いやー、また例によって仕事が忙しくて更新が遅れております。
7月と8月分が推敲途中で放置してあるんだが、それは気が向いたらアップします。
さて9月15日にまた長野県にダム遠征してきました。
長野県のダムカードは全部集めたんですが、長野県営のダム12か所で新たに配布開始されてしまいましたので、また行くことになりました。(^^;
今回はまず軽井沢に向かい、それから東御市、長野市、須坂市の4つのダムを制覇します。
最初に向かったのは軽井沢の隣、御代田町にある「
湯川ダム」。
ここは以前行ったことがありますが、その時はダムカード無かったんだよなあ。
湯川ダム到着。
長野県管理の洪水調節、河川維持用重力式コンクリートダム。
堤高50.0 m、堤頂長53.0 m。
ここは上流からも下流からも堤体が見えないという残念なダムです。
着いたら駐車スペースに赤い回転灯のついたトラックやら、警察車両と思しきものであふれている!?
ダム右岸側のインクライン前で警察関係者が10数人、集まって何か作業しています。
ちょうどダムの管理所から人が出てきたので話をしたところ・・・
どうもダム湖のすぐ上流にある軽井沢大橋から身投げした人がいたようです。
(うちに帰ってから調べたら自殺の名所だという)
それが
ドラえもんならぬ土左衛門(水死体)となってダムに流れ着いたということです!
(これもよくあることらしい)
ひええ~!くわばら、くわばら!
急ぎ足で湯川ダムを退散しました!
今回、新たに配布されるダムカードは、遠隔操作がメインで管理所が無人のダムばっかりで
ダムカードの配布場所がダムから離れたところにあります。
湯川ダムの配布場所は佐久市内の「
佐久建設事務所 佐久北部事務所」と御代田町の「
エコールみよた」の2か所です。
近いのはエコールみよたなので、そちらに向かいました。
しかしエコールみよたって何だ?
場所は御代田町役場の近く、町の中心部にありました。
ようやく「エコールみよだ」に到着。何か分かりづらい所です。
どうも図書館と公民館が合わさった複合施設のようですね。結構大きいです。
ダムカードはメインエントランスから入ってすぐ左側にある生涯学習受付奥にある管理事務所で配布していました。
まずは1枚目のカードゲットです。
この角度から是非ダムをみてみたいですね!(^^)
エコールみよたは建物は大きいけど、案内は画像のように小さいので見落とさないように注意が必要っす。
次は東御市にある「
金原ダム」に向かいました。
おそらく関東地方からの場合、金原ダムに行く前に配布場所である「道の駅・雷電くるみの里」の前を通ると思いますが、先に立ち寄ってから、またはダムに行かずダムカードだけ貰おうとしても貰えません。(理由は後述)
金原ダム到着。
長野県管理の洪水調節、河川維持、上水道用ロックフィルダム。
堤高36.5 m、堤頂長224.0 m。
リップラップは草ぼうぼうで何とかしてほしいですね!
ダム下に行く道は全て閉鎖されていました。ゲート前からちょっと堤体が見えます。
ダム湖はすげーこじんまりとして小さいです。
左側が非常用洪水吐、右側は取水設備だと思われます。
非常用洪水吐に張り付いて見えるのは、常用洪水吐設備らしい。
また取水設備の横にインクラインがありました。
天端は自動車通行不可。
洪水吐部。非常用洪水吐の隅に常用洪水吐があり、水が流れてました。
洪水吐導流部。
右岸側にダム管理所がありますが、無人です。
管理所入口に何やら案内が記述されてますが、どうやらダムカードが欲しい人は入口にぶら下がっているダムカード引換券を持って、配布場所の道の駅に行ってくれということです。
つまり、ズルしてダムに行かずダムカードだけ貰おうとしても貰えないので注意してください!(^^;
近くにもうひとつダムがあるようなので見てきました。
和池(かのういけ)。
和水利組合管理のかんがい用アースダム。
堤高16.6 m、堤頂長140.0 m。
天端は徒歩で通行可能なようだが、通行禁止の看板がありました。
非常用洪水吐。
洪水吐導流部。なんか木々に覆われて埋もれてないか?
ダム湖はシーズンオフのためか水が少ないです。映ってませんが右側上方に洪水吐があるので、いかに水量が少ないか分かると思います。
右岸側に取水設備が見えます。
さて、来た道を戻り道の駅・雷電くるみの里に向かいます。
直売所のレジで例のダムカード引換券を渡し、無事ダムカードをゲットです。
ここから一気に長野市を目指し、向かった先は「
浅川ダム」です。
ここは田中康夫氏が長野県知事時代に「脱ダム宣言」にて建設中止に追い込まれたダムです。
その後、村井知事時代になって2007年に治水専用ダムとして建設が開始されました。
来年完成予定で今年の10月から試験湛水(ダム湖に水を入れて問題ないか試験する)が始まるので、今のうちに見ておきたかったんですよ!
2017年完成予定ということで、堤体はほぼ完成してるようですね。
下流側からも見たいけど、下流への道は工事車両以外立入禁止で行けませんでした。
まあ真光寺ループ橋から一瞬だけ見えるは見えるんだけどね・・・
浅川ダムは通常時は水を貯めない治水専用の「流水型ダム」(いわゆる穴あきダム)です。
水はこの洪水吐部分より下流に流れていく構造になってます。
10月1日からの試験湛水に備えてか、工事が急ピッチで進んでいる模様です。
なお試験の際には洪水吐にフタ(?)をして水を貯めるそうです。
この辺まで水が貯まります。(サーチャージ水位)
サーチャージ水位には11月上旬頃に達する見込みらしいんで、その時にまた来る予定です。
さて、浅川ダムのダムカードは長野合同庁舎南庁舎内の「
浅川改良事務所」で配布中とのこと。
これがまた分かりにくい場所で、行きつくのに難儀しました。
簡単に説明すると県庁通りを進み、県庁東の信号で曲がった場所にあります。
(T字路なんで表通りからは1方向にしか曲がれないです)
曲がってすぐに右側に駐車場があるので、そこに駐車。
係員が駐車票をくれるので受け取り、南庁舎に向かいます。
入口は表通りじゃなくて裏通りにあります。(これが分かりづらい理由)
浅川改良事務所は7階なんでエレベーターで上がり、入口でダムカードくださいと言えば貰えます。
その際、駐車票に印鑑を貰うのを忘れずに!
この時点で14時をまわってました。
やはりダムとダムカード配布場所が離れてると必要以上に時間掛かります。
今日はあと一か所で終わりだなーと思い、長野市の隣の須坂市にある「
豊丘ダム」向かいました。
市街地を抜け、山道に入るとやたら「熊 出没注意」の真新しい看板が目につきます。
熊、出るのかな?
豊丘ダムに到着。
長野県管理の洪水調節、不特定利水、上水道、管理用発電用重力式コンクリートダム。
堤高81.0 m、堤頂長238.0 m。
下流方向の眺め。ダム直下、右岸側にある建物は管理用発電所みたいです。
常用洪水吐にローラーゲート1基装備、その右側に選択式取水設備があります。
非常用洪水吐は自由越流式4門装備。
右端の蔵造り様な建物はインクラインとボート置き場になってる模様。
そういえばダム管理所も蔵造風でしたね。
ダム湖の名前は昇竜湖。湖水は異様に青かった。
天端は自動車通行可能でした。
ダム下は親水公園になってましたが、ここはダートコースであまりお勧めできない。
大きな凸凹はないが、でかい水たまりとか結構あります。
とりあえず下流側からダムを撮影。もうちょっとダム近くまで進めるようだが、熊と遭遇するのもイヤなんで撤退です。(^^;
熊も気になるんだが、親水公園までの道中にあった廃工場(?)も気になる。
これ、何でしょうか?ダム建設時のプラントかとも思ったが、何か違う気もする。
豊丘ダムのダムカードは①蔵のまち観光交流センター、②須坂市観光協会、③須坂建設事務所の3か所で配布中なんだが、一番分かりやすそうな長野電鉄長野線・須坂駅前の「
須坂市観光協会」に行って貰ってきました。
駅前にあるシルキービルの2階に観光協会がありました。窓口でダムカードくださいと言えば貰えます。
車は駅前の送迎用駐車場に置かせてもらいました。まあ5分位なら大丈夫でしょう。
ここから国道406号線を菅平方面に向かい、菅平から上田市に入り、上信越自動車道で帰ることにしました。
通り道に「菅平ダム」があるので立ち寄りました。
ここのダムカードは持ってるけど、バージョン上がってないかな思いまして・・・
しかしVer.1.0のままで変化ありませんでした。
ダム湖の水が少ないです。
本日の戦果。
ダムカードの配布場所が離れてると、思いのほか時間が掛かるので、余裕を持って計画立てた方が無難ですね!