RECARO ＳＰ-ＧⅢ 100th  

2006年10月に発売されましたRECARO 100周年記念 限定100脚の大変レアもののフルバケットシートです。(中古ですが目立つキズ、汚れの無い大変美品でした)

もっと自分の体をガッチリ受け止めてくれるホールド性の高いシートはフルバケットしかないとは思ってはいてもちょっとそこまでは必要ないかなと躊躇していましたがこの限定品の響きにヤられました。

実際に座ってみて・運転してみての感想としては、

<良い点>
・ショルダーサポートの形状がSR-Ⅵのように角度が鋭角でないので点では無い「面」でホールドされるので窮屈感が無い。しかもノンスリップサポートなのでカーブで肩がズレる事も無くなった。

・腰からお尻までのサポートがしっかりとしていてガッチリとホールドされるがSR-Ⅲのように座った瞬間から窮屈感が無い。

・5時間30分の連続運転でも腰やお尻、太股の痛みが全く無かった。
(体全体が面ホールドされている為に疲れが分散している為だと思われる)

・強制的に運転姿勢が良くなって無駄な動きが出来ないので疲れにくくなった。

<悪い点>
・バック時(後退時)がかなりやりづらい。
後ろを振り返ることが大変難しくなった。バックカメラがあると楽です。

・当然ながらリクライニング出来ないので寝る事が出来ない。

・リクライニングできないので背もたれの微調整が出来ず若干ハンドルが遠くなった。
(サイドアダプターによる調整で前下がり・後ろ上がりでほぼ解決)

・思ったほどローポジションにはならなかった。
(ボンネットが少し見えるSR-Ⅲ TOPGUNとほぼ同じが限界でした。ローポジションが好みの場合はRS-GやTS-Gの方があと3cmは下がると思います)

・乗り降りがかなりしづらくなった。
シートを後ろに下げて跨ぐようにして降りています。

※悪い点があっても運転して楽しいと思えるシートには間違いがないのでアウトランダーにフルバケは「あると思います！」
(RALLIARTのオプション設定にRS-Gがあるので全くの場違いではないと思います)

※2010年9月に売却しました。