
横須賀の海にカヌーを乗りに行った。
寒くなってしまう前に、と思って来たのだが夏の暑さだ。
お供のクッキーは暑さでグロッキー。(笑)
洋上は日陰も無いから帽子とライフジャケットで直接陽が当たらない様にしてやったがなにしろ気温が高い。
ところどころ上陸して探検しながらクッキーに水飲み休憩をさせてやることに。
木陰に移動するとすぐに伏せをして引っ張っても動かない。(苦笑)
しかし夕方になると風が出てくるので戻れなくなるとヤバいので可哀想だが無理矢理乗せて出航。
夕方にディスコが停めてある浜に戻ってきた。
浜も今日で2日目。
ここで以前にも泊まったりしていたのでこの浜を毎日散歩するような人には覚えられたらしくシバ犬を散歩させに来ていた年配の男性が話し掛けてきた。
「良いクルマですね。」
「いやぁ、ボロですよ。ハハハ。」
そう答えてカヌーを浜に上げて片づけを続けていたのだが気が付いたらディスコをしげしげと見ていた。(焦)
「このタイヤなら太過ぎないから泥とかには強いでしょう?」
と男性。
(ん?詳しいなぁ)と思った。
するとその男性はチェロキーに乗っているといって停めてある場所を指差す。
あぁ、確かに見覚えがあるチェロキーだ。きっと毎日ココに来るのであろう。
すこしお話しさせて貰ったが実に多趣味な方で話も面白い。
この浜での犬散歩の常連さん達も氏に紹介して頂きお仲間に入れて頂いた。そういえばクッキーとしか話していなかったから人と会話したのも昨日の昼以来だ。
チェロキーに乗る男性とまたクルマの話に戻った時、氏が行きつけの四駆屋さんがあるという。
よくよく話を聞くとどうやら少し前に伺ったオーナーがCRRに乗られている“
HIDEーOUT”さんらしい。
常連さんらしく良心的なお店だと仰っていた。
氏のチェロキーXJは改造はしてないがノーマル車の整備、修理もキッチリやられているみたいなので流石だな、と改めて良いお店なのだろうと想像した。
話が弾んで辺りはすっかり暗くなってしまった。
「いけない。家内が心配してる。」と慌てて帰って行かれた。
ランタンを灯して自分も晩御飯の用意。
持ってきた食材はパックご飯にカレーとカップラーメン。
浜に来る前にも相模川で一泊してるのでここの所同じメニューばかり。
それに流石に陽が落ちると冷え込むし風で体温を奪われる。
一人なので面倒だからテントも張らずに浜にコットを出して寝袋で寝るスタイルだから、それに備えて身体が暖まる物が食べたくて買出しに出た。
しかしながら所持金は2000円。
入浴施設では現金を使うのでカードが使えるスーパーまで足を伸ばす。
もつの味噌煮、明日の朝食のパン、その他諸々…。
閉店間際だったので見切り価格の物をチョイスしたので結構買ったのに合計で600円にしかならなかった。
しかし現金は温存せねば。恥ずかしいがカード払い…。(汗)
帰り道先の“
HIDEーOUT”さんの前を通過。
この時間なのに電気が付いていた。通り過ぎ際に見たら何やらCRRを作業中!
Uターンしてお店にお邪魔する。
オーナー氏は自分を覚えて下さっていて色々お話して頂けた。
先日、お店のクラブで
遊びに行って来られたらしい。
その時に265-75/16のタイヤで行ってリアがフェンダーに干渉していて対策したいとの事。
ただしタイヤは以前の235-85/16の方がよく走るらしいので戻すとの事。
みんカラのCRR関係の人の参考になるかと思って撮影とブログへのアップを許可頂いたのにニューカメラの操作に慣れて無くて翌日全部消してしまったので画像無し。(滝汗)
ワンオフの9ミリスペーサーが使用されていた。「大丈夫なのだろうか?」と思うほどハブボルトの突き出し量が少なかったが自らが実験台となって証明してくれていた。
オフをやっても緩みも無かったそうなので大丈夫との事。
流石にお店のオリジナル商品のスペーサーは安全マージンを取って6ミリ厚の物だが235-85/16を履いてラジアルアームを研磨してしまうCRR,ディスコには有効な商品かも知れない。
「やりたいことは沢山あるが自分のクルマをイジる時間が無い」
と仰っているオーナー氏のお邪魔とは知りつつも興味深いお話を沢山聞かせていただいた。それも“お店の人”では無く一人のランドローバー乗りとして…。
浜に戻って遅い晩飯にありつく。
夏の間は深夜でもカップルやガキンチョ共が来ていたが流石に誰もいない。もつ煮をつつきながら波の音と灯台の明かりを肴にしようかと思ったのだが唯一持って来ていたのはヨーグルトベースのカクテル一本だけ…。
合わなそうなので止めといた。
アルコール無しだったが静けさと底冷えのお陰ですぐに眠る事が出来た。