
以前に
ちょろっと書いたことがあるんですが、我が家のちび達は男の子なので昆虫類が大好き。
この夏もたくさんのカブトムシやクワガタを飼っていました。
さすがに夏も終わって涼しくなって来たので、徐々に虫たちも弱って来て、1匹また1匹と死んでしまい、気が付けば残すところノコギリクワガタの♂が1匹残るだけに…。
クワガタってカブトムシより丈夫なんですかねぇ?
オスメスともに最後まで生き残っていて、ゲージを覗き込むと
結構おさかんに交尾してたんですよ
まだ最後の1匹が健在なので見てないんですが、ひょっとすると腐葉土とか流木を引っくり返してみたら、2匹の愛の真珠(卵)が出てくるかも知れません。
うーん

もし、それを見つけちゃったらそのまんま来年の夏まで飼育するべき?
っていうかノコギリクワガタって1年で成虫になるもんなのかなぁ?
…などということを考えながら、近所のホームセンターでお買い物をしていたら、ペット売り場でまだクワガタが売られていました。
と言っても、国産のものではなく外来種の大きなギラファノコギリクワガタとかダイオウヒラタ。
それを見て、うちのチビ達と同じくらいの子供を連れたお母さんたちが、こんな話をしていました。
「最近ムシキング流行ってるからさー。うちも去年こういうでっかいクワガタ買ったんよー。」
「あぁ、うちも~!うちはヘラクレスオオカブト買わされたわ」

「けど、子供らすぐに飽きちゃって、毎日餌やりするのも面倒臭いし、そのままだと可哀相だったから自然に帰しちゃったわー」
ちょっとまてぃ!
今なんとおっしゃいましたかっ!?
自然に帰したぁ??
外来種の大型クワガタを一体どこの自然に帰したって?
そんなことしたら、どうなるかわかってんの?
ここ数年のムシキングブームで、外国産の大型種の放虫が増えているんだそうです。
何気なく近所の雑木林に昆虫採集に出かけて行ったら、アトラスオオカブトを捕まえちゃった…とか。
「そんな大物を捕まえられたんだからラッキーじゃん」とか思うかも知れないけれど、それってかなりヤバイことでは?
日本に住んでいる在来種の国産のクワガタやカブトの餌を外国のクワガタ・カブトが大きい身体を武器に、餌場を占領してしまい、ヘタしたら在来種が絶滅してしまう可能性だってあります。
クワガタの場合は、外来種と交配して亜種が生まれる可能性もあるそうです。
それらの亜種もやはり在来種に比べれば大型なので、在来種の居場所を奪っていきます。
また、それらの昆虫を飼っていたマットを不用意に土にもどすことも危険なのだそうです。
卵や幼虫がいる可能性があるから…ということらしい。
無責任な行為は絶対やめてもらいたいですね。
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Posted at
2006/09/27 17:04:31