やす亭のブログ一覧

いわきに向かい移動中。稲の穂が黄金色でまぶしい(>_<)
いやあ、秋ですなぁ。

乗換え時間が短い今回の旅。
でも仙台だけは時間を取ろうと決めておりました。

「だって牛タンが食べたかったんだもん♪」

…というわけで、駅の中の牛タン屋さんにていただきました。いわゆる焼肉のタン塩のような薄っぺらではなく、厚みのある、そのくせ柔らかいタンでした。

ここ仙台は乗換え回数で見たらちょうど折り返し。後半戦も遊んで行きます

「…停車場にそ（を？）、聞きに行く」上の句は忘れてしまいましたが、これは石川啄木の歌の下の句であったはず。学校で習った時の話では、確か「そ」は方言を示していて、全体の意味は
「家の近くの上野駅で、地元岩手の方言をきき、望郷の思いでいっぱいだ」みたいなものだったように記憶しています。
ただ、実際は啄木は地元に借金を残して逃げるように東京に出て来た為、帰るに帰れなかったとの裏話も(>_<)
啄木にゆかりの有る岩手に来て、彼が思いをはせた「そ」が聞けるかとちょっと期待してたんですが、今は標準語で均一化されてしまったせいか「そ」はあまり聞こえません。
う～ん、残念。

今は盛岡で乗換え、ロングシートの普通列車でさらに南へ。長距離のるにはロングシートはお尻に悪い…。

※到着後きちんと調べたら、以下の句でした。（全然違う～）

ふるさとの訛りなつかし
停車場の人込みの中に
そを聞きに行く

いわて銀河鉄道のロゴを見ていて、春まで北海道にあったふるさと銀河線に似てることに気がつきました。潰れた会社とロゴが似ているなんて、縁起悪…。
でも、こちらは貨物がひっきりなしに走る元東北本線。名前が似てても重要性が違いますから、残るかぁ…。
ちなみに駅名も「きんたいち」で濁点は入らないようです。（岩手県）
頭をかきながら八ッ墓村の祟りについて謎解きするヒトや、じっちゃんの名にかけて犯人を探すヒトはいないみたいッス(>_<)

八戸に参りました。15年くらい前に住んでた時はもっと汚い平屋の駅だったような気がするんですが、かなり立派な駅になったんですね。新幹線が地域に与える効果は絶大なようです(*'o'*)
さて、そんな八戸でどうしても手に入れたかったのがこの「いちご煮」の缶詰。
いちご煮はウニとアワビの入った塩味の汁物。八戸付近の郷土料理だったと記憶しています。ウニが吸い物の中でふわっと広がる様子が苺ににていたからいちご煮と名付けられたそうです。（いちご苺の煮物ではアリマセン…）
一缶1000円の缶に入った土産用をGET！
ちと高いのがネックですが、これ、ｶﾅｰﾘ美味いんです(^-^)帰ってからが楽しみ♪