またまた所用でブログアップが遅れております。
１０月２９日にN-ONE東日本の「新潟 秋のラーメンオフ ２０１５」が開催されるということで、参加してきました。
まあ新潟まで行くのなら、朝のうちに十日町市近辺にあるアースダム群（赤丸）とJR東日本所有のダム群（青丸）も見学、そこから燕市にある大河津分水まで行き、見学後に長岡市のオフ会会場に移動。
オフ会後、同じ長岡市内の妙見堰を見学、その後小千谷市のJR東日本の山本調整池と小千谷発電所に移動、その後阿賀野市の宿泊所に移動し、翌日は新潟及び山形のダム見学って日程で予定を立ててみました。
最近高速道路での移動が多いせいかETC使いっぱなしで、カードの請求書がちょっと怖い。
というわけで今回は下道でいくことにしました。
当日夜の１時に出発。走り出してしばらくしたら雨降ってきちゃいました。orz
１日雨じゃないだろうなと心配になってしまいました。
国道17号線を群馬方面に進んで行き、みなかみで相又ダムのある赤谷湖方面に進み三国街道に入ります。
三国トンネルを抜けた頃には雨は止んできてたのでとりあえず一安心。
そのまま二居ダムのそばを通り抜け越後湯沢から石打の方に進んで行きました。
石打辺りで国道363号線を十日町市方面に進み、信濃川にぶち当たった辺りに最初の目的地「宮中取水ダム」があります。
宮中取水（みやなかしゅすい）ダム。
JR東日本所有の発電用重力式コンクリートダムで、ここで取水された水はこの先にある浅河原調整池に送られ、そこからさらに信濃川発電所の各所に送られます。
手前にある湾曲した施設は魚道です。
宮中ダムに着いたのが５時半過ぎ、まだ夜が明けておらず暗かったので明るくなるまで３０分ほど休憩。
その後、県道49号線を小千谷市方面に進んで行き、沿線にあるかんがい用ダム群を見て廻りました。
小坂堤（こさかつつみ）。
新潟県・南鐙坂地区管理のかんがい用アースダム。
ここに至る道が、殆ど軽トラ専用道路で非常に狭く悪いです。(^^;
間違っても普通車とか車高の低い軽とかで突入しないほうが無難です。Uターンできる場所がほぼ無いので難儀な目に遭うでしょう・・・
自分はオフ会用に洗車したばっかりだったのですが、足回りがドロドロになってしまいました。(^^;
浅河原（あさがわら）調整池。
JR東日本所有の発電用アースダム。
先ほど見た宮中取水ダムで取水された水がここに貯水され、千手水力発電所にて発電に利用されているようです。
長福寺（ちょうふくじ）ダム。
新潟県・川西土地改良区管理のかんがい用アースダム。
この辺りにいくつかある川西土地改良区のダムの１つです。
シーズンオフ（？）なのかダム湖の水は完全に抜かれてました。
坪山（つぼやま）ダム。
新潟県・川西土地改良区管理のかんがい用アースダム。
ここも水が抜かれてました。
ハイドラ上でなぜかここにチェックポイントが２つ設定されていて、１つは坪山ダム、もうひとつはお隣の松葉沢ダムが登録されてました。
これ間違ってるので修正して欲しいですね！
そしてこれが松葉沢（まつばさわ）ダム。
新潟県・川西土地改良区管理のかんがい用アースダム。
ここも水がありませんでした。
川西（かわにし）ダム。
新潟県・川西土地改良区管理のかんがい用アースダム。
川西土地改良区所有のダムで一番大きな施設で、この辺りの親分格のダムになります。
ここも水が抜かれてありませんでした。
しかし川西土地改良区のダムって堤体にダム名がでっかく書いてある所が多くて分かりやすいっす！(^^)
川西ダムの見学を終えた時点で７時半過ぎ。
予定だと栗山土地改良区の北の沢溜池を見てから大河津分水に移動だが、農道トラップにはまったり道に迷ったりで時間を食ってしまった。
時間的な余裕がなくなってしまい高速道路を使い大急ぎで 大河津分水へ移動しました。
大河津（おおこうつ）分水。
新潟県燕市にある信濃川を分流し日本海に注ぐ分水路です。
ここに大河津可動堰、大河津洗堰があります。
今回時間の関係で洗堰しか見ることが出来ませんでしたので、次来た時は可動堰まで見学したいですね。
旧洗堰と現在の洗堰を見学後、大河津記念館でダムカードならぬ堰カード７枚もゲット！
時間は９時過ぎ、大急ぎで長岡市に移動です。
またまた高速道路で長岡市に戻り、オフ会の集合場所である長岡市 古正寺のイエローハットに！
１０時ちょっと前に集合場所に到着！
右から王虎号、初めましてのいづぴょんさん、momonga5hikiさん、黄色N-ONEになってからお初のJ-N老少年さん、一段と低くなってるマスターｐさん、そしてbox-goroさんの以上６名でのオフ会となりました。
しばらく駄弁りながらお昼前にラーメン屋「男前★飛雄馬」に移動。
自分はちょっと腹が減ってたので男前・タンタンの大盛を注文。
しかし大杉じゃなくて多すぎました。(^^;
いやあ大盛で特盛くらいある～！いくら食べても減らないよ！特盛にしなくて良かった！(^^)
何とか完食した後、再びイエローハットに戻りましたが、いづぴょんさんが予定があるということで帰られ、残りのメンバーでイオンのフードコートに移動。
ここでまたしばらく駄弁ってましたが、１４時になり自分もそろそろダム巡りに行かないといけない時間になり離脱しました。
その後、長岡市内の妙見堰（みょうけんせき）に向かいました。
妙見堰。
国土交通省直轄の信濃川中流部に設けられた堰です。
見学後、妙見記念館で堰カードを貰い次は小千谷市の山本調整池（やまもとちょうせいち）へ向かいます。
山本調整池。
JR東東京管理の発電用アースダムです。この隣に山本第二調整池というロックフィルダムもあります。
ここは朝方に見学した浅河原調整池から千手発電所に送られて発電に利用された水が水路によってここまで送られ、貯めた水を小千谷発電所にて再度発電に使われ、作られた電気は首都圏のJR車両の運転に利用されています。
整理すると①山中取水ダムより信濃川の水を取水、②取水した水は浅河原調整池及び山本第二調整池に貯められる、③浅河原調整池の水を使って千手発電所で発電、④千手発電所で利用した水が山本調整池に送られる、⑤山本調整池から小千谷発電所に送水、⑥本第二調整池から新小千谷発電所に送水、発電された電気は首都圏に送られる、⑦送電された電気にてJRの列車が運転されるってとこでしょうかね？
非公認ですが、ここでもダムカード（山中取水ダム、浅河原調整池、山本調整池、山本第二調整池の４枚）を配布しています。
その際にJRの職員から聞いた話なんですが、先日東京であったJR東日本連続放火事件の影響で警察が
特別警戒してるので見学の際は注意して欲しいとのこと。
施設内に立ち入った数名がすでに拘束されたという話をされていました。
その話を聞きビビッてしまい遠巻きからしか見学できませんでしたよ！(TT)
まあJR東日本全体で使う電力の約２５％がこの界隈で発電されてる訳なんで、ここがテロ被害に遭うと首都圏は大混乱になるわけで、ナーバスになるのは判るんだけどね・・・
さて時間は１５時半過ぎ、そろそろ今日の宿泊地の阿賀野市まで移動しなきゃならない時間なのだが、高速道路使って阿賀野まで行けばまだ寄り道できるなあと思い、朝方に行きそこなった北の沢溜池に向かいました。
北の沢（きたのさわ）溜池。
新潟県・栗山土地改良区管理のかんがい用アースダム。
ここも近隣の川西土地改良区のダム群と同様に水は抜かれてました。
ここまで来るともう少し欲が出てきまして、さらに十日町市と柏崎市の境にある鯖石川ダムまで行ってしまいました！(^^;
鯖石川（さばいしかわ）ダム。
新潟県管理の洪水調整用重力式コンクリートダムです。
このダム、堤高37mと非常に小ぶりな造りですが、真っ赤で立派なラジアルゲートを持っています。
何とか１７時前に到着したのでダムカードを貰うことが出来ました！
ここまで来たらお隣の栃ヶ原ダムまで行っちゃおうと県道１２号線側からダムに至る道に突入。
が、うちの楽ナビでは途中から道が表示されなくなっちゃいました！
最初は農道のような狭い道で途中から道幅１．５車線程の舗装道路になるんですが、あんまり使われてないのか道の両側から草木がせり出してるし、落ち葉も多い。
日も暮れかけてきてるし、こんな所で夜になるのは御免だとかなり焦りました。
ホントにこの道でダム行けんの？と不安に駆られながら約２キロ弱を進んでいったらダムの堤体が突然現れました！
いやあダムが見えたときはマジほっとしましたよ！(^^;
というわけで「栃ヶ原（とちがはら）ダム」。
農林省・北陸農政局管理のかんがい用重力式コンクリートダムです。
最近デジカメを新調しました。（オリンパス STYLUS SH-2）
かなり頑張って補正してくれるいいカメラなんで、実際は日が完全に暮れててもっと暗かったですよ！
帰りは同じ道は通りたくなかったので県道２１９号線側に迂回。こっちの道は12号線側と違って至って普通の道で、栃ヶ原ダムへ行くならこちらがお勧めです。
その後、柏崎ICから高速に乗り阿賀野市へ向かい、宿に着いたのが２０時前。
疲れたんで風呂入ってすぐ寝てしまいました！（続く）
ハイドラ・新潟県と山形県のダム巡り 
いよいよ10月31日に圏央道の桶川北本IC～白岡菖蒲IC間が開通し、東名から東北道までが繋がるようになります。
