マツダ3の脚廻り(フロントストラット)

マツダ3のフロントストラットの取り付け部分


BMアクセラのフロントストラットの取り付け部分



BMアクセラのストラットの取り付けは、ストラットブラケットにナックルを挟んでボルト2本で止めています。
この方法は、キャンバー調整ができるのが利点ですが、ストラットブラケットでナックルを挟んで締結しています。なので、面で締結されています。
ブラケットのある前後方向の剛性は、高い。左右方向は、オープン構造のなっているので、前後方向に比べ低い。

対してマツダ3は、欧州車に多い、ナックルにダンパーケースを差し込むタイプになっています。
このタイプは、キャンバー調整は、できませんが。(シビックも同じタイプですが、純正でも調整できるようなっています)

前後左右方向どの方向も剛性も同じ。
ナックルの作りも、アクセラのものより剛性を重視しているものになっているのかな。

こうして考えると、ステアリングへの反応やダンパーへの入力を伝えてやすい構造へ変化し進化したんだなと思いました。

リアもトー変化もしないトーションビームを採用したのも納得いきます。