
土曜の夜はジムニー仲間の集まりが有るが今日はクリスマス・イヴイヴ。
こんな日に皆んな来るのだろうか?
寂しい人の集まりになってしまいそうでなぐさめ合いになりそうだ…。(苦笑)
今月も強化月間中なのでディスコで向かった。
誰もいない河川敷を走って集合場所へ。
やはり誰もいないので自主練に励む事にする。
先ずはいつものコンクリートブロックを何処か良いラインが無いか探ってみる事に。
以前も色々試したが最終的に亀になるので、少し助走をつけて“プチ・トツゲキ”
にてクリアしたラインをいつも使っていた。
しかしトツゲキはスマートではないし、ダメージも蓄積している。
ラジアスアームのフレーム側の付け根がグシャグシャになってしまっていてロックワッシャーの役目をしてくれているのでナットが緩んでも脱落する事は無さそうだ…。(苦笑)
頭の中で“ありえないライン”と烙印を押されて、試してもいなかったラインを一応試してみた。
まぁ、やってみても実際に有り得なかったのだが、そのうちの一本からリカバリーしてるときに今まで考え付かなかったラインを思いつく。
アプローチからやり直して、悪戦苦闘の末に面白いラインが見つかった。
イメージとは違ってしまったのだが右前後輪とも宙に浮いて、右のフレームを接地させて、ソコが支点となって左側の前後輪で円を描くように廻り込みながらクリア!戦車の震地転回みたいだ。
しかし進行方向が変わってしまうので、思いっきり薮の中に入って行ってのクリア。
変な動きで面白い。いわゆる“ボディターン”みたいな動き。
フレームが「ジョリジョリ…。」と擦っているが衝撃は何も無いからコッチのラインの方がクルマに優しい。(笑)
「よーし、この調子で(ディスコでの)新規開拓しちゃう?」とセクションイン。
先月の“強化月間”にて大体のセクションはクリアしたので今月はジムニーでも結構難しめの場所を挑戦して行くことにしている。
先ずはステアケースみたいなところを挑戦。
コンクリブロックに乗るのだが片足分しかラインがない。右足を乗せてから左足は直径以上の高さまで引き上げなくてはならない。
対角になり易いのでしなやかな後脚が必要。
トラデバが入っていたほうが手っ取り早い。
ちなみにココは自分のジムニーのフロント・ドラシャを折った場所だ。(焦)
右足は問題なく掛かるが左前輪がコンクリートブロックに当たる前にバンパーが当たってしまうのでもっと斜にアプローチして仕切りなおし。
だがそうすると余計に対角になり易くなってしまう…。
でもL/RのAアームは充分に捻られて後輪は両方ともしっかり地面を捉えていてトルクフローは起きていない。
右前輪をブロックに押し付けてベクトルを上方向に変える為にアクセルを踏む。
高低差があってなかなか変わらずタイヤを押し潰すだけだ。
ドラシャを折った時の感触が脳裏を過ぎる。(滝汗)
どっこしょっ!っと先ずは右足が乗った。
しかし見た感じ、左足は流石に無理っぽい。
だが取り敢えず置石等のヘルプは無しで駄目元でチャレンジ。
だって“強化月間”だから…。(笑)
画像を撮ってからクルマに戻ってステアリングで探りながらアクセルオン。
流石に右後輪のトラクションが不足。
路面が玉石なので余計だ。
2~30センチ下がって少々勢いを付けて慣性を利用する。
「バウーンッ!!」
カ・ラーンンンンン
乾いた金属音が夜の河川敷に響き渡る…。
「?」
と窓から顔をだして右後輪を見ればリアのホーシングが良く動いている。
って言うか此処まで動いた状態は初めて見る動きで、タイヤが妙にボディの内側に入っていて“
4WS”の様な“捻り”が加わっている。
以前に見たことがあるような…。(滝汗)
車から降りて後方に回って見たら外れたコイルが見えた…。
でもおかしい。足回りを組んだときに後輪を浮かしてもスプリングは外れないのを確認していた。
勿論、クロカン時の実際の動きは犬ション台とは違うのを知っているが、それにしてもあんなモンで外れるのだったら今までにもっと外れるような動きはさせていた。それでも外れなかったに…。
うすうす感付いてはいたのだが、恐る恐るラジアスアームを懐中電灯で照らして見たら…
「オーマイガァー!!」
直角に曲がってるし…。(号泣)
まだ来たばっかで30分位しか経ってないのに…。“瞬殺”ぢゃん。(泣)
そんな事より、どーすんの?こんな姿勢で…。(汗)
バックして前輪が落ちたらタイヤにボデイが乗っかって動かなくなりそうだ。
ここでそうなったら厄介。前は壁になっちゃってるし…。
取り敢えずコイルスペーサー無しでもいいからスプリングを元の位置に戻しながら前輪を平地まで降ろす。
ホーシングがかなり前方に寄ってしまっているのでコイルが駄菓子屋で売っている階段を落ちていくバネの玩具みたいな反り方してるし…。(汗)
タイヤがボデイに干渉してるが、何とか走れる状態にはなったのでコンクリートの平らな場所までガガボン、ゾリゾリ、ガコンと賑やかな音を立てながら徐行で移動。
通常の動きではコイルは抜けない、と確認はしていたが、手でガコガコと動くぐらいに伸び切った状態なので実際に走ってねじりが加わったりすれば外れるかも知れないと思ってコイルスプリングコンプレッサーは積んであった。
ハイリでジャッキアップしてコイルを縮めてスペーサーとスプリングシートを元に戻して降ろしてみたらかろうじてボディには当たらないようだ。
前回よりは症状が軽いという事か?(笑)
だが数センチでもストロークしたら確実に当たる。。。。
慎重に帰らないと…。
つい数十分前に通って来た道を引き返すム ラ銀ディスコ号…。
斜め走りも初体験ではないので、以前程違和感が無い自分が悲しい。
“強化月間”
足回りを強化したほうがいいのか?