
自分のディスカバリーはSUVである。
誰が何って言おうともSUVである。
これからも変わらずSUVであり続ける…。(焦)
自分のクロカンマシンはスズキのジムニーJA11Cである。(キッパリ)
660の幌車。
当初、この車輌で全ての用途をこなしていたが後部座席に乗る家内と子供の後頭部から数十センチ離れたところにある布キレ一枚が車内と車外を区別する為の仕切りだと思うと心許ない。
一般道では絶対に前後に大型トラックに挟ませるような状況は避けていた。そうなった場合は車線変更。
しかし単車線だったりして避けられない場面もある。後方にトラックが付くと気が気でなかった。いくらコチラが細心の注意を払っていても信号待ちで後ろから当てられたらどうしようもない。
毎日のニュースで信じられないドライバーが居る事を教えてくれているし、ジムニーの積載量にも課題があったりするのでSUVを導入する事に。
当然ジムニーの代替になるのが順当な所を「自分ひとりが移動する時にはあんなデカいクルマをいちいち出動させてたらいくら軽油とはいえ不経済」「出先での駐車スペース等の問題で不便だから近場の用時はジムニーで。」等のもっともらしい話で我が家の大蔵大臣をまんまと丸め込み、ジムニーはそのままで買い増しする事に成功。
これでジムニー君の任務は晴れて不整地の走破という只ひとつに絞られたので心置きなく専用車となる。ロールバーの関係で2名登録になり家内からはうそつき呼ばわりされる事になったが、その代償として“クロカン車への変貌“を手に入れる事が出来たのだが、この代償は事あるごとに自分を窮地に追い込むものでトータルで判断すると割に合わないものである事に後に痛感することになる。
我が家のSUVとして迎え入れられたのはコダワリで探したランドクルーザー77のSTDグレードでM/T。
エンジンもPZJの5気筒。実に半年以上の間Y!オクをチェックし続けて巡ってきた車輌だった。
自分が免許を取って最初に買った車がD21のダットラだったが、家内と知り合って結婚してからはミニだのジムニーだのマー坊で生活していたので私の家族が始めて経験するは大きな車は喜ばれた。エアコンが付いてて夏でも車で移動できるというので喜んでいる家内と子供を見ていたら正直不憫な気持ちになってしまった…。
加えて燃料代も安い。家内の実家では運転免許を持った人がいない為、自動車の維持費についての知識が全く無かった。
なので結婚前から乗っていたミニの1000c.c.に掛かる費用が全ての基準になっていたから軽油の安さ、1ナンバーの自動車税の安さに「こんな大きいのに税金がミニの半分以下なんて日本の税制は間違っている!」と憤慨していた。(笑)
そのL/C77も例の規制の魔の手が忍び寄り、2.5トン越えの延命措置を施したが抵抗むなしくも乗換えを余儀なくされた。
その後任として登場するのが我がム ラ銀ディスコである。
しかしながら用途はL/C77を引き継いでいるが扱いはL/C77のそれとは全然違う。
L/C77は何もしないで買ったままの状態で乗っていた。“ホイールは黒!”という自分の好みから白いブラッドレイVを黒く塗っただけ。後はMTタイヤに変えただけである。
それ以上も以下もない、あまり感情移入が無くて手の掛からない優等生であったので気に入っていた。
自分には世間一般の人が持つランドローバー社のイメージは無く、小学生の頃に買った田宮のピンクパンサー、英ジープというのが根底にあるがこの“日本車キラー”のディスカバリーに関しては冠婚葬祭を無難にこなしてアウトドアっぽい事も似合う“SUV”であるという認識だった。
L/C77より乗用車っぽいので子供の学校の送迎でも目立たなくて普通な雰囲気(?)がポイントが高かった。
しかし手元に来たら接する態度がL/C77とは違うのに自分でも意外で驚く。
ミニに乗っていた時の感情に近いかも。
また話が長くなってしまうので触れないでおくがミニは3台乗り継ぎ、ミニとは十年近く付き合った。
ちょっと趣味性を感じてしまったから危険な予感…。加えてそのCCVとしての素質の良さに気付き(まぁ、だから選んだのだが…。)伸ばしてやりたくなってしまう。
ちょっと走れる仕様になるとついSUVであるのを忘れてヤンチャしてしまいボディに
勲章ダメージを刻んでしまったりした。(焦)
“世間体がいい車”という要素と引き換えに“楽しいクルマ”という部分が増大していった。
とは言っても主力戦闘機はあくまで“ジムニー”。ただ、ジムニー以外の四駆乗りとも遊ぶようになったので幅が広がった。大きい四駆はまたジムニー遊びとは違った要素が沢山ある。どちらが上とか下とかではなく同じクロカン遊びでもスタンスの違いを楽しむことが出来る。
そんな自分のディスコライフのターニングポイントは“みんカラ”であるのは間違いない。
旧オートヴィレッジに参加してもROM専門であったがPCトラブルの時にパスワードやIDまで忘れてしまい再ログインできなくなって放置。そのうちROMもしなくなってしまったが“みんカラ”に新規登録して復活。ブログを始めたみた。
既にジムニークラブの方のHPでブログは書いていたがディスコネタは興味ない人には関心を示してもらえないので分けることにしたのだった。
そのディスコネタを書くところを“みんカラ”のブログに選んだのであった。そのみんカラ内の“ランドローバー・グループ”に混ぜてもらい、そこから神奈川支部が発生していって最大の変化を遂げた。オンラインからオフラインに…。オフラインでの活動もその都度、文字と画像によってオンラインで皆さんにご報告。
そのオンラインにも変化が出始めた。みんカラ登録者以外も観に来てくれてるらしく実に有り難い事。
自分が行う作業の中で出て来る数値的なものを、後々、見返す為に書き留めておくメモ帳代わりに始めたブログ。
でもどうせなら折角だからランドローバー乗りやCCV乗りの参考になるように作業途中に重量を測ったり、時間を計ったりしている。ハッキリ言って作業の流れを止めるので面倒な工程だが後で役立つのでなるべく記録に残す。重量等は自分が所有しているパーツしか計れないのは当然だから、それぞれが同じ考えを持つ人が同様の作業をやってくれると比較できて自分のやっている事が生かされると思う。
例えば実に種類の多いいランドローバー純正アルミ(16インチ7J+33)だがどのモデルが最軽量であるのか知りたい。ジムニーだと人口が多いのでその辺は情報化されている。最軽量の純正アルミは軽いが強度も無いというのも知られており総合的に判断して使う人は使っている。
そういう情報の共有化が出来たら有意義だと思う。
なんだかんだと理屈を並べたがやはり反応があるから続けているのが一番の理由なのは間違いない。 数ヶ月前から自分のブログに来てくださった人が解る“足あと”の機能をみても訪問者が減っていっている。
しかしPVは順調に伸びている。訪れてくれる人が固定化されてきたみたいだ。(有難う御座います。)
それにしてもPVと足あとを残していった人の差が大きいので大半はみんカラ登録者ではないみたいだ。
そう感じたのでみんカラ登録者以外でもコンタクトが取れるように掲示板を開設しておいたら書き込みを頂いた。加速度的に輪が広がってるのを感じた。
先日、ディスコ乗りの方から携帯に着信。お遊びのお誘いを頂いた。
その方のお知り合い達との集まりに交ぜて頂けるようだ。
この集まりがかなり危険な香りが漂う。(焦)
ご一緒する予定の車種を聞いて驚いた。
珍短英車や差動装置を無効にできる車輌…。当方のブログを読んでくださったらしい。
ハッキリいってジムニーを出動させたい心境だがそれではつまらない。
かと言って我が家のSUVであるム ラ銀ディスコをクロカンスペシャルに仕立て上げる事は出来ないし、何より予算も無いので明らかに不可能。
前々から自分の頭の中に在った費用を掛けずに出来るポテンシャルアップを施そうと思う。
しかもSUVとしての役目はちゃんと果たせるように、というのが条件…。(焦)
つづく