
マツダ・ドライビング・アカデミーに参加してきました。
会場は三重県鈴鹿市
H社の巣窟である鈴鹿サーキット!
の隣の『鈴鹿サーキット交通教育センター』です。(今日はどこをみてもBe a driver.な会場でした。)
このイベントは競争率の高いイベントのようで、車検証と運転免許証を持って開催1ヶ月前の10時にスタンバイしていないと取れないようでした。(自分は絶対に参加したかったので、そんな事情も知らずに10時にスタンバイしていました。)
20名の枠に
ロードスター11台(内1台RF)
アクセラ1台
MAZDA2 1台
デミオ1台
MAZDA6 2台
CX-60 1台
CX-30 1台
欠席2名で18台での参加となりました。
アカデミーではこのタイムスケジュールに沿って行われます。
マツダからは小坂さん
レーシングドライバーの加藤彰彬さん
同じくレーシングドライバーで大学生の箕輪卓也さん
マツダドライビングアカデミー アンバサダー 内匠雄彦さん(タクミさん)
交通教育センターの指導員
の方々にレッスンいただきました。
まず受付を済ませた後、フロンドドアにゼッケンを貼り付けをします。
オリエンテーションを受けたあと、ウォームアップということで、30m走と反復横跳びです。手荷物置いて走るのかと本気で思いましたが、車でした。
・30m走

スタートから30m先のパイロンのある区間で完全停止するまでのタイムを競いました。パイロンは手前と奥の2つあり、奥を越えると失格です。

手前のパイロンに車体が重なると位置に応じて減点です。手前のパイロンに届かなかったら終わりません(笑)
5秒台が出せればイイですね!とのこと。
1本目 5.9秒 最大減速Gは0.83G
2本目 5.6秒 最大減速Gは0.95G
3本目 奥のパイロンオーバーのため失格💦 最大減速Gは1.00G
なんとか1Gを出せましたが失格となったのが悔やまれます。
・反復横跳び
1本の白線が車両の中央になるように停車し、アクセル・ブレーキは操作せず1速で進み、左に切って右前輪、右に切って左前輪が白線踏む回数を競いました。直線の長さはわかりませんが、右5回、左5回の10回踏めればイイですね!とのこと。

1本目 右4回、左4回の8回
2本目 右5回、左5回の10回❗️
3回目 右4回、左4回の8回
1本目はハンドル操作が遅くて、2回目はバッチリ行きました。3回目は手が滑って空走してしまったのと、完全に踏む前に切り戻してしまいカウントされませんでした。
30m走ではフルブレーキングが必要であり、途中、マツダの小坂さんからドライビングポジションの講座も行われました。
マツダ車には蹴っ飛ばしても壊れないブレーキが標準装備されているので、参加者の皆さんは安心して蹴っ飛ばしたと思います。また、蹴っ飛ばした力の反動がシートにかかるので、シートは起こし気味にする必要があることなどの説明がありました。よくある
マツダ車のシート調整方法 については、今回改めて説明はありませんでした。
(まあみんな知ってるよね?でも個別には指導されていたかもしれません。)
あと、起立した状態で気をつけから、休めの体制になった時の踵とつま先の位置関係が、自然なアクセルペダルの踏み方のポジションだそうです。
アクセルペダルに合わせて立てる必要はないとのことです。
ここで昼休みとなり、サーキット内にあるSUZUKA-ZEというレストランでみんなで昼食をとりました。

私の隣は大学生レーシングドライバーの箕輪さんでした。昼食後加藤ドライバー案内によるピットウォークをさせていただきました。ピットにかかれている停止線が10cm刻みでレッドラインを超えるとクビらしい💦
あとND顔のレース車両があるようで教えてもらいました。
午後からのメニューでは、i-DMの解説を受けた後で実際にi-DMの青ランプを狙って走行することになります。
・i-DM定常円走行

低μ路でのコーナリングとありましたが、実際にはアスファルト路面(降雨)によるグリップ状態でのコーナリングでした。30秒間ぐるぐるしました。
この体験はこれまでやったことがなくどんな感じかと挑みました。
自分は2速固定で回りました。ハンドル一定は簡単にできますが、その状態でのアクセル操作が結構難しく感じました。踏むと回転数が上がり、戻すとエンジンブレーキで失速するため、アクセルを一定で保つのが難しく感じました。
1本目 右回転 最大旋回G 0.39G 車速が足りず終始緑ランプとなってしまいました。
2本目 左回転 最大旋回G 0.45G 今度は青ランプが大半を占めました。
3本目 右回転 最大旋回G 0.40G 右回転でも青ランプ点灯できました。

定常円走行では速度管理(回転数管理)が難しくて、旋回G一定とは言えない波形でした。
4本目は隣のパイロンも使い8の字走行
ここではアクセル一定ではなく減速・旋回・加速のG一定を目指し、メリハリをつけてみました。最大旋回G 0.50G
・i-DMパイロンスラローム・ハンドリング

加速→減速→停止を2回、スラロームの切り返しを4回を1セットで、5セット行いました。
最初の加速→減速→停止位置には指導員の方が立っていて、車の挙動をみてアドバイスを受ける際にi-DMの色を申告するのですが、まさかの5セットともオール白で全滅しました(涙目)ワインディングのコーナー進入時でもそこそこ青ランプ付けられるのに、全滅したのは、貴重な体験となってしまいました。でも、スラロームでは逆に青ランプでクリアできました。

全て青ランプが点いたのでレーシングドライバーの箕輪さんにはお褒めの言葉もいただけましたが、i-DMs的にはもっと綺麗な旋回G一定の形(緑の山が台形)ができると良かったのかな?
ここでi-DM青ランプのための走行は終了し、最後のダイナミクスへ移ります。
ダイナミクスはi-DMsの方は
トロフィー争奪戦 で走ったコースのショート版と思っていただければいいかと思います。

コーススラロームということで、自動車学校にあるクランクやS字コーナーがいくつか組み合わされたもので、コース幅は狭いため、ライン取りをする余地はほとんどありませんでした。多分みんな1速で「ヒャッハー」と言っていたはずです。自分も1速でぶん回してi-DMスコア1.4を叩き出しました。
1周1分かからず、数秒おきにスタートするので6本も走りました。
この後レーシングドライバーの加藤さんが運転するロードスターに同乗で1周走りました。
お尻フリフリしながら、見事なライン取りで狭いコースを爆走していきます。大きなGがかかりますがスムーズな運転操作でした。
プロドライバーの2人に純正ノーマル仕様のロードスターの高いポテンシャルを見せつけられました!

ボンネット開けて放熱中🔥
最後まとめの時間は、疲れ切ったせいかよく覚えていませんが(爆)まとめの時間も最後まで楽しかったですよ!
本当に今日一日貴重な体験づくしでお腹いっぱいでした。
G-Bowlアプリ を持ってきていたので、記録を残すことができ、振り返ることもできて良かったです。
今回のイベントではリアハッチに
i-DMsステッカー と、i-DMsネックストラップを首からかけていたので、少しはアピールできたのかな。
でも今日の体験もそうですが、i-DMsの活動もやってみなければ伝わらないことがたくさんあるので、正しい運転操作のきっかけを掴んだ今、ドライビングアカデミーよりも敷居が低く、内容の濃いi-DMsのカリキュラムを体感してほしいと思うところですが、こればかりは言葉で表すのは大変ですね。
もし興味があれば覗いてみてください↓
インテリジェント・ドライブ・マイスターズ (i-DMs)
Be a driver.