
毎週土曜は自分が所属するジムニークラブのメンバーが集まって走っている。
クラブHPのBBSで参加表明する人もいるが大概は現地でその場になってみないとどれだけの人数が集まるか解らない。
その日の面子で走る場所を決めたりもするのでメニューも決まってはいない。
事前に連絡を取った主要メンバーは今回不参加が多かった。
まぁでも誰か来てるかも知れないし、他のクラブのメンバーも居るかもしれない。知人が居れば合流させて貰うのも稀ではない。
今日は掟破りのディスコでの参加。
強化月間によって一通りのセクションはこなしてるし、ヤバめな所はエスケープルートなら楽勝なので無理して壊さない限り足手まといにはならなそうだから付いていけそうなのでディスコ出動。
河川敷に着いたら一台のジムニーが停まっている。
あまり見かけない車輌。
幌車でちょっと気合入ってる感じ。
離れたところに95プラドが一台。
「今日はなかなか賑やかジャン。」と思いながら通り越していつもの集合場所へと向かった。
しかし其処からの道中、一度も他車を見かけなかった。集合場所にも誰も居ないので自主練に励む。
今日は先日購入した薪ストーブもデビューさせようと思い持参している。
ちなみに薪は年末の大掃除に掛かり始めていて家で要らなくなった棚板やテーブルや衣類を持ってきている。今年度からゴミ有料化になったモンで資源ごみ以外は燃やして減量化。(苦笑)
その焚き火の火で調理しながら食事をしようと家の冷蔵庫から余った食材を適当に見繕って持って来てあるので、自主練は程々にしてマッタリ食事に切り替えようと軽めに各セクションを通過。
すると先程の95プラドさんとすれ違ったので、ジムニーの集団を見掛けなかったか訊ねてみた。もしかしたらクラブの連中は先に集まってどっか走りに行っちゃった可能性も有るので。
Uターンして追いつくとプラドぷらどさんはモーグル地帯で遊ぼうとしていた。聞いてみると結構長い時間ココに来ているがジムニーの集団は見なかった、という事だ。やはり今日は誰も来ていないみたいである。
今日のモーグル地帯は結構タプンタプンに水が溜まってる。
スタックすると厄介なのでお互いに助けられるから少し一緒にやりましょうか?という話になってそれぞれアタック開始。
泥遊びをすると後始末が大変。
汚れたり凹んだ四駆がカッコ良いなんていうのは昔の話。
今では他人様から白い眼で見られるし、家族からも乗り込む時に服が汚れただのと後席からギャーギャー罵倒されるので良い事等何も無い。
しかも泥はタイヤ性能とトラデバが物を言うので一生懸命チャレンジする甲斐を感じられ無い。
アクセルワークやライン取りで差が出るのは解っているが、ライン取りといってもココのボギンコースはジムニー用みたいなものなのでやたら狭い。
ディスコなど車体幅がスッポリでコース内でスタックしたらドアが開けられないので窓から出てくる位だ。
そんな場所なのでラインなど選べる訳が無い。完全にレールだ。
選べる場所だったとしても選ぶことが出来るのは凶悪なタイヤを履いた車輌だけである。
自分が履いてるセンターグルーブがかろうじて確認出来る程度のMT2では行きたい方向に行く事が出来ないだろう。それ以前に動けるかどうかが心配なレベルだし。(苦笑)
しかしながら汚れても翌日は雨だと天気予報で言っていたのと、レスキュー車がいるという絶好のタイミングなので普段あまりやらないマッドを久々にやってみようかと思った。
やる価値があるのは“チャンピオンコース”と呼ばれる場所、只一本のみ。
深くえぐれていて直線部分が少なく半円というイメージ。
車輌一台分の幅のバケツと言った方が解り易いか?
今日のコンディションは粘土質にはなっていないみたいでシャバシャバだ。
粘土質の時は最悪でホイールはSSR Mk.Ⅰみたいになってしまう。もしくはムーンアイズ。(笑)
しかもホイールバランスが狂って凄いジャダーに見舞われてしまうし乾いて落ち始めると一般道を汚してしまう。
タイヤパターンに詰まった塊が遠心力で後方のクルマに攻撃を加えてしまうので後続車がスリーポインテッド・スターやVIP系だったりすると気が気では無い。(滝汗)
なので帰り際には大きな水溜りを何回も言ったり来たりして下回り洗浄して帰るのがマナー。(笑)
そのチャンピンコースもどちらから入るかで難易度が全然変わる。
簡単そうな方は「行けそう!」と感じたので「逝けるかも!」と微妙な難しい方からアプローチ。
スルスルと前を落とす。
思ったより底はしっかりしていてヘッドライトまで沈む事はなかった。バンパー上ぐらい。
前に誰かアタックしたのだろう。真新しい轍、タイヤ跡がクッキリ残っている。
そのチャレンジャーの挑戦からそう時間が経っていないのが解る。
しかもソイツは成功していない。
後輪でもがいてかなり掘ってしまっている。登り際にオーバーハングを造ってしまっている。
つまり後方に自力脱出したか遼車に引いてもらったのだろう。
「上等だぁ、やったらぁー!」とトツゲキ。バシャーと泥水が車内に飛び込んできた。・・・しまった、窓閉めるのを忘れてた…。(泣)
以外にあっさり乗っかってクリアしたかと思ってスロットルを緩めたら急激に抵抗を受けて失速。登りかかった後輪が虚しく空転。
タイヤが通るラインが深く掘られ過ぎてタンクやホーシングが真ん中の盛り上がった部分がに乗り上げてしまい止ってしまった。
あのまま思いっきり後輪を掻き続けていれば登りきったかもしれない感触だった。(悔)
一度しくじって掘ってしまったら少しでもずらしてクリアを狙うが何度やっても同じ場所に追いやられてしまって同じ結果に。。。クゥ~、勿体無かった…。(号泣)
白旗、降参。
プラドさんにアンカーになって貰ってウィンチで脱出を試みるがスタックした2.5トン越えのディスコを2.0のプラドで堪える事は出来なかった。
ズルズルと近づいて来てしまう。。。
諦めて後方に回ってもらい後ろに引いて貰う。
こんな事するつもりではなかったので服と靴は汚したくない物を着用していた。
でも長靴は積んであるので履き替えようかとリアゲートを開けたら着替えのジャンバーやマグカップやら食器がこぼれて来て泥沼に落ちて泥だらけに…。
上向きでスタックしているので中の荷物が雪崩れ込んで来ているのでゲート重みと相まって閉めることが出来なくなってしまった。(焦)
長靴への履き替えは諦めてなんとかゲートを閉めて御NEWの防寒ブーツで泥の中に入ってリアの牽引シャックルにスリングを繋ぐ。
ブーツは土に潜って完全に水没して泥水が上から浸入して来ている。ツベタイ…。(泣)
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情け無い姿●
脱出出来たところで戦意喪失したのと足の指先が冷たいのでココまでに。
暖を取って暖かいものでも飲もうと思うので御礼に御一緒しませんか?とプラドさんを誘ったらお相手してくれるそうなので早速薪ストーブに初の火入れ。
聞けばプラドさんも筋金入りのキャンパーで新潟では不法侵入で警察の御厄介にもなったことがあるという位の野宿派キャンパー。(笑)
使っているテントはロッヂ型だそうだ。お父さんもかなりのキャンパーらしいのでアウトドアネタでは話題が尽きる事は無かったし、色々と勉強になる情報も頂けた。
コレだから人と会うのは楽しい。
親しい人間というのは結構色んな部分で自分と差異が少なかったりするが、偶然知り合った人というのはひとつの事柄に対しても違った部分が多く発見が多いい。今回も会話の中で何箇所かそういう場面があり参考になった。
プラドさんの方も本日が初使用のこの薪ストーブは気になった様子。
会話の中で何回も「いいなぁ、コレ。」「買おっかなぁ。」と言っておられた。
プラドさんは翌朝に彼女さんと買い物に行く約束だという。クルマをコイン洗車場で洗っていかないと怒られてしまうらしい。プラド(四駆)を気に入ってないらしいので泥汚れなど有り得ないらしい…。(苦笑)
しかも7時半待ち合わせと結構早い。
時計を見れば3時半を回っているので寝ないで直行すると行って去って行った。。。(焦)
独りになり自分だけの時間になった。
持ってきた木材は全て燃やしてしまったのでダム放流の際に上流から流れてきたらしい木を見つけて引きずって薪ストーブの脇において斧、ナタで切り取りながら薪をくべる。
昨日の昼から何も食べてないのでこの時間だが夕食にする。
寒さも今がピークなのであろう一段と気温が下がったみたいだ。
調理の為もあって薪を多めにくべる。
暫くするとストーブ全体がボワーッっと赤く焼けて暗闇に浮かび上がる。
煙突からの排気も強まり力強い暖かさに変わる。
持ってきた食材は昨夜の残り。
昨夜の夕食はしゃぶしゃぶだったのだが多めに買いすぎて余らしてしまっていた。同じメニューでは飽きてしまうがしゃぶしゃぶ用に薄切りの肉だから焼肉には出来ない。しょうがないので独りでしゃぶしゃぶ。(寂)
鴨と豚とラム。
屋外でしゃぶしゃぶって初めてだが結構向いてるかも。
焼肉と違って薄暗い中でも大丈夫だ。“食べ頃”の範囲が広いので忙しくないのが良い。焼き過ぎという失敗が無いから完全なマイペース食べられる。
寒い時のBBQは食べ頃になった肉を焼き過ぎないようにちょっと脇に寄せただけで冷えてしまっている。焼き加減を確認する為に照明が必要になる。色味も大事だから照明器具も選んでしまうし。
アウトドアしゃぶしゃぶって有りかも!
ポン酢、梅ドレッシング、レモン塩胡椒と変化をつけて堪能。
昨晩と同じ物なのに外で食べるとどうしてこんなに美味しいのだろう…。(笑)
年輪の様なリング状の蓋から漏れる明かりを眺めながらストーブの暖かさと食後の紅茶で心地好い孤独感を味わっている自分…。
快適には程遠いいが決して悪くないシュチュエーションでもある。