2020年08月08日
GRヤリスにグラベル用オプションパーツがあることがわかった。こりゃあいいね、と思うと同時にアフターパーツメーカーは困っちゃうんだろうな…とも思ったり。車両価格がそもそも高いから、若者向けではないだろうな。車種はさておき、これからスポーツ走行を始めようかな、と考える危篤熱い人にどんなものがあるのか整理してみた。
普段は山坂道で楽しむにしても、そこでは先達に導いてもらえる環境は決して得られず技術上達のレートは牛歩だと思う。安全に対する取り組みにしても自己流で過去の教訓がない分、必要十分な状態にたどり着くことはまあ不可能だろう。そう考えると、どこかのジャンルに所属して技術を磨いていくのが安全に楽しめる肝だと思う。日本のモタスポ統括しているJAFがクラブ制度を取っているのはまさにこのポイントだろう。
僕が知ってる日本で参加体験できるスポーツ走行のカテゴリーを未経験の人へのおすすめ順に並べてみよう。この順番や記載内容は僕の主観で人によって見方が違うこともあるだろうし、飛び級したって全然OKだろう。途中で変えたってOKだし、楽しみ方感じ方は人それぞれだ。みんな違ってみんないい。でも、どのカテゴリーでも「コーナーリングをいかに早く」という目指すところは共通だと思う。エンジンパワーはコンペティションを考えるとほしくなるだけで、コンペティションしなければそんなに重要な要素ではないと思う。
1.ジムカーナ場やミニサーキットの走行会
ヘルメットとグローブを持っていれば、今すぐにでも楽しめる。車は街乗り相当のレベルが維持されているのがほとんど。ショップやクラブで運営しているのが主で、集まり毎の雰囲気がある。ジムカーナ場での練習会はコースアウトで車を壊す危険がほぼゼロ。ミニサーキットの走行会はコースアウトで車を壊す危険がコースによってはあり。混走だと接触の危険もあり。ホームコースを決めてそこに参加継続したらタイムアップの楽しみもある。練習会に参加するだけだと数年で次のステップに進みたくなり、ここからジムカーナやレースの競技に向かうようになるのではないだろうか。
2.サーキットの走行会
ブレーキと冷却系がちゃんとしてないと厳しい。逆に言うと、そこさえしっかりしておけばだいたい問題なし。鈴鹿でスピードリミッターが効くとちょっと悲しくなる。こちらもショップやクラブで運営しているのが主かな。接触やコースアウトの危険あり。サーキットはエントリー費が高いのがネガティブなポイント。
3.ジムカーナ
車の(特に外観)のコンディションはピカイチ。ノリは職人気質。はまると0.01秒を削り取るためになんでもする人になる。夏場の大会だと、スタート位置につけるまでエンジン切って手押ししたりする人たちだから。車を動かす技術を一番持ってるジャンルだと思う。はまれば一生楽しめるジャンル。
4.ドリフト
車を当てたり壊したりすることに対しておそろしく閾値が低いジャンル。ノリはやんちゃな感じ。ドリフトをきっちりするためには手を入れる箇所が多いからある程度投資が必要。投資が必要だからメンテに金が回らずボロ車が多い印象。でも、シリーズ戦の上位陣はきっちりしてるよな。
5.ダートラ
車を当てたり壊したりすることに対しておそろしく閾値が低いジャンル。高齢化が進んでいるからノリは品行方正。競技に参加しているから走行に関わるところには比較的投資している人が多い(外観はボロ)。飛び込み先としてはあまりお勧めできませんね。20代の若者なら「やってみなはれ」。はまれば一生楽しめるジャンル。僕は抜けれなくなった。NAロドスタ乗ってた時ジムカーナやサーキットやったけど、ダートラに匹敵する楽しさを感じたのは鈴鹿フルコースと岡山国際でジムカーナ場やミニサーキットでは物足りさなを感じてやっぱりダートラにもどってきてしまった。
6.ラリー
車を当てたり壊したりすることに対しておそろしく閾値が低いジャンル。高齢化が進んでいるからノリは品行方正。競技に参加しているから走行に関わるところには比較的投資している人が多い(外観はボロ)。飛び込み先としてはあまりお勧めできませんね。20代の若者なら「やってみなはれ」。はまれば一生楽しめるジャンル。ダートラとの違いは、ラリーのほうが金がかかる。車がよく壊れる。でもたくさんの距離を走れる、というところかな。
6.レース
自分で経験したことないほとんど知らないカテゴリーだったりするけど、サンデーレースでも結構お金がかかるので敷居がちょいと高いと思う。
Posted at 2020/08/08 17:04:14 | |
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