…彼のこと、もっとよく知りたい。
とか書いたら、ちょい意味深っぽい?
けど、変な意味じゃなく最近わたしには気になる人がいます。
それは
昭和天皇・ヒロヒト氏
先月中旬、
靖国神社のA級戦犯合祀に関し、
「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」などと語ったとするメモを、当時の富田朝彦宮内庁長官(故人)が残していたことが判明したというニュースが流れたのを覚えてる方も多いと思います。
わたし自身としては、別に右寄りだとか左寄りだとかいうようなこれといった思想がある訳じゃないし、昭和史自体既に過去の歴史として客観的に捉えているだけなので、
ヒロヒト氏という一個人がどういう人物だったのか?という事実の方に興味がある訳なんです。
海洋生物・植物学者であり、平和主義者であったと伝えられている彼。
けれど、国の最高権力者としての戦争責任は問われていません。
このあたりのことは、政治的・思想的な話になると思うので、わたしの意見は特に書きません。
けれど、実際問題として、国力の限界を無視し最終的に精神論のみでの戦いとなった戦争に、軍部がヒロヒトをプロパガンダとして利用していたのは事実です。
「現人神」と崇められ、
「天皇陛下の御為に!」と叫びつつ、前途ある若者がバタバタと死んでいく…そんな日々を一体当の本人はどんな気持ちで過ごしていたんでしょうか?
という訳で、今わたしが観たいなーと思ってるのが、タイムリーなこの映画。
日本では公開不可能と言われていた
「太陽(ソンチェ)」が明日から公開されるんです。
ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督作品。
終戦直前から、戦後マッカーサーGHQ総司令官との会談を経て、人間宣言に到るまでの天皇の姿を、フィクションとユーモアを交えながら丹念に描き出していく。イッセー尾形が天皇役に挑み、表情や仕草、立ち居振る舞いに到るまで、昭和天皇そっくりに扮して異彩を放っている。(MSNエンターテイメント)
イッセー尾形の演技と、映像美も必見とのことなので、是非観てみたいですね。
ロシア人の目から見た
天皇ヒロヒトとはどんな人物なのでしょうか?
とても気になります。
Posted at 2006/08/04 16:51:08 | |
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