
お久しぶりです。
GWも後半に突入しましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私もようやく休みが取れましたので、これから数回に渡り、前回以降に撮り溜めた写真をUPさせていただきます。
花紀行再開に先立ち、今般の熊本地震においてお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。
プロフ写真にJR九州の特急車両885系「かもめ」を使用している私は、大の九州ファンです。
地震の終息と一日も早い復興を心より祈念いたしております。
今年の桜前線は温暖化の影響なのか例年よりも大幅に早く北上して行き、想定していた撮影行の日程に修正を余儀なくされました。
今回の福島遠征は4月20日前後を予定していましたが、なんと東京と僅かな時差しかなく、2週間近くも早い出撃です。それも仕事の関係で、満開より若干の出遅れとなってしまいました。
新幹線が強風で遅れ16時過ぎに福島駅到着。そのまま下見として目的地である花見山へ向かいます。
花見山は、個人の花農家の方がご自分の私有地に色とりどりの花や木を植えて一般に開放している、今や福島を代表する花見スポットです。
私は8年振りとなる2度目の訪問ですが、写真家の故 秋山庄太郎氏は「福島に桃源郷あり」と毎年訪れていたそうで、その魅力は桜に限らない様々な花々が咲き誇る美しい景観にあります。
この時期運行されているシャトルバスも終便となり、定額で乗れるタクシーで約15分。
現地では、しだれ桜が夕方の柔らかな陽だまりに佇んでおりました。
椿の落花が赤く染めた約60分の散策コースを、足早に山頂に向かいます。
山中の展望スポットから望む福島市中心街方面です。
やはりソメイヨシノは旬を数日過ぎていましたが、まだ見頃の木もありました。
この日の夕刻は真冬に逆戻りしたかのような冷え込みで、カメラを持つ手が痛いこと。
期待した夕陽の斜光も現れそうもなく、風が強く雪までチラついて来たので引き揚げ、コンビニで使い捨てカイロを買い込んで翌朝に備えることとしました。
翌朝は夜明けとともに始動。
今度は朝焼けを期待しましたが、残念ながらまたもや空振りでした。
朝の冷え込みは厳しく、東屋の屋根には昨夜降った雪が。
それでもこの日は風も収まり、朝日が福島の街並みを美しく照らしていきました。
この後は、昼過ぎまで何度も周回して撮った写真を貼って行きますが、いつも以上に大量です。
ストーリー性はほとんどなくコメントも少なめとしますので、スライドショー感覚でご覧下さいね♪
陽光が花見山を目覚めさせていきます。
麓にあるしだれ桜の大木。濃密な色合いに心奪われるものがあります。
赤・黄・緑・桃。。。こうした幾重もの色合いの競演が花見山の魅力ですね。
ハナモモが目に鮮やかです。
一方、名前は分かりませんが一輪の花にも癒されます。
これは、桜の一種なのでしょうかね?
大好きなモクレンです。
不思議な造形美にも出会えましたよ。
高所にあるハクモクレンはつぼみでした。
桜はやはり素敵です。
頂いたパンフレットによると、オカメザクラのようです。
時間とともに吾妻連峰の姿が鮮明に。左端は吾妻小富士です。
白組さんと紅組さんの競演もありました!
お気に入りの1枚。可憐ですね♪
彩りのシンフォニーは、花見山の真骨頂!
手前は菜の花、濃い黄色はレンギョウ、赤はボケの花です。
ちょっと不思議な感じのモノも。
山道の写真散策は飽きることがありません。
小さくてもスミレの花には気高さを感じます。
もう鯉のぼりが上がっていましたよ。
春なのにモミジの紅葉が見頃とは!
モミジを背景に、またもやシダレザクラ。
逆光に美しく輝いていました。
さて、お昼過ぎに花見客で混雑し始めた花見山公園を出て、麓を散策しました。
ソメイヨシノと菜の花のゴールデンコンビも見られます。
山麓の「花の谷コース」で、いろいろな花を愛でながらユルユルと撮影です。
花見山の向こうに吾妻連峰を見渡せる開けたスポットに出ました。
ちょっと山梨の桃畑を思い出しますね。
しばらく山間に入って行くと、素敵なカフェが。
お腹も空いてきたので、「花見山 展望カフェ 空と花」さんで休憩。
その名のとおりテラスから素晴らしい展望が望めます♪
美味しいコーヒーを頂戴しましたよ。
カフェを出て、坂道を下りながらバス亭へ向かう途中にも、見事なしだれ桜を発見。
まだまだ撮りたい気持ちで名残惜しかったのですが、朝5時から約9時間の撮影行はこれにて打ち上げとしました。
最後までお付き合い下さった皆さん、ありがとうございました m(__)m
花紀行2016 まだまだ続きます。
膨大なカットと格闘中で旬はややハズしてしまいますが、次回は近日中に!