の羅漢さんの方がバラエティーにとんでいて、人間味に溢れていたので良かった気がする。

 相方が国際会館を見たいというので宝ヶ池へ。

 休館中で中には入れなかった。

 近くのコーヒーレストランで遅い昼食なんぞを。



 京都にはいたるところにカフェや喫茶店や、洋食屋さんが有り、それぞれが美味しい。

 こちらではビーフシチューを頂いた。

 以前に訪れて好印象だった蓮華寺へ。

 小さな境内に静かな時は流れているけれど、紅葉見物には遅かった。

 すでに夕刻近く。流石に疲れ果て・・・。ホテルへの帰路、老舗のパン屋さんで夕食用のパンを購入。

 考えてみれば、京都に来てから和食を食べてないなーーーなど。
Posted at 2023/03/15 00:15:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2023年03月08日 イイね!

人生最後かもしれない長距離移動⑦

京都巡り2日め、流石に疲れが溜まってきたけれど、本日も早朝拝観を狙って6時おきなのだ。本日の早朝拝観は東福寺。定番の紅葉スポットだからそれなりに観光客は多い。
 普段は東福寺境内に駐車場があり、比較的簡単に駐車できるのだけれど、ハイシーズンともなると、一切入山お断りとなる。

 事前に調べてみると徒歩5分程度のの所にコインパーキングがある。平日早朝ならハイシーズンでも空きが有るとの情報。

 幸い6台ほどの空きが有った。しかし行きは下りだから良いとして、帰りの上り坂を考えると少々辛い。何しろ背中には医療用酸素ボンベを背負っている。

 東福寺には三本の屋根付き橋が谷間に架けられている。その一本め臥雲橋。この橋はまだ東福寺の境内ではない。

 でもここから見る二本目の橋、通天橋を望むと素晴らしい景色を見ることが出来る。

 午前八時開門。有名所は早朝でもかなりの観光客が詰めかけている。

 紅葉の色づき具合は・・・・。ちょっと遅かった。


 プロカメラマンはもう少し遅く、落ち葉が敷き詰められた情景を好んで撮影に来られるそうだ。「東福寺の敷紅葉」と言うそうだ。寺男さんの弁。

 こちらが通天橋からの眺め。

 とにかく色彩がヤバい!

 別段、後加工で彩度を上げている訳では無いのだけれど・・・・。

 何と言うか派手。外人さんが好むのも無理は無い。

 更に東福寺境内を奥に進むと三本目の橋がある。偃月橋だ、こちらはあまり知られては居ないのかひっそりしている。この先の塔頭も拝観したかったのだけれど、パス。

 気がつけばすでにお昼前。時間が経つのは早い。

 次に進まなくては。
Posted at 2023/03/08 00:41:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2023年03月06日 イイね!

人生最後かもしれない長距離移動⑥

 大覚寺前を通過、広沢池畔を通り仁和寺前、きぬかけ路を龍安寺へ。

 超有名どころだけれど、午後遅くになると幾分人出は少なくなる。

 石庭で有名なのだけれど、それだけではない。春の桜、秋の紅葉の美しさは捨てがたい魅力のある寺院だ。

 拝観を終え、各寺院の閉門時間が迫ってくる。

 見たかった堂本印象美術館は展示替えで休館中。先に調べていたので残念ながら今回は通過。写真も取れなかったのでストリートビューから、すごい世の中になったものだ。

 しかしこの現代美術満載の建物の主が戦艦大和の艦長室の絵を描いていた日本画家とは・・・・。

 こんな絵を描いていた人が。

 晩年にはこうなる・。まるでピカソ。

 どうやら京都廻り初日も昏れようとしている。今夜のディナーは老舗洋食屋さんキャピタル東洋亭に決めた。

 宿泊しているホテルの徒歩圏内に瀬戸内寂聴が愛した天ぷら屋さんがあるのだけれど、ランチでも2時間コースだとか、夜ともなるとかなりの時間を喰ってしまう。なにより予約は取れなしお高い。

 京都はその古都風とは裏腹にパン屋、洋菓子、洋食の発達はすごい。これは半世紀前でも大阪よりも先進的だった。











 半世紀以上前でも京都で撮影などと言いながら、大阪には無いカフェなどを巡っていたりしていた。

 などと晩秋の古都の夜は暮れていく。
Posted at 2023/03/06 09:51:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2023年03月05日 イイね!

人生最後かもしれない長距離移動⑤

 愛宕念仏寺(おたぎ念仏寺)有名な化野念仏寺の更に奥、鮎茶屋平野屋からまだ登る愛宕神社参道入口辺りにある。バスの便は有るには有るらしいけれど、本数は少なく観光向けのダイヤでは無いようだ。

 嵐山駅からタクシー利用で10分ほどだから、当初の計画では天龍寺に車を置いたままタクシーで移動し帰路は殆ど下り坂だから徒歩でと思っていたのだけれど、それでは随分と時間を喰ってしまい、後々の予定をキャンセルしないといけないと京都通の相方が言う。

 数少なそうな駐車場の空きを信じで車を走らせた。清滝街道を登り清滝トンネル手前にお寺は有った。

 かろうじて一台分狭い駐車場が空いていて車を止めた。

 このお寺、1200年以上の歴史を持つ古刹なのだけれど、戦災、天災他で荒廃、復興、移転を余儀なくされ大正時代にこの地に移築されたようだ。

 しかし大東亜戦争時代にまた無住となり戦後の台風災害で損傷、廃寺となっていた。

 しかし、天台宗本山延暦寺から仏師であった西村公朝が再興を命じられた。とは言っても・・・・。

 
ちょうどこの頃、嵯峨野でカメラ小僧を気取っていた私めは、この寺の存在を知らなかった。もっとも嵯峨野で何を撮っていたかというと、女人のポートレートばかりだったのだけれど・・・・。

 で、本格的な再建は1980年から始まり、翌1981年から一般公募による「昭和の羅漢彫り」が始まった。当初は500体が目標だったようだけれど、10年後にはなんと1200体にもなった。

 そして半世紀足らず、遂には苔むし、歴史にならんとしている。

 素人が石材に向かってノミを振るう。様々表情が有る。どうやら作者に似た像を彫るらしい。石の羅漢さん達を見ていると、バイト先の同僚そのものがそこに居た。

 京都散策の折にはお勧めの寺院ではある。
Posted at 2023/03/05 15:49:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域
2023年03月05日 イイね!

人生最後かもしれない長距離移動④

 喧騒を逃れ、渡月橋の美しい姿を眺めながら美味しいサンドと珈琲を頂いた。
美術館の展示は優れたものだったし、このカフェの佇まいも素晴らしいものだった。

 さて、車は天龍寺の駐車場にあり健常者ならば周辺の紅葉処へ徒歩で行けるのだけれど、何しろ背中に医療用酸素を背負って酸素を補給しなければならないCOPD患者にとっては苦しい。平坦路や下り坂はまだ楽なのだけれど、僅かでも上りが続くと途端に息苦しくなる。

 天龍寺からは竹林の小径を抜けると常寂光寺。そこから二尊院、そして祇王寺と続く嵯峨野の道。半世紀以上前にカメラを抱えて有るき回った所だ。

 祇王寺境内に大学の同期の別荘が有って泊めてもらったこともある。

 歩き回るなんて、今はそんな元気もなくなった。取り敢えず近場で平坦路な天龍寺の塔頭。この紅葉の時期だけ公開されている宝厳院に。



 お昼近くになって、人出が多くなってきた。そろそろ入場制限が始まるのかもしれないけれど、なんとか庭園の美しさを堪能できた。



 
 宝厳院の美しさは見事だった。夜間はライトアップされて一段と美しさが増すらしいのだけれど、ライトアップは何やら人工的にすぎるような気がしてあまり好きではない。



 祇王寺から先、化野念仏寺へ、ここまでくれば鮎茶屋平野屋と道は続くが現状徒歩で巡るのは無理だ。

 車で移動することした。天龍寺の駐車場に戻り乗車。広大な駐車場はすでに満車状態になっていた。

 目的地は愛宕念仏寺。化野念仏寺よりもまだ北にある愛宕山山麓の寺院だ。

 途中清凉寺の駐車場に空きがあったので駐車。この寺院の隣に穴場的な宝筐院がある。



 宝筐院。今回の旅での一番だった。

 思わず「わーっ」と声が出た。写真では伝わらない。観光コースからは少しだけ外れているので、それほどの人混みでは無い。

 そこに居合わせた人々が皆、感嘆の声を上げていた。

 この美しさをカメラでどう表現すれば良いのか、未熟な腕が悔やまれる。

 見事だった。
Posted at 2023/03/05 00:19:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 旅行/地域

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