初期型MMCSのロックフォードサブウーファーを音質調整可能にしました。

初期型アウトランダーにおけるMMCS＋ロックフォードはサブウーファーの音質調整ができない為、そしてMMCSから社外HDDナビに交換した事もあって重低音を体感する事がほとんどありませんでしたので社外アンプを取り付けて対策をします。

まずはサブウーファーの重低音を復活させるためには電源が必要ですので車内に引き込みます。

運転席側のウォッシャータンクのグロメットは既に他の配線で満員の為に今回は助手席側から引き込みます。

フロントガラス下のカバーの向かって右側を外すと車内へ通じる大穴があるのでその隙間にはスポンジで埋めてあるだけなのでそこを狙って配線通しを使用して引き込みます。

8ゲージなので太い配線ですが通します。

配線は車内へはこの辺りに出てきますので更に下の方へ引き込みます。

バッ直なのでバッテリーの近くで配線を切断してヒューズを間に組み込みます。
(ヒューズは60Aですがショート防止の為に最後に入れます)

純正ロックフォード・サブウーファーは1Ω×2(DVC)で計150Wの定格ですが、社外アンプでこの仕様に相当するものはほとんど無いと言っていいので4極ある配線をカットして2極仕様にして社外アンプに対応させます。

その為に抵抗値は2Ωとなって定格も約半分になりますがここは妥協します。

※Ω(抵抗値・インピーダンス)と定格は必ず合わせましょう。
数値が違い過ぎるとアンプが壊れるそうです…。

なので定格も75Wになりました。

これがロックフォードフォスゲートの2013年モデルである2chアンプ「R150X2」です。これは定格出力が2Ωで75W×2chの為、今回の2極仕様になってしまった純正ロックフォード・サブウーファーへ1ch分を使用します。

ロックフォードにはロックフォードの手堅い？選択です。

バッテリー＋線、アンプコントロール線(HDDナビに付属している線に繋ぐ)、GRD(－)線、スピーカー線、ラインR/L線(HDDナビのサブウーファー出力線に繋ぐ)を説明書通りに結線してからテストして好みの低音に調整すれば完成です。

アンプ本体の調整ダイヤルを右に回せば重低音が楽しめますのでこれでまた初期型アウトランダーの弱点が解消された感があります。

この振動が画像ではやはり伝わりませんね…。