
やっぱりみてると、せっかくの新車が・・・。と思いますな。
デッドニングをする理由については私のブログを見ていただくとして。
まず1番注意することは、ドアの中には
水がたんまり通るんだってこと。
ドアの下には穴がいくつかあいていて、排水できるようになってるってこと。
さらに、ドアとボディの間にはゴムのぐるっと一周する水が入らないようになってるウェザーストリップってものがある。穴は、もちろんそれより外にあります。
雨が降っても、それより外側には水が入るが、それより内側に水が入ってるってことは、ドアの内張り内に水が入ってるって事。
内張りが腐ったり、カビが入ったり。湿気たり、内張りにはパワーウインドウなど電子機器がある。
で、最近良く見るのは、ただ
貼っただけ。おいただけ。ってもの。
粘着のないカラーボードなどを置いてアルミテープで貼っちゃうもの。
アルミテープは耐水性は低いです。
で、添付の写真でみると、左がノーマルです。
水が入り、ビニールが貼ってあり、ブチルで一周まわしてます。
これは水密に保てますし、隙間無く押し付けてれば、水ももれません。
プリウスは特に一番下には三角の穴があいていて、たまった水がさらにドア内に戻るようになってます。
で、ドアパネルの一番下から水が出ますが、黒いウェザーより外側にあるんで、室内に入らず排出されます。
注)はがして、再度貼り付けたときには、ありの巣ほどの穴があれば、ぴゅーっと水が室内に入ります。
真ん中は間違ってるデッドニングです。初心者に多い失敗。
ます、水が入ることを知らない。
ドアが凸凹してるので、大人シートをそっとおいたり、カラーパネルを置いたり。
レジェ貼ってたりしても、パネルに密着させてないとこうなります。
内側から押された空気が、バタバタしますので、あまり意味もありません。逆位相の音は止めますが。
で、だいたいアルミテープで端をとめます。
すると、密着部と、パネルの隙間に
水溜りが出来ます。
これがジワジワと
侵食し始めます。
アルミテープに伸縮性はないので、しわがあると、毛細管現象で水が隙間を勢いよく流れます。周りの粘着も徐々に溶かされていきますし、アルミがはがれてきます。すると、水溜りすら出来ない、
だだ漏れします。
ぜったいにやめましょう。
右端が正しいデッドニング。
パネルの形状をそのまま透けてるかのように密着します。
水はパネルとデッドニング材の間には入り込みません。
パネルが無い浮いた部分は湾曲させることで強度が上がります。
筋を入れるのも手です。
レジェはブチルですし、密着しやすいですし、伸縮もします。
大人シートや、ダイナマットなど、コンクリゴム系は伸縮しにくく、粘着が弱いので、ドライヤーなどで暖めて、柔らかくしながらすると粘着も強まり、伸縮もしやすくなるので、必ずやりましょう。
難易度は上です。
カスケードなどもそうです。
間違ったデッドニングを見てると雨降った後は大変だろうな。と思ってしまいます。
Posted at 2010/04/23 16:21:22 | |
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