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2016年12月22日 イイね!

行くぜ東北 2016 秋 【後編】 ~山寺 × Kamome~

行くぜ東北 2016 秋 【後編】 ~山寺 × Kamome~ 11月初旬の東北遠征。
 宮城峡を後にして、仙山線に乗り込んだKamome。
 彩りの秋を、年末在庫一掃セールの大量貼りでお届けします!
 えっ? いつものことじゃないかって?? 
   (^_^;)




 宮城県側はすっかり曇ってしまいましたが、奥羽山脈を貫く長大な仙山トンネルを抜け山形県に入ると、快晴の空が広がっていました
 山寺駅で下車。





 「閑さや岩にしみ入る蝉の声」

 芭蕉の名句であまりにも有名な山寺、正しくは宝珠山立石寺を訪ねるのは大学3年以来数十年振りです。
 急な山道を登ったことしか覚えていませんが、見上げると山上に巨大な岩肌とお堂が見えます。





 駅前から参道に向かう途中、立谷川に架かる宝珠橋から巨石が見えました。
 「対面石」といいます。






 「貞観2年(860)慈覚大師が山寺を開くにあたり、この地方を支配していた狩人磐司磐三郎と大師がこの大石の上で対面し仏道を広める根拠地を求めたと伝えられている。自然の景観を生かし、山岳仏教の霊場を築き上げるため、動物を殺すことをやめてほしいという、
慈覚大師の尊い心に感動した磐司磐三郎は、生業としていた狩猟をやめたうえ自ら仏道に帰依して立石寺開山の基礎づくりに協力したといわれている。」

 (山寺観光協会発行パンフレットより。なお、本文ついても参照しています。)


 この大石に左手をあてて願いをこめれば、良いことに対面できるそうですよ。




 登山口から数分で、根本中堂へ至ります。





 延文元年(1356)に建てられた重要文化財の根本中堂では、伝教大師最澄が灯し1200年間一度も消えたことがないという比叡山延暦寺から分灯された不滅の法灯を拝することができます。
 逆に、織田信長の焼き打ちで延暦寺が再建された時には、立石寺から分灯されたそうです。














 境内には、山寺の守護神である日枝神社が鎮座しています。





 ご神木の大銀杏は、樹齢1000年を超えるといわれる天然記念物です。














 近づく秋の夕暮れを予感させる午後の陽射しの中で、紅葉が輝いていました。



























 山門を過ぎ、急な石段の参道を登っていくと仏の世界へ分け入ります。


























 四寸道と呼ばれる参道は、一番狭いところで約14cmだとか。







 途中、見上げるような壮大な岩肌が現れました。













 仏のお姿に見ることができる人には幸福が訪れるという阿弥陀洞。
 皆さん見えますか?









 奥の院へ通じる仁王門。山上まであと少しです。













 登り始めて30分程で奥の院に到着です。














 山上は黄色に色づいた紅葉に彩られていました。


 




 岩壁に貼りつくように建つ胎内堂。
 かつては数メトール穴を這って行く胎内くぐりが行われていたそうです。
 左下の塞がれた穴がそれでしょうかね?
 














 遠景の山並みから登って来た高さを実感します。







 落ち葉も素敵なオブジェです













 慈覚大師の木造の尊像が安置されている開山堂。
 この真下に大師が眠る入定窟があるそうです。












 山寺で最も古い建物で写経を収める納経堂。








 山寺随一の展望台でもある五大明王を祀る五大堂。






 眼下に広がる絶景に見惚れます


 











 撮影に夢中となり、気付けば下山時には日が大きく傾いていました。












 西日に浮かぶ仏様の柔らかな表情が印象的です。








 晩秋の夕陽に映えるモミジ三昧を、多連貼りでご堪能下さいね (^^♪












 詫びた風情に秋の終わりを感じます。


 






















 参道出口にも赤く染まったの巨石が。







 暮れなずむ立谷川。
 夕闇の訪れが旅の終わりを告げていました。



















 今回が、本年最後のエントリとなります。
 ご覧いただいた皆さん、ありがとうございました m(__)m

 振り返ると、旅の大半が東北地方という一年になりました。
 実は学生時代から北海道に憧れ、長い間、東北は通過点でした。
 ライフワークの旧国鉄線全線踏破の旅も、未踏破線は東北に集中しています。
 Kamomeにとって、東北は未知のワンダーランド!
 旅すればするほど、東北の魅力にハマっています O(≧∇≦)O
 来年も「行くぜ東北 2017」でお会いしましょう (^O^)/



 では、少し早いですが皆さん良いお年を




Posted at 2016/12/23 01:09:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2016年12月14日 イイね!

行くぜ東北 2016 秋 【前編】 ~琥珀色に想いを寄せて~

行くぜ東北 2016 秋 【前編】 ~琥珀色に想いを寄せて~
 春に桜、夏にローカル線を追い、今年も東北遠征を続けているKamome。
 今回は昨年から続けているウイスキー紀行の続編を、色づく紅葉とともにお届けします。

 NHKの朝ドラ「マッサン」を契機に始めた蒸留所巡り。
 2015年7月のニッカ余市蒸留所、本年6月のサントリー白州蒸留所に続く第3弾です





 11月初旬、仙台の奥座敷と称される作並温泉郷に近いニッカ宮城峡蒸留所へ。

 ウイスキーは同じ時期・同じ原料・同じ製法で仕込んでも、熟成させる貯蔵場所が違えば風味・味わいが異なるとか。
 ニッカウヰスキー創業者マッサンこと竹鶴政孝氏は、北海道余市とは違う個性のモルト(原酒)を生み出すため、仙台宮城峡に第2の蒸留所を設けました。

 北海道・余市で第一の蒸留所をスタートさせてから、約30年。竹鶴政孝は、新しい蒸留所建設の地を求めて動き出しました。
 「異なる蒸留所で生まれた複数の原酒をブレンドすることで、ウイスキーはより味わい深く豊かになる」という信念を抱く竹鶴にとって、第二の蒸留所は夢を実現するためにどうしても必要なものだったのです。
 (ニッカウヰスキーHPより)


 余市では力強く重厚なモルト、宮城峡では華やかでおだやかなモルトが出来るそうですよ。



 前夜、仙台で牛タンを堪能し、JR仙山線で作並駅へ。
 土日は無料シャトルバスが運行されますが、あいにく平日だったのでタクシー(駅に常駐していません)を予約しておき、約5分ちょっとで到着しました。








 申し込んでいた見学ツアーの受付を済ませると、少し待ち時間があったので、早速美しい敷地内を散策開始
 (^^♪





 この日、天気予報では9時頃から曇りだったのですが、10時を過ぎてもまだ晴れていました。
 陽が差しているうちに少しでも撮っておかねば (^_-)-☆









 蔦がイイ感じで色づいていました






 鮮烈な赤が目に沁みます


 











 紅葉は透過光で見ると美しさが際立ちますね。葉っぱが輝いていました。















 撮影に夢中になっていたら、ツアーの出発に遅れそうに (^_^;)
 ところで、ここの建物は正面奥に見える鎌倉山を借景として配置されているそうです。






 蒸留所のシンボルとなっているキルン塔(大麦麦芽乾燥施設)は、工事中でした。






 タクシーの運転手さんによると、やはり朝ドラ以降は見学者が大幅に増えたそうで大賑わい。大型観光バスも来ていましたよ。







 見学は、麦芽を糖化・醗酵させる仕込棟からスタートします。













 蒸留所の心臓部、蒸留棟に並ぶポットスチル。
 余市は石炭直火蒸留、宮城峡は蒸気間接蒸留方式で釜の形状も異なりますが、全く違った個性を持つ原酒づくりのためだそうです




 




 竹鶴氏の生家が日本酒の蔵元だったことから、「良い酒が出来るように」との願いを込めてポットスチルにしめ縄が張られています







 釜についているのは、何かの計器のようです。
 メタルぽいパーツを見ると、萌える性分なんですよねぇ
 (^_^;)














 続いては、熟成を行う貯蔵庫の見学です












 ここは何年も、時に何十年もモルトが眠りにつく揺り籠です。






 その長い時間の中で、無色透明だったモルトは味わいと香りを深め、琥珀色に変化していきます。














 約60分の見学ツアーの最後は、ゲストホールでの試飲。
 3種類が用意されていましたよ
 (*^。^*)







 ゲストホールでは、マッサンとリタさんが迎えてくれます。
 朝ドラ「マッサン」は、竹鶴ご夫妻がモデルです













 併設されているショップでは、蒸留所限定酒をはじめ豊富なお土産が揃っています







 もちろん、余市同様に有料試飲コーナーもありました。


 



 既に終売になったエイジング物もたくさんラインナップ!
 朝ドラ以降、売れ過ぎのため原酒不足が深刻で、ほとんどのエイジング物(10年・12年等)は販売終了になっています
 (>_<)






 今回試したのは、2,000年代に蒸留したモルトを複数使った蒸留所限定酒と、やはり終売になったと聞いていたニッカの最高峰ブレンデッドウイスキーという「鶴」です。
 両方ともショップ限定で販売もしています







 この日は午後からもう一つ訪ねるところがあり、酔っぱらうわけにはいきません。
 もっとたくさん試飲したかったのですが、切り上げて外へ出ると予報どおり曇っておりました。
 それでも帰りのタクシーの予約時間まで、紅葉撮影を再開です。





 4枚目でご紹介した蔦の葉は、しっとりした印象に。
 これはこれで気に入っております
 (^○^)













 ゲストホールのある地区から、広瀬川沿いに300mくらい続く並木道を足早の撮影行です。







 陽光輝く紅葉が雅なら、曇天で撮った絵は侘びの佇まいですね。



















 しばし、清流広瀬川のせせらぎを聞きながらバーチャルトリップをご一緒に (^^♪



















 モミジの落葉が笹の葉を彩るおしゃれなオブジェ







 眺めていると心まで透き通っていくようでした。


















 なんとも可憐な葉っぱに愛おしさを感じる、お気に入りの1枚です。









 タイムアップとなり、後ろ髪を引かれつつ作並駅へ。






 ここは交流電化発祥地だそうで、記念碑が建っています。
 すいません。鉄ネタぶっこみです
 m(__)m
 







 さて、やってきた下りの山形行きで出発!




 後編に続きます・・・。

 次回はおそらく今年最後のエントリ。
 深まる東北の秋をお届けしますね
 (^o^)丿




☆おまけ☆
 宮城峡で買ったお土産のご紹介です
 (^^♪

 シングルモルト宮城峡の蒸留所限定酒をGet!
 シェリー&スイート、フルーティ&リッチ、モルティ&ソフトですが、少酒飲みなので180mlのミニボトルにしました。アルコール分も55%ですし
 (^_^;)






 有料試飲コーナーでは、この三種のテイスティングセットもありましたよ。
 さて、どんな味わいなのかワクワクです







 ついでにウイスキーの原料となる大麦麦芽のおつまみも買っちゃいました (^_-)-☆




 お正月にでも開けてみましょうかね。
 楽しみ~
 O(≧∇≦)O

Posted at 2016/12/15 00:29:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行/地域

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