ANAは長距離国際線に新シートを2019年8月から採用。
まずは羽田-ロンドンの777-300ERを皮切りに順次拡大していくとのこと。
羽田-ロンドンといえば、僕がいつも乗ってるやつ。
これまでは、ビジネスもエコノミーも低精細モニタで映画見ると例えば夕焼けのグラデーションなんかかなりしょぼくて不満だった。(ファーストは乗ったことないから知らん)
北米の777は高精細モニタになっていて、ロンドン線どないやねん、って思ってたけどこれからは高精細モニタになってちょっと楽しみ。
しかもビジネスは個室になってる。すわチャレンジしないとわけにはいかん、ということで前回出張の往路にアップグレードしたけど、3日前に機材が従来シートのんに変更になったので、失意とともにアップグレードをキャンセル。復路でリベンジを果たすことができた!
ちなみにエコノミーでロンドン1往復すると、入ってくるマイルは約12000マイル。ヨーロッパのアップグレードは28000マイル必要。2往復+アルファが必要となる。はい、海外旅行1回だと思ったよりマイルたまらない。これがビジネスだと1往復約16000マイル入ってくるはずだからちょっとまし。マイレージステータスでプラチナだとボーナスマイルで2倍。ダイヤモンドだと2.3倍。これまで数年間、プラチナ(うち1年はダイヤモンド)だったから、えらい勢いでマイルたまってたけど、今年は平民になったから、これまでの感覚と違って「えっ?マイル残高が少ない…」って感じになる。
新シートの雰囲気はANAの動画を見るのが早い。
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では、新シートのインプレッション。各種のエボっぷりにひさびさに興奮してしまった。
まずは、In Flight Enterteinment。
OSが新しくなってた。手元コントローラはスマホみたいになって、操作性が向上。
特にエボっぷりが半端ないのがフライトマップと外部カメラ。
フライトマップはグーグルアース的になり、手元コントローラのタッチ画面で操作可能。30分は遊べる。
外部カメラは前方と下方カメラがあり、高精細になっているから見ごたえあり。
高度、方角、大気速度、マップを重ねて表示できるようになって離陸後及び着陸前は結構楽しめる。
そして、ビジネスは24インチ4Kモニタだから見ごたえ抜群。
窓のブラインドは手動から電動にアップグレード。薄めと完全遮光の2層構造。地味だけど確実によくなっている。
小物入れはタブレットやスマホの収納がしやすくなっている。下1/5の部分はフリップになっていて、5Vアダプターをコンセントに装着して出っ張っても問題ないようになっており、気が利いてる。
モニタ下右側の小物スペースは眼鏡置くのに最適。これまでは、レンズ汚れのリスクがない眼鏡置き場がなかったんだけど、これはリスクなし。
The Roomと主張するとおり、パーテションを立てたらプライベート感覚がうれしい。従来のビジネススタッカードより全然ストレスがない。
ベッドモードでは背中部分の段差が完全に払しょくされている。背もたれ部分の横に広いスペースと足元部分の斜めカットが横方向の余裕を生んで、横向き寝も至極快適。あおむけ寝でも斜めにポジションを取ることができて、上下方向の余裕もできる。身長180cmの人でも足を延ばして寝れるようになったんじゃないだろうか。特筆すべきは足元スペースの高さ方向の拡大。前はあおむけで膝を立てるとすねが上部にあたり、不意に膝を立てると弁慶泣き所ヒット!で慎重にならざるを得なかったところが、ストレスフリー。
ビジネスの窓窓席は後ろ向きに座ることになって新鮮な感覚。
エンジン吸気孔及び主翼前縁部をまじまじと見るのは初めて。
離陸時にエンジン吸気孔に雲発生。初めて見た。
クライム中。グレートブリテインの地上と月と(ちょうど十五夜の時期だった)。
房総半島側の東京湾の河口付近は泥色になっていた。台風15号の爪痕か。
北関東の山はゴルフ場ばっかり。写真に写る範囲でも2つのゴルフ場が。視界の範囲なら4つ見えてた。僕はゴルフやらんから「あほちゃう」って思う。
最後に着陸動画。グランドスポイラーとスラストリバーサーが展開!
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カメラ揺れ揺れだけど。
Posted at 2019/09/21 17:31:25 | |
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